乃木坂46が参加する、注目の番組とイベント
(テレビ・ラジオ・イベント・リリース)
08月03日(木) [TV_地デ] 24:25~24:35 フジテレビ『ウェルカム!夢大陸ミニ図鑑』に、秋元真夏、井上小百合、大園桃子、久保史緒里、新内眞衣、松村沙友理、山下美月、与田祐希
08月04日(金) [TV_地デ] 20:00〜20:54 テレビ朝日系『ミュージックステーション』に、乃木坂が出演し「逃げ水」を披露
08月04日(金) [TV_地デ] 24:25~24:35 フジテレビ『ウェルカム!夢大陸ミニ図鑑』に、秋元真夏、井上小百合、大園桃子、久保史緒里、新内眞衣、高山一実、松村沙友理、山下美月、与田祐希
08月05日(土) 10:55~11:15 フジテレビ『チャンネルΣ・ウェルカム!夢大陸大図鑑』に、大園桃子、久保史緒里、山下美月、与田祐希
08月05日(土) [TV_BS] 18:30~ ディズニーチャンネル 「『ディズニートラベラー』ディズニー・クルーズライン編」。伊藤かりんがMC
08月06日(日) [TV_地デ] 14:00~14:55 TSSテレビ新広島『わしらの声は、届くかのぉ~被爆者75歳 NYへ行く~』に、中元日芽香が出演
(演劇)
生駒里奈の主演舞台『モマの火星探検記』
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08/09(水)〜08/13(日) 東京公演 in 天王洲 銀河劇場
08/19(土)〜08/20(日) 大阪公演 in サンケイホールブリーゼ
[出演メンバー] 生駒里奈
[公式サイト] 舞台『モマの火星探検記』
「ブックマーク」内にある「定期日程」と「重要日程」のリンクは、乃木坂のスケジュールをまとめたものです。「ブックマーク」は、PCでは左サイドバー、モバイルでは記事の最後に置かれています。
乃木坂の18枚目シングル「逃げ水」は、iTunes Store における配信が8月2日(水)午前0時ころから始まりました。
CD発売が8月9日(水)なので、15枚目「裸足でSummer」から4シングル連続での、1週間早い「先行配信」です。
先行配信にすると、ダウンロード開始とCDリリースという、二つの盛り上げポイントが出来て、ランクイン日数を多く稼げる可能性があるので、採用されているのかもしれません。
一方、MVに関しては、8月1日(火)正午に2期生曲「ライブ神」と3期生曲「未来の答え」、翌2日(水)正午にアンダー曲「アンダー」のフルバージョンがYouTubeで公開され、収録された5作品が出揃いました。
乃木坂公式サイトの記事によると、撮影はすべて舞台『あさひなぐ』の千秋楽後に行われたようで、かなりのハードスケジュールだったと思います。
とくに、会津若松の「日新館」が舞台の表題曲「逃げ水」MVは、神宮ライブが終わってからのロケ撮影で、公開まで2週間しかない、常軌を逸してタイトな日程になっている。
しかし、CD発売に対するMV公開のタイミングは、以下のように、過去のシングルとほとんど同じでした。
舞台『あさひなぐ』を始め、メンバーの外仕事が多数交錯する18枚目は、どうやって制作するんだろうと気になっていたんですが、CDリリースは8月にずれ込んだものの、何とか切り抜けたといった印象を受けます。
(表1) 乃木坂46シングル収録MVのYouTube公開タイミング
凡例
===== シングル番号「タイトル」=====
CD発売日の午前零時を原点として、その何日前にMVが公開されたかを示す数字 [公開期間の長さ : 公開開始日時〜公開終了日時] 曲名
# MVはすべてフルバージョン
# 現在も公開が続いている場合は、「公開期間の長さ」として2017/08/02(水)16:30までの期間を載せている
===== 18枚目「逃げ水」=====
18.5日前 [12.2日間 : 07/21(金)12:00〜公開中] 逃げ水 (表題曲)
13.5日前 [07.2日間 : 07/26(水)12:00〜公開中] 女は一人じゃ眠れない (共通曲)
07.5日前 [01.2日間 : 08/01(火)12:00〜公開中] ライブ神 (2期生曲)
07.5日前 [01.2日間 : 08/01(火)12:00〜公開中] 未来の答え (3期生曲)
06.5日前 [00.2日間 : 08/02(水)12:00〜公開中] アンダー (アンダー曲)
# 日付はすべて2017年
===== 17枚目「インフルエンサー」=====
19.5日前 [153.2日間 : 03/02(木)12:00〜公開中] インフルエンサー
13.5日前 [14.0日間 : 03/08(水)12:00〜03/22(水)12:00] Another Ghost
13.5日前 [14.0日間 : 03/08(水)12:00〜03/22(水)12:00] 意外BREAK
06.5日前 [07.0日間 : 03/15(水)12:00〜03/22(水)12:00] 三番目の風
06.5日前 [07.0日間 : 03/15(水)12:00〜03/22(水)12:00] 風船は生きている
# 日付はすべて2017年
===== 16枚目「サヨナラの意味」=====
18.5日前 [285.2日間 : 10/21(金)12:00〜公開中] サヨナラの意味
13.5日前 [14.0日間 : 10/26(水)12:00〜11/09(水)12:00] あの教室
07.0日前 [07.5日間 : 11/02(水)00:00〜11/09(水)12:00] 2度目のキスから
05.5日前 [06.0日間 : 11/03(木)12:00〜11/09(水)12:00] 君に贈る花がない
05.5日前 [06.0日間 : 11/03(木)12:00〜11/09(水)12:00] ブランコ
# 日付はすべて2016年
===== 15枚目「裸足でSummer」 =====
18.5日前 [390.2日間 : 07/08(金)12:00〜公開中] 裸足でSummer
