ルビーとフーラは犬と猫

愛犬ルビーと愛猫チニタ。罰や「NO!(ダメ)」を一切使わず彼らと楽しく暮らす為の勉強をしています。

何度でも犬と仲良くなろう~秋ヶ瀬散トレ@道満グリーンパーク

2014-12-06 09:39:39 | 犬の勉強

12月4日(木)、チャーリードッグスクールの秋ヶ瀬散トレに参加しました。(先月は散トレ後に体調を崩してしまって、記事が書けなかったので今回こそ!と思って書いてます。^^;)

今回は開催場所を道満グリーンパークに移して行いました。 

散トレでは初めての場所ということで、ルビーには留守番をお願いし私単独で参加しました。

この日の天気予報は最高気温9℃、12時ごろから雨、という予報で、どんな極寒が待ち受けているのかと思いましたが、運よく風がなく、想像していたほどの寒さではありませんでした。よかった~。^^; 

南駐車場から芝生の広場に入って、まずはそこで自己紹介しました。
それぞれ大丈夫な距離を保って円になります。

各々、今日の課題や今年一年を振り返って、そして来年に向けてをみなさんに発表しました。

私は、今年は外部セミナーにも参加したり、猫の勉強にも力を入れ始めたりしていた割に、なかなかアウトプットできない期間があって、でも、すっぱり何も発信しないということにはならないように努め、途中FBがメインになっていたこともありましたが、ジワジワとでも自分なりに発信を続けて来たので、このまま歩みを止めずに来年も更に学び続けることと、それをルビーへ還元することを続けて行きたい、というような事をお話ししました。あとは、学んだことを体現できるようになる、というのが来年の目標です!

そして自己紹介が終わったらいつもの様に歩きはじめます。

 

広場について、チャーリーママさんのお話しを聞きました。

まずは、ノーズワークの話しに絡めて、「犬の欲求階層」のお話しがありました。

犬の欲求階層は底辺に「命の安全」があります。そしてその上が飲食・健康管理・睡眠と休息などと続きます。そしてその更に上の方に「探査活動」というのがあるのですが、ノーズワークはこの「探査活動」に当てはまるんですね。

そしてこの「探査活動」という欲はその下の欲求(命の安全、飲食・・・など)が満たされた時当たり前に表れてくる欲求なのだそうです。

ここからは私なりの理解・考えを書きますが、

「命の安全」は、犬を迎えたのなら当たり前に与えていると思われている方が多いと思いますが、本当にそうでしょうか?ドキッ!とする方がいるかもしれませんが、例えば犬を叱ったり、犬がいる前でケンカをしたり、機嫌がわるかったり、大きな音を立てたり、犬の嫌だというシグナルを見落として何かを強要していたり、、、、しないでしょうか?

これらの行為は犬の警戒心を煽ること(=命の安全が脅かされること)に繋がるかもしれません。何より、飼い主である自分が犬にとって危険な人になってしまっていないか?ということでもあると思います。

CDSでは、この犬の欲求階層の底辺「命の安全」に関する人側の学び・取組みをとても大切にしています。私自身4年前に初めて散トレに参加した当初、ルビーとの関係作りとして、とにかく彼女と”仲良くなる事”(=ルビーが生命の安全感じられる)からはじめました。(古典的条件づけの取組になります。)

ただ、それまでだって自分は彼女にとって危険な存在であるという意識はありませんでした。でも、ちゃんと勉強してみてそうではなかったことに気づいたんですね。^^;結構そういう人多いと思います。自分にそのつもりがなくても犬からしたら危険とか、お母さん(お父さん)といるとなんだか落ち着かないとか思われていることが。^^;

それに気づくと最初は衝撃を受けますが、でも犬に好かれたいと思ったら自分が変われるんですよね。そして、犬に好かれる自分を作ろうとすると自分自身楽になることに気づきます。これはやってみないとわからない事かもしれません。でもやってみるとわかります。これを読んでいる皆さんもぜひ♪(一緒に勉強してみませんか?)

こうやって私もコツコツとルビーに好かれるところから始めて、彼女とのチャンネル作りをしながらここまで来ました。

このような基礎(= ポジティブな古典的条件づけ = 生命の安全を犬が感じられる)があるからこそ、今ルビーは生き生きとノーズワークを楽しむことができるんだろうなあと思っています。

そしてここで大切なことは、チャーリーママさんの言葉をお借りして表現すると、

『”犬が生き生きとしている姿を見て自分も楽しい”がありますか?』

ということ・・・。

 
犬達の生き生きとした姿を私たち飼い主は喜べているでしょうか?

