kaeruのつぶやき

日々のつぶやきにお付き合い下さい

八月二十七日から二十八日、二十九日へ

2012-08-28 23:08:25 | どこまで続くかこのブログ

二十七日の句

 汗の瞳(め)に吾子溢れつつまろびくる      西嶋麦南

  【昭和20年の句、「家族疎開地への旅・仙台駅頭」の前書き】

二十八日の句

 傘寿とはそよそよと葉が付いていゐる      中尾寿美子

  【無季】

二十九日の句

 葛の花凪ぎたる海を還り来ず          中 拓夫

  【「かつて戦ひありき」の前書き】

以上、田中裕明・森賀まり 『癒しの一句』 より

 

8月27日は「寅さんの日」であり、「日本に原子の火がともった日」

でもありました。下記は当時の新聞紙面です。

http://showa.mainichi.jp/news/1957/08/post-a59b.html

Wikには

1957年 - 茨城県東海村原子力研究所で日本初の原子炉JRR-1が臨界に達する。

もう一日Wikから

1999年(9月30日) - 東海村JCO臨界事故発生。

この事故について 新潮文庫 『朽ちていった命』 で知りました。

特に、この本のカラー写真4ページは衝撃でした。