12.5日前 [13.0日間 : 07/14(木)12:00〜07/27(水)12:00] オフショアガール
12.5日前 [13.0日間 : 07/14(木)12:00〜07/27(水)12:00] 命の真実 ミュージカル「林檎売りとカメムシ」
05.5日前 [06.0日間 : 07/21(木)12:00〜07/27(水)12:00] シークレットグラフィティー
05.5日前 [06.0日間 : 07/21(木)12:00〜07/27(水)12:00] 白米様
# 日付はすべて2016年
YouTubeに公開されたMVの再生回数は、新しいシングルの収録曲について、もっとも早く出てくる人気指標で、その後の配信成績などを占う、一つの目安になります。
とくに、表題曲MVの再生数は、Billboard JAPAN Hot100 や TBS『COUNTDOWN TV』オリジナルランキングなどの総合順位に、少なからぬ影響がある。
「逃げ水」MVは、8月2日(水)正午に、公開から12日が経過していますが、この間の再生数推移を考えるため、公開初日から7日目までの1週目と、8日目から12日目までの2週目に分けて、数字を追っていきましょう。
(表2) 公開1週目における18枚目表題曲「逃げ水」のMV再生回数増加速度、及び17、16、15枚目表題曲との比較
凡例
「曲名」MV形態 グループ名_収録シングルと曲の種別
対象週の再生回数増加速度 (週終わりの累計回数 / +対象週に積み上げた回数)@ 対象週の週番号 : 期間
========== 対象週の日単位変化 =========
対象日の再生回数増加速度 (日終わりの累計回数) @ 対象日の日番号 : 期間
#「回数」は「万回」単位
#「対象週の週番号」は、公開開始から翌週同曜日同時刻までの7日間を「1w」、翌々週同曜日同時刻までの7日間を「2w」と順に数えたもの
#「対象週の日番号」は、公開開始から翌日同時刻までの24時間を「1d」、翌々日同時刻までの24時間を「2d」と順に数えたもの
#「2017/07/21(金)28(金)12:00」は2017年7月21日(金)12:00から2017年7月28日(金)12:00までの「期間」
「逃げ水」full ver. MV
乃木坂46_18枚目シングル表題曲
25.1万回/日 (175.9/+175.9) @ 01w : 2017/07/21(金)28(金)12:00
========== 01wの日単位変化 ==========
78.9万回/日 (078.9) @ 01d : 07/21(金)22(土)12:00
30.9万回/日 (109.8) @ 02d : 07/22(土)23(日)12:00
18.8万回/日 (128.5) @ 03d : 07/23(日)24(月)12:00
12.9万回/日 (141.5) @ 04d : 07/24(月)25(火)12:00
11.7万回/日 (153.2) @ 05d : 07/25(火)26(水)12:00
12.3万回/日 (165.5) @ 06d : 07/26(水)27(木)12:00
10.4万回/日 (175.9) @ 07d : 07/27(木)28(金)12:00
「インフルエンサー」full ver. MV
乃木坂46_17枚目シングル表題曲
39.9万回/日 (279.4/+279.4) @ 01w : 2017/03/02(木)09(木)12:00
========== 01wの日単位変化 ==========
94.0万回/日 (094.0) @ 01d : 03/02(木)03(金)12:00
51.0万回/日 (145.0) @ 02d : 03/03(金)04(土)12:00
31.6万回/日 (176.6) @ 03d : 03/04(土)05(日)12:00
28.4万回/日 (205.0) @ 04d : 03/05(日)06(月)12:00
25.2万回/日 (230.2) @ 05d : 03/06(月)07(火)12:00
23.7万回/日 (253.9) @ 06d : 03/07(火)08(水)12:00
25.5万回/日 (279.4) @ 07d : 03/08(水)09(木)12:00
「サヨナラの意味」full ver. MV
乃木坂46_16枚目シングル表題曲
27.5万回/日 (192.8/+192.8) @ 01w : 2016/10/21(金)28(金)12:00
========== 01wの日単位変化 ==========
54.9万回/日 (054.9) @ 01d : 10/21(金)22(土)12:00
41.4万回/日 (096.3) @ 02d : 10/22(土)23(日)12:00
29.2万回/日 (125.4) @ 03d : 10/23(日)24(月)12:00
20.8万回/日 (146.3) @ 04d : 10/24(月)25(火)12:00
19.7万回/日 (166.0) @ 05d : 10/25(火)26(水)12:00
15.6万回/日 (181.7) @ 06d : 10/26(水)27(木)12:00
11.1万回/日 (192.8) @ 07d : 10/27(木)28(金)12:00
「裸足でSummer」full ver. MV
乃木坂46_15枚目シングル表題曲
17.3万回/日 (121.4/+121.4) @ 01w : 2016/07/08(金)15(金)12:00
========== 01wの日単位変化 ==========
23.9万回/日 (023.9) @ 01d : 07/08(金)09(土)12:00
27.7万回/日 (051.6) @ 02d : 07/09(土)10(日)12:00
17.9万回/日 (069.5) @ 03d : 07/10(日)11(月)12:00
12.2万回/日 (081.7) @ 04d : 07/11(月)12(火)12:00
