相撲史に関心・興味のある方どうぞ

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芥川亀之助

2017-01-26 21:08:20 | 日記
 読み方が同じで、意味もよく似ている
二字熟語に「鬼才」と「奇才」がある。
手許の電子辞書では━。

奇才=世に稀な才能(の人)。
鬼才=人間離れのした鋭い才能(の人)。

 昭和初期、「ぼんやりとした不安」云々の
遺書をのこして逝った芥川龍之介の接頭辞に
つけるとしたら…どっちが相応しいでしょう?

 その彼は、「荒岩龜之助が常陸山を破つた爲
大評判になつたのを覺えてゐる」と書いている。
 明治三十三年夏場所九日目と同三十七年春場所
六日目の2度、荒岩が「角聖」を倒しているが、
どっちを指しているのかな?

 なんで芥川龍之介を採りあげたのかと云う訳
は━。
 『江戸……名鑑』に「芥川亀之助」なる京都
力士が寛保元(1741)年に存在していたからだ。
 当長崎で急逝した横綱丸山…と大体同時代の
人物ということになりそう。
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三役力士の出場率 その51

2017-01-26 13:11:23 | 日記
※昨日の閲覧…699・訪問…222
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 場所中に谷風・小野川の「横綱傳授
披露」が行われた寛政元(1789)年冬の
三役陣。

東大関 九紋龍 8日間出場
西大関 筑紫泻 10日間不出場
東関脇 小野川  〃 皆 勤
西関脇 谷 風 7日間出場
東小結 鷲ヶ濱 2日のみ出場
西小結 宮城野 初日のみ不出場

 尚、当場所非公式星取表で西方大関は
「龍 門」となっているが出場してない。

 出場すべき日数6×10-3=57
出場日数 36
出場率 36÷57=63.2%

 両横綱の手数入(でずいり)が演練され、
本格的な「谷風・小野川対立時代」だが、
谷風は、やや下り坂であり、欠場が多く
なってくる。
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