「文政十年春場所」が脱稿

　間もなく拙作＆私家版『相撲史発掘』第７２号の発送が始
るところだが、次号＝第73号の執筆は既に開始している。
先ず、試行錯誤の拙稿「江戸大相撲熱戦譜」は文政十(18
27)年春場所の概況を２ページに━一応は脱稿した。但し、
本文が丁度２ページというわけじゃぁない。p.１の下段は、
いつものとおり幕内力士の「略歴表」である。したがって、
実質は１ページ半弱ということになる。
　何れにせよ、…春場所〔実質６日間〕を２ページで収める
ことができたので、同年冬場所も２ページで纏める目途が
ついた次第。
　結局、いつもより１ページ多い４ページを「…熱戦譜」が
占めることになり、連載記録「古今平幕最優秀…星取表」
を休載せざるを得ないかも知れない。

相撲の醍醐味とは…?

　他人を名指しして非難━誹謗・中傷してはいけないので、
K県のW氏としておこう。彼は、大正末～昭和初期のDとか
昭和二十年代のOとか、…巨漢・重量力士が御贔屓らしい。
　小兵・軽量力士が重量級を思う存分に翻弄する痛快さ━
それこそが大相撲競技の“醍醐味”だ━そんな思考が全然
理解できないらしい。
　まあ…「蓼喰う蟲も好き々々」だから、他人の好みに“けち”
をつけるべきではない━と叱られるのを承知のうえで愚見を
記述した。御免なさい。