14.3万回/日 (096.1) @ 05d : 07/12(火)13(水)12:00
12.3万回/日 (108.4) @ 06d : 07/13(水)14(木)12:00
13.0万回/日 (121.4) @ 07d : 07/14(木)15(金)12:00
前々回の記事で指摘したように、「逃げ水」MVの再生数は、公開初日終わりの累計が78.9万回と、前作「インフルエンサー」の94.0万回より少ないものの、前々作「サヨナラの意味」の54.9万回よりは多く、知名度の低い3期のWセンターという点を考慮すれば、まずまずのスタートだった。
しかし、2日目の積み上げは30.9万回で、17枚目の51.0万回、16枚目の41.4万回を下回り、15枚目「裸足でSummer」の27.7万回近くまでダウン。
18枚目表題曲MVの再生数積み上げは、3日目以降も上昇気配が薄く、5、6、7日目は、15枚目の水準をやや割り込みます。
公開2週目に入ると、「逃げ水」MV再生数の増加速度は、過去3作と比べ、さらに低い水準に下がっていく。
(表3) 公開2週目における18枚目表題曲「逃げ水」のMV再生回数増加速度、及び17、16、15枚目表題曲との比較
# 表記法は(表2)と同じ
「逃げ水」full ver. MV
00.0万回/日 (000.0/+000.0) @ 02w : 2017/07/28(金)04(金)12:00
========== 02wの日単位変化 ==========
08.4万回/日 (184.3) @ 08d : 07/28(金)29(土)12:00
07.1万回/日 (191.4) @ 09d : 07/29(土)30(日)12:00
08.0万回/日 (199.4) @ 10d : 07/30(日)31(月)12:00
08.2万回/日 (207.6) @ 11d : 07/31(月)01(火)12:00
09.6万回/日 (217.2) @ 12d : 08/01(火)02(水)12:00
「インフルエンサー」full ver. MV
17.0万回/日 (398.2/+118.9) @ 02w : 2017/03/09(木)16(木)12:00
========== 02wの日単位変化 ==========
20.8万回/日 (300.2) @ 08d : 03/09(木)10(金)12:00
17.0万回/日 (317.2) @ 09d : 03/10(金)11(土)12:00
18.2万回/日 (335.3) @ 10d : 03/11(土)12(日)12:00
13.6万回/日 (348.9) @ 11d : 03/12(日)13(月)12:00
19.9万回/日 (368.8) @ 12d : 03/13(月)14(火)12:00
13.3万回/日 (382.2) @ 13d : 03/14(火)15(水)12:00
16.1万回/日 (398.2) @ 14d : 03/15(水)16(木)12:00
「サヨナラの意味」full ver. MV
12.6万回/日 (280.9/+088.1) @ 02w : 2016/10/28(金)04(金)12:00
========== 02wの日単位変化 ==========
17.1万回/日 (209.9) @ 08d : 10/28(金)29(土)12:00
15.5万回/日 (225.4) @ 09d : 10/29(土)30(日)12:00
11.5万回/日 (236.9) @ 10d : 10/30(日)31(月)12:00
10.2万回/日 (247.1) @ 11d : 10/31(月)01(火)12:00
10.4万回/日 (257.4) @ 12d : 11/01(火)02(水)12:00
09.9万回/日 (267.3) @ 13d : 11/02(水)03(木)12:00
13.6万回/日 (280.9) @ 14d : 11/03(木)04(金)12:00
「裸足でSummer」full ver. MV
12.8万回/日 (211.0/+089.6) @ 02w : 2016/07/15(金)22(金)12:00
========== 02wの日単位変化 ==========
10.9万回/日 (132.3) @ 08d : 07/15(金)16(土)12:00
13.4万回/日 (145.7) @ 09d : 07/16(土)17(日)12:00
11.0万回/日 (156.7) @ 10d : 07/17(日)18(月)12:00
12.8万回/日 (169.5) @ 11d : 07/18(月)19(火)12:00
13.8万回/日 (183.3) @ 12d : 07/19(火)20(水)12:00
14.4万回/日 (197.7) @ 13d : 07/20(水)21(木)12:00
13.3万回/日 (211.0) @ 14d : 07/21(木)22(金)12:00
15、16、17枚目表題曲のMV再生数は、公開2週目において、日単位積み上げで10万回を割ることが、ほとんどなかったのですが、「逃げ水」MVは、8日目から12日目まで、そのラインに一度も届いていない。
「逃げ水」MVの公開1週目は、初日の再生数が効いて、週単位での平均増加速度が25.1万回/日となり、39.9万回/日の「インフルエンサー」、27.5万回/日の「サヨナラの意味」より低いものの、17.3万回/日の「裸足でSummer」を越える数字でした。
しかし、公開2週目の平均増加速度は、このままであれば、10万回/日より低くなるのは確実で、直近3シングルの表題曲MVを下回ることになります。
一つ期待できるのは、8月2日(水)に開催されるフジテレビ『FNSうたの夏まつりアニバーサリーSP』と、4日(金)生放送のテレビ朝日『MUSIC STATION』です。
この二つの音楽番組で「逃げ水」を披露する、あるいは、そうでなくとも乃木坂が存在感を発揮すれば、最新シングルの表題曲MVですから、再生数増加速度が大きく跳ねて、状況が変わるかもしれない。
