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幕下以下の快記録、泉洋 辰…

2021-10-27 13:47:48 | 日記
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 『江戸時代 相撲名鑑』に拠れば、泉川
(=出水川)と名乗った力士は多数いるが、
「泉洋」は一人もいない。
 大正時代最後の入幕が泉洋 藤太郎で、
東京→大阪→東京と転籍した所為もあり
中堅力士で終った。
 おなじ大阪出身の泉洋 辰夫の下位時分
の星は次のとおり。

昭和二十五年春場所、序二段12枚目
 8勝 7敗
同 二十五年夏場所、三段目33枚目
 10勝 5敗
同 二十五年秋場所、 同 17枚目
 9勝 6敗
同 二十六年春場所、 同 4枚目
 12勝 3敗〔三段目優勝〕
同 二十六年夏場所、幕下18枚目
 9勝 6敗
同 二十六年秋場所、同10枚目
 9勝 6敗
同 二十七年春場所、同4枚目
 8勝 7敗
同 二十七年夏場所、同3枚目
 7勝 8敗〔初の負越し〕
同 二十七年秋場所、同4枚目
 11勝 4敗

 序二段~幕下の計9場所を15日間
“皆勤”しているのであり、他にそんな
記録はあるまい。〔尚、序ノ口を経験
してない。〕
 当時、力士総数減少期のため幕下以下
も全日出場だった。出場者が奇数の場合
どうしたの…❔
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1 コメント

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若前田が惜し (shin2)
2021-10-28 22:31:29
若前田は昭和25年1月初土俵、28年3月に十両に昇進するまで15日出場(途中休場あり)だが、その場所7勝8敗と負け越して幕下に陥落、陥落場所は5勝3敗の8日出場となってしまった。
「幕下以下十五日出場」期間の星取表を見ると、序ノ口で「1休」の力士が結構存在する。おそらくここで取組を調整していたのではないか。
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