あらすじ
昔、大坂のある池に一匹の蛙が住んでいた。この大坂の蛙は、毎日同じ仕事の繰り返しに嫌気がさし、仕事を投げ出して隣りの池へ向かった。
そこでは蛙たちが豆を作っていて、大坂の蛙は豆作りの手伝いをすることになったが、すぐに飽きてしまい、また別の池へ向かった。
そこではまた別の蛙たちが里芋作りをしていて、大坂の蛙は手伝いをすることになったが、すぐに飽きてしまい、何もせずにゴロゴロするのだった。
大坂の蛙が、どこか面白いところがないものかと考えて、京へ向かうことにした。大坂の蛙は京へ向かって跳び続け、やがて大坂と京の境目にあたる大きな山の頂上に着いた。すると、京の方向から一匹の蛙がやって来た。
大坂の蛙が京の蛙に「京は寺や神社があって面白いところだろう」と尋ねると、京の蛙は「京なんか面白くないところだ。大坂は面白いところだと聞き、向かっているのだ」と返答した。
それを聞いた大坂の蛙は「大坂なんかつまらない場所」と返答すると、京の蛙は「自分を大坂に行かせないために嘘を話している」と言った。二匹は互いに嘘を言っている、と睨み合った。
そこで二匹は「頂上から自分の目で景色を見る」と言い、二匹は天を貫く勢いで背伸びをし、大坂と京の景色を眺めまわした。しかし、大坂も京も大して変わらないと分かり、二匹の蛙はがっかりしながら、自分の故郷へ帰っていった。
実は、二匹があまりの勢いで背伸びをし、背中がそっくり返った状態で景色を見たので、二匹は前を見たつもりが後ろを見ていて、大坂の蛙は大坂を、京の蛙は京を見ていたのだ。
それからというもの、大坂の蛙は、生まれ育った大坂の池で頑張って畑仕事をしていくうちに、働くことが楽しくなり、仲間たちと仲良く暮らしたそうだ。
http://nihon.syoukoukai.com/modules/stories/index.php?lid=762
政府はPCR等検査の抜本拡充、医療機関の減収補填にイニシアチブを
志位委員長が表明
日本共産党の志位和夫委員長は20日、国会内で記者会見し、新型コロナウイルスの感染拡大が続き、重症者数が増えていることへの懸念を表明し、PCR等検査の抜本的拡充と、医療機関の減収補填(ほてん)という二つの課題で、政府がイニシアチブを発揮するよう求めると表明しました。
自治体まかせでなく、政府主導で検査の抜本的拡充を
PCR等検査の抜本的拡充について、志位氏は、7月28日に安倍晋三首相に緊急申し入れを行い、感染震源地(エピセンター)の徹底検査などを緊急に求めたことに言及。
その後、「前向きの流れが起きている」として、7月30日に、東京都医師会が記者会見し、感染震源地・エピセンターへの徹底検査を求め、8月5日には、日本医師会COVID―19有識者会議が緊急提言を行い、無症状の感染者も含めた検査体制の確立が必要だと提唱したことに注目していると述べました。
自治体でも取り組みが始まっていると指摘。東京都世田谷区では、医療・介護などの関係者に対する社会的検査をすすめ、「誰でも、いつでも、何度でも」を目標にした検査体制をめざし、千代田区では、区内の介護施設の全職員にPCR検査を行うとしていると述べました。
また8月18日には、超党派「医師国会議員の会」が政府に行った要請に、「感染震源地への集中的検査」が明記されたことは重要だと強調しました。
このもとで厚労省が8月7日に出した事務連絡で「自治体の判断により、現に感染が発生した店舗等に限らず、地域の関係者を幅広く検査することが可能であるため、積極的に検討いただきたい」としたことに触れ、「地域の関係者を幅広く、つまり『面』で検査することを事務連絡で認めたことは一歩前進です。政府も、わが党の緊急申し入れの立場を否定することができず、認めざるを得なくなったというのがいまの到達点です」と語りました。
同時に、事務連絡が「自治体の判断」と述べるなど、政府の姿勢が自治体まかせになっていることは大きな問題だと指摘。「政府が自ら主導して検査の抜本的拡大で感染拡大を抑止するという姿勢が見えてこない。これでは事態が打開できない」と述べました。
志位氏は、「感染震源地は、その地域だけの問題ではなく、感染震源地から全国に感染が拡大していくという全国の問題です」と強調。「政府が、感染震源地への徹底検査、社会的検査について、自治体まかせにせず、それを推進するイニシアチブを発揮することを強く求めたい」と表明しました。
「検査によって抑え込む」という立場にしっかり立て
徹底検査をすすめる考え方として、「検査によって感染拡大を抑え込む」立場に立つ必要があると強調。米ニューヨーク州での感染者数と検査数の推移をグラフで示し、3~4月にかけて感染が急速に広がり大きな犠牲が出たが、その後、検査を大きく増やし、現在、陽性率を0・9%にまで抑え込んでいると指摘し、「重要なことは、感染者の数が減った時期も、検査の数は増やし続けていったことです」と述べ、英国でも、無症状者にも検査対象を広げて抑え込み、陽性率は直近で0・4%に抑えていると語りました。「こうした海外の経験にも学び、『検査によって抑え込む』という立場にしっかり立つ必要があります」と強調しました。