出演するメンバーには、渾身のパフォーマンスで、視聴者に歌を届けて欲しいです。
「逃げ水」MVの再生数は、初日の勢いを維持できず、数日で失速する「重たい」推移を辿っていますが、最初に公開されたカップリング曲MV、「女は一人じゃ眠れない」のフルバージョンも、似たような展開を見せている。
(表4) 公開1週目における18枚目C/W曲「女は一人じゃ眠れない」のMV再生回数増加速度、及び17、16、15枚目C/W曲との比較
# 各シングルでもっとも早く公開されたカップリング曲のフルバージョンMVを一つ取り上げている
# 同じシングルで二つある場合は、再生数をより勢いよく伸ばした方を示している
# 表記法は(表2)と同じ
「女は一人じゃ眠れない」full ver. MV
乃木坂46_18枚目シングル「逃げ水」C/W曲
09.2万回/日 (64.4/+64.4) @ 01w : 2017/07/26(水)02(水)12:00
========== 01wの日単位変化 ==========
38.5万回/日 (38.5) @ 01d : 07/26(水)27(木)12:00
08.0万回/日 (46.5) @ 02d : 07/27(木)28(金)12:00
05.1万回/日 (51.6) @ 03d : 07/28(金)29(土)12:00
03.2万回/日 (54.8) @ 04d : 07/29(土)30(日)12:00
03.1万回/日 (57.9) @ 05d : 07/30(日)31(月)12:00
03.1万回/日 (61.0) @ 06d : 07/31(月)01(火)12:00
03.4万回/日 (64.4) @ 07d : 08/01(火)02(水)12:00
[参考]
41.6万回/日 (41.6) @ 01d : 08/01(火)02(水)12:00 未来の答え
35.6万回/日 (35.6) @ 01d : 08/01(火)02(水)12:00 ライブ神
「意外BREAK」full ver. MV
乃木坂46_17枚目シングル「インフルエンサー」C/W曲
12.1万回/日 (84.6/+84.6) @ 01w : 2017/03/08(水)15(水)12:00
========== 01wの日単位変化 ==========
37.2万回/日 (37.2) @ 01d : 03/08(水)09(木)12:00
13.5万回/日 (50.7) @ 02d : 03/09(木)10(金)12:00
07.8万回/日 (58.5) @ 03d : 03/10(金)11(土)12:00
07.7万回/日 (66.2) @ 04d : 03/11(土)12(日)12:00
05.1万回/日 (71.2) @ 05d : 03/12(日)13(月)12:00
08.4万回/日 (79.6) @ 06d : 03/13(月)14(火)12:00
05.0万回/日 (84.6) @ 07d : 03/14(火)15(水)12:00
「あの教室」full ver. MV
乃木坂46_16枚目シングル「サヨナラの意味」C/W曲
07.7万回/日 (53.9/+53.9) @ 01w : 2016/10/26(水)02(水)12:00
========== 01wの日単位変化 ==========
24.2万回/日 (24.2) @ 01d : 2016/10/26(水)27(木)12:00
07.1万回/日 (31.3) @ 02d : 10/27(木)28(金)12:00
07.1万回/日 (38.4) @ 03d : 10/28(金)29(土)12:00
05.3万回/日 (43.7) @ 04d : 10/29(土)30(日)12:00
04.0万回/日 (47.7) @ 05d : 10/30(日)31(月)12:00
03.2万回/日 (50.9) @ 06d : 10/31(月)01(火)12:00
03.0万回/日 (53.9) @ 07d : 11/01(火)02(水)12:00
「オフショアガール」full ver. MV
乃木坂46_15枚目シングル「裸足でSummer」C/W曲
06.6万回/日 (46.5/+46.5) : 01w : 2016/07/14(木)21(木)12:00
========== 01wの日単位変化 ==========
17.0万回/日 (17.0) @ 01d : 2016/07/14(木)15(金)12:00
09.5万回/日 (26.5) @ 02d : 07/15(金)16(土)12:00
06.5万回/日 (33.1) @ 03d : 07/16(土)17(日)12:00
04.0万回/日 (37.1) @ 04d : 07/17(日)18(月)12:00
03.2万回/日 (40.3) @ 05d : 07/18(月)19(火)12:00
03.1万回/日 (43.4) @ 06d : 07/19(火)20(水)12:00
03.1万回/日 (46.5) @ 07d : 07/20(水)21(木)12:00
「女は一人じゃ眠れない」は、18枚目すべての盤種に収録される共通曲で、8月25日(金)から公開される娯楽大作映画『ワンダーウーマン』に、イメージソングとしてタイアップしています。
表題曲と同じく、大園桃子と与田祐希がWセンターの18th選抜が担当しており、映画の衣装美術スタッフが協力しているのか、『ワンダーウーマン』の世界観が入った、かなり作り込んだMVに仕上がっている。
公開初日終わりの累計再生数は38.5万回で、17枚目でもっとも早く公開され、もっとも数字の良かった「意外BREAK」MVの37.2万回を越えていました。
ところが、表題曲MVと同じく、2日目、3日目、再生数の伸びが鈍り、4日目以降は3〜3.5万回/日のペースで推移。
