相撲史に関心・興味のある方どうぞ

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国技の権威失墜

2010-07-13 20:27:12 | 日記
 一部に外国人横綱待望論者がいるのは遺憾です。
ボクシングの日本人対外国人の試合に於いて外国人
選手に声援する日本人はいないと思うが。土俵上で
日本人が他愛なく外国人に負けるのが面白いだろうか。
出羽海親方〔註=元横綱佐田の山→境川〕は北の湖が
小錦に負けた〔註=昭和五十九年九州場所初日●北湖
(押出し)小錦○〕とき「国技に傷がついた」なんて発言
したそうだが、そんなこと言えた義理じゃありません。
御自分の昭和四十三年春場所四日目の無惨な黒星は
何ですか。嗚呼外国人に名を成さしめた横綱第1号が
当県出身力士とは情けない限りです。

上記は、相撲友の会〔解散〕機関紙『すもうだより』№193
(平成3.9.5)への拙稿でした。
それにしても…去る平成十五年初場所八日目の貴乃花
(現理事)を最後に、日本力士の横綱手数入(でずいり)を
みることができぬ。━いや、そればかりではなく、大関陣
からも日本人力士が消えていくのも“秒読み”段階に入った
と思わざるを得ません。協会内部でも先代佐渡ヶ嶽親方が
「数年後横綱・大関は皆外人勢になっちゃうよ」とコメント
したとか…。国技の権威失墜もここまできたか。
※画像は彦山光三著『相撲道綜鑑』より
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