私たちは子犬を迎えたら(保護犬さんも同じだと思いますが)、生き生きとパピーらしく(その犬らしく)振る舞う事よりもまず最初に”行儀よくいること”を教え込もうとしていないでしょうか。

この日のチャーリーママさんのお話しにもありました。

パピーにも”いう事を聞かせる”ということから始められていて、犬の世界ではそれが当然と思われていますが、それはとても不憫ではないか、と。 

犬は同じ伴侶動物と言われている猫と比べると、本当に人間のいう事をよくきいてしまう^^;生きもので、だからこそ一番大切な部分(犬らしくいることや、まずは飼い主と仲良くなるという部分)をすっ飛ばした対応をされてしまうのかもしれません。 

でも人側が猫と同じように接する事ができたら、もっと犬と仲良くなれると思うのですよね。それは犬と猫、両方と暮らした経験から私も強く感じる事です。

 

そして、この日、私が印象に残ったチャーリーママさんの言葉。

それは、

 

「犬との生活の中で何かあったらやる事は一つ。もう一度仲良くなればいいんですよね。」

 

でした。
当たり前のことなんだけれど、ここで躓いている人も沢山いると思うのです。

仲良くなる方法を私はCDSで学びました。その徹底ぶりは他ではあまり体験ではないかなと思います。それがトレーニングなの?って思われるかもしれませんが、勉強しているとわかります。動物と仲良くなる為の人間側のトレーニングだって。

でも同時に、犬という動物の素晴らしさ、人間に多大なる影響を与えてきたその存在の大きさ、深さを感じられる学びでもあります。だからどんどん犬を好きになるし、どんどん勉強したくなるんですよね。犬も人も同じ命、というスタンスなので人間の事も大切にしてくれるドッグスクールだなと私は感じています。 人として自分が大切にされることで、犬のこともどうやって大切にすればいいかを学べる場所でもあると感じています。命について総合的に学べる場所。私にとってCDSはそんな場所です。



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その後、「マグネット」「名前を呼んでおやつ(古典的条件づけ)全3バージョン」「オンリードのおいで」のデモを、ノエル君とのえママさんれあちゃんとれあママさんモカのんままさんとのんちゃん&モカ君が披露して下さいました。

 

みんなの前でデモ。
堂々としていてみんな可愛かった☆

周りで見ている人から「凄いね~」「かわいい~♪」と声が飛びます。

失敗とかはありません。デモをすることで一番の友達である人間に「凄いねえ~」って言ってもられる事がワンコさんの自信になるんですよね。
ワンコさんだけじゃなですね、飼い主さんと犬、両方の自信につながる貴重な体験の場です♪

私がルビーと初めてデモをした時、デモが終わってみんなと歩きだすルビーの足取りが凄く楽しげだったのを見て、チャーリーママさんが

「ルビーちゃん、みんなが円になっている真ん中でデモをして、自信になったのね」

って言って下さったのを覚えています。そしてその言葉がそのまま私の自信になったのでした。

この後、みんなでまったりして、それからまた駐車場の方へ歩き出しました。


初めての道満グリーンパークでの散トレでしたが、如何だったでしょうか。

猫が沢山いて何度高し、と思われた方もいたかな?^^;

でもそんなに寒くなく、ゆったりとみんなで歩けてよかったなあと一安心でした。


チャーリーママさん、そしてご一緒したみなさま、今月も楽しい学びの場をどうもありがとうございました!秋ヶ瀬散トレはこれで今年は最後ですが、来年は新しい方もいらしゃるということで、どんな人にも安心して参加して頂ける場を作れる様、更に頑張っていきたいと思います。
これからもどうぞ宜しくお願い致します!

 

れあパパさんが作って下さったスライドショー、私も張らせて頂きます♪
参加犬さん一頭一頭がより一層愛しく感じられるムービーです。ワンコ達、今月も一緒に歩いてくれてありがとう♪れあパパさん、今回も素敵な写真を撮って下さってありがとうございました!

2014-12-4 CDS秋ヶ瀬散トレ in 彩湖・道満グリーンパーク


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