これは、16枚目の一番手カップリング曲「あの教室」や15枚目「オフショアガール」のMVと変わらない再生数増加速度で、急激な失速という印象を受けます。
欅坂が最近公開した「エキセントリック」MVが、過去のカップリング曲MVをさらに上回る、好調な再生数増加速度を叩き出しているのと対照的です。
(表5) 欅坂シングルに収録され、YouTubeで長期間フルバージョンが公開されているC/W曲MVの再生回数増加速度
#「エキセントリック」MVは、8月1日(火)までのデータ
#「W-KEYAKIZAKAの詩」と「語るなら未来を…」のMVは、公開5週目までのデータ
# 表記法は(表2)と同じ
「エキセントリック」full ver. MV
欅坂46_04枚目シングル「不協和音」C/W曲
36.1万回/日 (252.9/+252.9) @ 01w : 2017/07/06(木)13(木)12:00
12.6万回/日 (340.9/+088.1) @ 02w : 07/13(木)20(木)12:00
11.0万回/日 (418.0/+077.1) @ 03w : 07/20(木)27(木)12:00
========== 04wの日単位変化 ==========
08.9万回/日 (427.0) @ 22d : 07/27(木)28(金)12:00
08.3万回/日 (435.2) @ 23d : 07/28(金)29(土)12:00
07.2万回/日 (442.5) @ 24d : 07/29(土)30(日)12:00
07.3万回/日 (449.8) @ 25d : 07/30(日)31(月)12:00
07.7万回/日 (457.4) @ 26d : 07/31(月)01(火)12:00
「W-KEYAKIZAKAの詩」full ver. MV
欅坂46_04枚目シングル「不協和音」C/W曲
17.8万回/日 (124.8/+124.8) @ 01w : 2017/03/28(火)04(火)12:00
04.9万回/日 (158.7/+034.0) @ 02w : 04/04(火)11(火)12:00
02.7万回/日 (177.7/+019.0) @ 03w : 04/11(火)18(火)12:00
02.3万回/日 (193.9/+016.2) @ 04w : 04/18(火)25(火)12:00
01.9万回/日 (207.3/+013.4) @ 05w : 04/25(火)02(火)12:00
「語るなら未来を…」full ver. MV
欅坂46_02枚目シングル「世界には愛しかない」C/W曲
14.4万回/日 (101.0/+101.0) @ 01w : 2017/07/20(水)27(水)12:00
05.7万回/日 (141.0/+040.0) @ 02w : 07/27(水)03(水)12:00
04.7万回/日 (174.0/+033.0) @ 03w : 08/03(水)10(水)12:00
03.2万回/日 (196.6/+022.6) @ 04w : 08/10(水)17(水)12:00
02.6万回/日 (214.5/+017.9) @ 05w : 08/17(水)24(水)12:00
「エキセントリック」MVの再生数増加速度は、公開1、2、3週目において、「W-KEYAKIZAKAの詩」と「語るなら未来を…」のそれを大きく上回っており、4週目に入っても、より速いペースを保っています。
「語るなら未来を…」MVは、つい最近の7月21日(金)に、公開から365.8日掛かって、1千万再生を達していますが、「エキセントリック」MVは、さらに短い日数で大台に辿り着く可能性があります。
欅坂は、7月19日(水)、夏シングルの代わりに、1stアルバム「真っ白なものは汚したくなる」 をリリースしたので、過去4シングルと直接比べられる楽曲指標がなく、人気動向を正確に知るには、5枚目を待たなければならない。
しかし、「エキセントリック」MVの再生数推移などを見ていると、欅坂の音楽は、依然、高い人気を維持していると感じます。
逆に、乃木坂18枚目の表題曲「逃げ水」と共通曲「女は一人じゃ眠れない」のMV再生数は、公開初期の段階ながら、前作、前々作を下回る増加速度に留まっている。
15枚目「裸足でSummer」以来、シングルごとに上昇してきたMV人気に、陰りが見え始め、欅坂とは違った事態が、乃木坂では進行しつつありのかもしれない。
興味深いのは、(表4)で、「女は一人じゃ眠れない」MV再生数推移の下に載せた「参考」データです。
3期生曲「未来の答え」のMV再生数は、公開初日に41.6万回を積み上げ、38.5万回という共通曲MVの数字を抜いてしまっている。
大園&与田の3期メンバーがWセンターに「大抜擢」された18th選抜は、乃木坂が出した「現在の答え」なんだけど、その選抜が担当したMVより、3期メンバー12人による「未来の答え」MVの方が、高い人気を獲得している格好です。
3期メンバーは、乃木坂選抜という、握手会人気とメンバー序列でガチガチに固まった、「現在」のチームではなく、乃木坂3期という「未来」のチームにいた方が、ファンとすれば、期待がより大きく膨らむのかもしれない。
にっちもさっちも動かせなくなってしまった「現在」ではなく、まだ見ぬ新しい「未来」にファンの人気が集まる傾向は、乃木坂だけでなく、最近、AKB48の姉妹グループでも起こっている節があります。
例えば、SKE48は、21枚目「意外にマンゴー」で、初選抜である15歳の小畑優奈をセンターに抜擢しています。
不動のセンターだった松井珠理奈の存在感を薄め、選抜常連メンバーを何人か外し、代わりに若手を起用したチーム構成のようです。
そして、この「未来」志向の選抜による表題曲MVは、次のように、2ndアルバムリード曲「夏よ、急げ!」MVや20枚目表題曲「金の愛、銀の愛」MVと比べて、明らかに、再生数の増加速度がアップしている。
(表6) 最近1年ほどの間に公開された、SKE48のシングル表題曲及びアルバムリード曲MVの再生回数増加速度