4分の1超の病院が夏季賞与を減額――ただちに減収補填を
医療機関の減収補填(ほてん)について、志位氏は、日本病院会、全日本病院協会、日本医療法人協会の3団体が6日に行った、4~6月期の経営状況の調査(期間は7月13日~8月3日)の報告で、「コロナ感染患者の入院を受け入れた病院などでは、6月も10%を超える大幅な赤字が継続し、診療報酬引き上げが行われたものの、経営状況の悪化に歯止めはかからなかった」「コロナ患者を受け入れていない病院でも対前年で経営状況が悪化」「4分の1を超える病院が夏季賞与を減額支給せざるを得ない」としていることを紹介。
「6月で見て、1病院あたりの赤字額は平均5951万円。利益率もマイナス12・1%で、4、5月に比べて悪化している」と語りました。
志位氏は、「こういう状況に医療機関を置いておいて、どうして『病床を確保してくれ』といえるか」と批判し、「ただちに国費を投入して減収補填を行うことを強く求めます」と述べました。
その上で志位氏は、「諸課題が山積です。野党は臨時国会の召集を憲法にもとづいて求めていますが、臨時国会を一日も早く開催することを重ねて求めたい」と語りました。
昨日の「びき=蛙」というのはこちらの方言集からでした、
「広島の方言」で始まる方言6ページ目 - 全国方言辞典 - goo辞書
今日こちらの地図をみましたら安芸にも備後にも、ビキが見あたりません。ビキ(ビッキ)は九州が多く広島に近いところでは「ヒキ」ですね。ボクとしてはヒキちゃんと呼ばれるよりビキちゃんがいいのですが……。
地図はこちらから、
https://www.jstage.jst.go.jp/article/tits/16/5/16_5_5_108/_pdf/-char/ja
医療・介護 行政検査に
宮本議員 戦略として財政支援要求
必要な検査徹底 加藤厚労相答弁 衆院厚労委
日本共産党の宮本徹議員は19日の衆院厚生労働委員会で、新型コロナウイルス感染防止のためのPCRや抗原検査の体制拡充や保健所の負担軽減を求めました。
宮本氏は、東京都千代田区や世田谷区の例を紹介し、重症化リスクの高い人が多くいる医療機関・介護施設等で働く人への定期検査を国の検査戦略に位置付け、行政検査として行えるよう要望。国として財政支援を行うことを求めました。
加藤勝信厚労相は、医療機関・高齢者施設等の感染を未然に防ぐことは重要だと述べ、施設内で陽性者が発見された場合だけでなく周辺地域の感染状況をふまえ、医療従事者、入所者などに必要な検査を行うよう徹底したいと答弁。検査体制整備についても「国からしっかり支援したい」と述べました。また、保健所や施設の医師が必要と判断した場合は行政検査の対象になるとの認識を示し、「公費で財源が確保でき、施設・入所者の負担はない」と答えました。
宮本氏は、一つの事例として、会食数日後にだるさがあり受診したが、本人も医者も新型コロナ感染を疑わず、その後、同居家族が陽性となり入院したケースを紹介。新型コロナと同様の症状があれば、積極的に検査の対象にすべきだと主張しました。加藤厚労相は、検査が適切に実施されるようさらに努力したいと答えました。
保健所業務について宮本氏は、保健師が毎晩10~11時までの残業を強いられるなどの実態を指摘し、体制強化と負担軽減を求めました。
今日の「しんぶん赤旗」の「潮流」です。
「とにかく暑すぎる。猛暑、酷暑、激暑、炎暑、極暑。ほかにも暑熱や炎熱など、度合いを示す言葉はたくさんありますが、どれもピンとこないほど。最近では災暑なる言葉も表れています▼人間はほぼ一定の体温を維持できる恒温動物です。体内でつくる熱を放散させる機能がありますが、気温が高くなればなるほど放熱が進まず、体に熱がこもりやすい。そうなると、熱中症になる危険も高まります▼おととい浜松市で国内の最高気温に並ぶ41・1度を観測しました。2層の高気圧にフェーン現象も加わったため急上昇したといいます。これで1933年の山形市を除けば、歴代トップテンはすべて2000年代に入ってからの記録になりました▼近年は列島の各地で最高気温が更新され、平均気温も上がっています。専門家は「地球温暖化も無関係ではない」と。日本だけでなく、外電によると米デスバレーでは16日に54・4度を観測しました▼いまや温暖化の影響は至る所で。グリーンランドでは氷床の融解が戻れないところまできてしまったと国際研究グループが発表しました。海への重油流出もそうですが、膨大な年月を重ねて自然がつくり上げたものをあっさりと壊してしまう。なんという、人間の傲慢(ごうまん)さ、愚かさか▼それにしても、ウイルス感染、災害、暑さと、つらいことばかりで気もめいる日々。いまさらながら、生きがいや人生の意義をもつことの大切さが身にしみます。よりよい社会をつくる力が、人間にはあることを信じて。(赤字はkaeru )」
こちらを見てください、
写真はこちらから。
なぜ「『資本論』で頭を冷やす」のか?
この記事のあるページはこちらで、そこにそのわけが書かれています。
https://www.jcp.or.jp/akahata/aik20/2020-04-05/2020040504_01_0.html