#「意外にマンゴー」MVは、8月1日(火)までのデータ
#「夏よ、急げ!」と「金の愛、銀の愛」のMVは、公開5週目までのデータ
# 表記法は(表2)と同じ
「意外にマンゴー」special edit ver. MV
SKE48_21枚目シングル表題曲
04.3万回/日 (30.4/+30.4) @ 01w : 2017/06/30(金)07(金)08:00
01.8万回/日 (42.9/+12.5) @ 02w : 07/07(金)14(金)08:00
01.3万回/日 (51.7/+08.8) @ 03w : 07/14(金)21(金)08:00
00.9万回/日 (58.1/+06.4) @ 04w : 07/21(金)28(金)08:00
========== 05wの日単位変化 ==========
00.8万回/日 (58.9) @ 29d : 07/28(金)29(土)08:00
00.9万回/日 (59.7) @ 30d : 07/29(土)30(日)08:00
00.8万回/日 (60.5) @ 31d : 07/30(日)31(月)08:00
00.8万回/日 (61.3) @ 32d : 07/31(月)01(火)08:00
「夏よ、急げ!」special edit ver. MV
SKE48_2ndアルバム「革命の丘」リード曲
01.5万回/日 (10.3/+10.3) @ 01w : 2017/02/01(水)08(水)08:00
00.3万回/日 (12.5/+02.2) @ 02w : 02/08(水)15(水)08:00
00.3万回/日 (14.7/+02.2) @ 03w : 02/15(水)22(水)08:00
00.3万回/日 (16.6/+01.9) @ 04w : 02/22(水)01(水)08:00
00.2万回/日 (18.1/+01.5) @ 05w : 03/01(水)08(水)08:00
「金の愛、銀の愛」special edit ver. MV
SKE48_20枚目シングル表題曲
01.1万回/日 (07.9/+07.9) @ 01w : 2016/07/20(水)27(水)08:00
00.5万回/日 (11.5/+03.5) @ 02w : 07/27(水)03(水)08:00
00.4万回/日 (14.1/+02.6) @ 03w : 08/03(水)10(水)08:00
00.3万回/日 (16.5/+02.4) @ 04w : 08/10(水)17(水)08:00
00.4万回/日 (19.6/+03.1) @ 05w : 08/17(水)24(水)08:00
さらに、NMB48においても、似たような流れが読み取れます。
(表6) 最近1年ほどの間に公開された、NMB48のシングル表題曲及びアルバムリード曲MVの再生回数増加速度
#「まさかシンガポール」MVは、8月1日(火)までのデータ
# それ以外のMVは、公開5週目までのデータ
# 表記法は(表2)と同じ
「まさかシンガポール」full ver. MV
NMB48_3rdアルバム「難波愛~今、思うこと~」リード曲
14.9万回/日 (104.4/+104.4) @ 01w : 2017/07/06(木)13(木)21:00
02.9万回/日 (124.9/+020.5) @ 02w : 07/13(木)20(木)21:00
03.7万回/日 (150.6/+025.7) @ 03w : 07/20(木)27(木)21:00
========== 04wの日単位変化 ==========
03.1万回/日 (153.7) @ 22d : 07/27(木)28(金)21:00
03.3万回/日 (157.0) @ 23d : 07/28(金)29(土)21:00
03.3万回/日 (160.3) @ 24d : 07/29(土)30(日)21:00
03.2万回/日 (163.5) @ 25d : 07/30(日)31(月)21:00
02.9万回/日 (166.4) @ 26d : 07/31(月)01(火)21:00
「僕以外の誰か」short ver. MV
NMB48_16枚目シングル表題曲
03.9万回/日 (27.4/+27.4) @ 01w : 2016/12/04(日)11(日)16:30
01.2万回/日 (35.6/+08.3) @ 02w : 12/11(日)18(日)16:30
00.7万回/日 (40.6/+04.9) @ 03w : 12/18(日)25(日)16:30
00.5万回/日 (43.9/+03.3) @ 04w : 12/25(日)01(日)16:30
00.4万回/日 (46.8/+02.9) @ 05w : 01/01(日)08(日)16:30
「僕はいない」short ver. MV
NMB48_15枚目シングル表題曲
03.3万回/日 (22.9/+22.9) @ 01w : 2016/07/06(水)13(水)21:00
01.2万回/日 (31.4/+08.5) @ 02w : 07/13(水)20(水)21:00
01.1万回/日 (38.8/+07.4) @ 03w : 07/20(水)27(水)21:00
00.8万回/日 (44.4/+05.6) @ 04w : 07/27(水)03(水)21:00
00.4万回/日 (47.2/+02.7) @ 05w : 08/03(水)10(水)21:00
「甘噛み姫」full ver. MV
NMB48_14枚目シングル表題曲
07.3万回/日 (51.2/+51.2) @ 01w : 2016/04/02(土)09(土)19:00
02.9万回/日 (71.7/+20.5) @ 02w : 04/09(土)16(土)19:00
01.8万回/日 (84.5/+12.7) @ 03w : 04/16(土)23(土)19:00
01.9万回/日 (98.0/+13.5) @ 04w : 04/23(土)30(土)19:00
02.7万回/日 (117.2/+19.2) @ 05w : 04/30(土)07(土)19:00
3rdアルバム「難波愛~今、思うこと~」のリード曲「まさかシンガポール」は、19歳の白間美瑠を単独センターに抜擢、山本彩への依存から脱却することが一つのテーマになっており、MVもその顛末を描く内容になっている。
上表に示された「僕以外の誰か」と「僕はいない」のMVはショートなので直接比較は難しいですが、同じフルバージョンである山本彩センターの「甘噛み姫」MVと並べても、「まさかシンガポール」MVは、再生数の伸びに勢いがある。
公開3週目終わりの累計が、「甘噛み姫」MVの84.5万回に対して、「まさかシンガポール」MVは150.6万回と2倍近いスピードで、さらに、4週目も、後者が前者を大幅に上回っている。
松井珠理奈や山本彩といった「不動」のトップメンバーを脇役に回し、これまで露出度の低かった、若いメンバーを選抜の「主人公」に起用することが、ファンの注目を集め、MVの再生数を押し上げた可能性がある。
どんなに人気があったとしても、何年にも渡って、常に同じメンバーが、唯一無二のリーダーとしてグループの先頭に立つとすれば、そのメンバーを熱心に「推し」ているコアファンは別にして、多数のライトファンが、閉塞感を覚えるのは当然です。
AKB48Gファンの間には、乃木坂以上に、厳しい閉塞感が漂い、それを打破してくれそうな状況が出現すると、新しいまだ見ぬ「未来の答え」を求め、グループを越えて、ファンが集まるのかもしれません。
ただ、HKT48においては、少し違ったことが起こっているようです。
(表7) 最近1年ほどの間に公開された、HKT48のシングル表題曲MVの再生回数増加速度
#「キスは待つしかないのでしょうか?」MVは、8月1日(火)までのデータ
# それ以外のMVは、公開5週目までのデータ
# 表記法は(表2)と同じ
「キスは待つしかないのでしょうか?」full ver. MV
HKT48_10枚目シングル表題曲
04.6万回/日 (32.4/+32.4) @ 01w : 2017/07/17(月)24(月)10:00
03.5万回/日 (56.7/+24.2) @ 02w : 07/24(月)31(月)10:00
========== 03wの日単位変化 ==========
02.6万回/日 (59.3) @ 015d : 07/31(月)01(火)10:00
「バグっていいじゃん」short ver. MV
HKT48_09枚目シングル表題曲
02.4万回/日 (16.8/+16.8) @ 01w : 2017/02/02(木)09(木)10:00
01.0万回/日 (23.5/+06.7) @ 02w : 02/09(木)16(木)10:00
00.6万回/日 (28.1/+04.5) @ 03w : 02/16(木)23(木)10:00
00.6万回/日 (32.4/+04.3) @ 04w : 02/23(木)02(木)10:00
00.4万回/日 (35.3/+02.9) @ 05w : 03/02(木)09(木)10:00
「最高かよ」short ver. MV
HKT48_08枚目シングル表題曲
06.4万回/日 (44.9/+44.9) @ 01w : 2016/08/16(火)23(火)04:00
02.4万回/日 (61.4/+16.5) @ 02w : 08/23(火)30(火)04:00
01.7万回/日 (73.4/+12.0) @ 03w : 08/30(火)06(火)04:00
01.7万回/日 (85.0/+11.6) @ 04w : 09/06(火)13(火)04:00
01.4万回/日 (94.5/+09.5) @ 05w : 09/13(火)20(火)04:00
「74億分の1の君へ」short ver. MV
HKT48_07枚目シングル表題曲
03.2万回/日 (22.6/+22.6) @ 01w : 2016/04/05(火)12(火)10:00
01.1万回/日 (30.4/+07.8) @ 02w : 04/12(火)19(火)10:00
00.5万回/日 (33.9/+03.5) @ 03w : 04/19(火)26(火)10:00
00.5万回/日 (37.4/+03.5) @ 04w : 04/26(火)03(火)10:00
00.5万回/日 (40.9/+03.5) @ 05w : 05/03(火)10(火)10:00
当時16歳の松岡はなが、初めてセンターに抜擢された8枚目「最高かよ」は、表題曲MVの再生数が前作「74億分の1の君へ」と比べ、2倍以上のスピードで伸びていき、まさに「未来の答え」が大きな関心を集めたシングルとなった。
しかし、次の9枚目「バグっていいじゃん」の表題曲MVは、再生数増加速度が鈍り、7枚目「74億分の1の君へ」を下回る水準にまで落ち込みます。
9th選抜は、多くの常連メンバーを選抜から外し、大幅なメンバー入れ替えを敢行しますが、センターは指原莉乃が務めることになる。
こういった選抜人事が、MV再生数の伸びに、どこまで影響したかは不明ですが、8枚目表題曲の勢いを継承することは出来なかった。
10枚目「キスは待つしかないのでしょうか?」は、再び、松岡はながセンターに起用され、表題曲MVはフルバージョン公開となった。
しかし、公開1週目の再生数増加速度は4.6万回/日で、ショートだった「最高かよ」MVの6.4万回/日に届かないスタート。
2週目以降は、さすがに「最高かよ」を越えるスピードで推移していますが、フルとショートの差を考えると、10枚目でMV人気が大きく跳ねた感はなく、重い展開が続いています。
HKT48は、SKE48、NMB48と違って、最新代表楽曲のMV人気を伸ばせていない節がある。
理由としては、9枚目「バグっていいじゃん」から10枚目「キスは待つしかないのでしょうか?」の期間に、NGT48がデビューシングルをリリースし、それを受けて『AKB48総選挙』で躍進、また、STU48メンバーがお披露目され、11月のデビューシングル発売がアナウンスされたことが、関係しているかもしれません。
NGT48とSTU48という新しいグループの存在感が高まり、フレッシュなメンバーが次々と登場したことで、HKT48から、ファンの興味が一部、そちらに移ってしまった可能性がある。
HKT48は、選抜常連であっても、若くて、まだ知名度の低いメンバーが多いため、NGT48とSTU48が供給した大量の新人アイドルと、競合関係に陥ってしまった。
実際、「青春時計」MVの再生数は、以下のように、新人グループとは思えないほど、順調に伸びていて、新たに提示された「未来の答え」を求め、AKB48Gの既存ライトファンが、流れ込んできたと考えたくなる。
(表8) NGT48デビューシングル表題曲「青春時計」MVの再生回数増加速度
# 8月1日(火)までのデータ
# 表記法は(表2)と同じ
「青春時計」full ver. MV
NGT48_01枚目表題曲
06.2万回/日 (43.5/+43.5) @ 01w : 2017/03/17(金)24(金)10:00
02.2万回/日 (58.6/+15.1) @ 02w : 03/24(金)31(金)10:00
01.7万回/日 (70.9/+12.2) @ 03w : 03/31(金)07(金)10:00
02.5万回/日 (88.1/+17.2) @ 04w : 04/07(金)14(金)10:00
02.9万回/日 (108.1/+20.0) @ 05w : 04/14(金)21(金)10:00
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
01.4万回/日 (234.5/+09.6) @ 15w : 06/23(金)30(金)10:00
01.1万回/日 (242.4/+07.8) @ 16w : 06/30(金)07(金)10:00
00.9万回/日 (248.9/+06.5) @ 17w : 07/07(金)14(金)10:00
00.9万回/日 (255.3/+06.4) @ 18w : 07/14(金)21(金)10:00
00.8万回/日 (260.6/+05.3) @ 19w : 07/21(金)28(金)10:00
========== 20wの日単位変化 ==========
00.7万回/日 (261.3) @ 134d : 07/28(金)29(土)10:00
00.6万回/日 (261.9) @ 135d : 07/29(土)30(日)10:00
00.6万回/日 (262.5) @ 136d : 07/30(日)31(月)10:00
00.7万回/日 (263.2) @ 137d : 07/31(月)01(火)10:00
また、STU48は、指原莉乃が「兼任」しているので、HKTファンの目が向きやすい。
NGT48とSTU48の登場によって、AKB48Gにおいて、新しいものを見たいライトファンの大規模な移動が起こり、とくにHKT48は、割りを食ってしまった。
そして、乃木坂3期の人気上昇も、この大移動の中で発生している気がします。
何年も活動して、すでに多くのファンがいる乃木坂1期2期を応援するより、デビューしてまだ間もない新人に注目して、「育てていく」方が楽しいという発想は、よくあることです。
NGT48、STU48、けやき坂、乃木坂3期と、ここ1、2年の間に、新人アイドルが大量供給されたため、将来有望なメンバーを探して、ファンが活発に移動を始め、その流れの中で、人気を確立する途上にあるHKT48や乃木坂2期が、厳しい立場に追いやられているとも考えられます。
しかし、新人アイドルの供給が分厚くなる一方で、アイドルファンの総数が増えているかとなると、疑問符を付けざるを得ません。
乃木坂欅坂の観客動員力は上昇しているように見えるけど、大部分は、あっちからこっちへファンが移動した結果で、従来アイドルに無関心だった人々が続々と流れ込み、アイドルシーン全体が活況を呈している雰囲気はない。
実際、『日経エンタテイメント!』の2017年タレントパワーランキングを見ても、グループとして明らかに人気が上昇しているのは、Perfumeと欅坂46くらいです。
そして、乃木坂に向かって流入していたファンの流れが、今後、どこか別の方向へ流出し始める可能性は十分に考えられます。
とくに、握手会主義を頑として崩さない乃木坂の選抜は、AKB48Gと比べても、今や、もっとも柔軟性の乏しいチームとなっていて、漂う閉塞感は尋常ではないレベルに達しつつある。
3期Wセンターは、そういった閉塞感を和らげる意図も込められていたのかもしれないけど、大園&与田の「大抜擢」を除けば、いつも通りガチガチの選抜で、北野日奈子や寺田蘭世といった2期の若手有望株をアンダーにしたことで、むしろ、絶望感が強まった面がある。
「逃げ水」と「女は一人じゃ眠れない」のMV再生数が伸び悩むのは、乃木坂の選抜が、ワクワクするような「未来の答え」を提供できず、別グループへ興味の移っていくファンが、少なからず出てきてたことを示しているんじゃないでしょうか。
今の乃木坂において、そういった心踊る「未来」を、なんとかファンが感じ取れるのが、乃木坂3期という新人ユニットだけだとすれば、本当の未来が明るいものになるとは思えない。
未来を切り拓くには、今、直面する問題に立ち向かって、適切な「現在の答え」を見つけ出す必要がある。
もし魅力的な「現在の答え」を提示できれば、乃木坂は閉塞感から解放され、「未来の答え」へ希望を持つことが出来るでしょう。
もちろん、未来は永遠にやってこないので、その「現在の答え」こそが、過去に夢見た「未来の答え」なんですが(笑)。
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# 記事中の青字部分は、テレビ番組、公式サイト、書籍、歌の歌詞などに、掲載されたものを、そのまま抜粋引用したことを表しています