もんろーの部屋

音楽について自分について哲学しちゃうページ・・・美味しいものもちょっと

サッチモ師匠と小三治師匠

2014-08-16 | エンターテーメント
朝、ラジオを聴いていたら「この素晴らしい世界」が流れてきた。
暑すぎるくらいの朝陽が寝室に差し込んで、ベッドの中でそれを聴いていた。
この素晴らしい選曲!
8月15日の朝にして、良い選曲だわ、と思っていた。

ちえみさま(仮名)が「あれ、赤ん坊の泣き声っていうフレーズがいいね」と言った。
そういう平和って、良いよね、って。

さてその夜、お盆恒例(笑)、小三治独演会に行く(よみうりホール)。
ちなみに、お隣の国際フォーラムでは、松田聖子リサイタル(笑)。

師匠の一席目は「宿屋の富」。

お仲入りのあと・・

師匠:「去年も言ったかもしれないけれど、ここのホール、厳しくってね。これで終わりにしたい(笑)・・・。なにもあんなに(宿屋の富を)頑張らなくっても良かったんだけど・・・。時間がなくなっちゃってて、もう。いい加減、もうギリギリ、限界ですよっていうことになったら、下手で太鼓が鳴ることになっていますから」って(笑)。


二席目は「かぼちゃ屋」。

与太郎が、怒られて、再びかぼちゃを売りに出かけるところで・・・・





どん!(太鼓)






そこで師匠が深々とお辞儀をして終わりました(爆)。


ホールのクローズ時刻は、人間国宝でもどうにもならないのね、というのがオチでございました。
ホールスタッフにも、勤務時間はあるし、家族もあるのよ、みたいな(笑)。
それを人間国宝のエゴで、押しきれないでしょう、みたいな(笑)。
はいはいわかりました、私たちも帰りますよ、みたいな(笑)。
平和。


素晴らしい69年後。
なんと素晴らしい日本。
多くの先人に、ただただ本当に感謝するのでございます。

この日をありがとう。

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2 コメント

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決死隊 (花色木綿)
2014-08-16 08:57:20
はっはぁ。そうでしたか(笑)
内田ヒャッケン先生の「御慶の会」についての随筆を思い出しました。あまりに長っ尻なので会場の東京ステーションホテルが「蛍の光」を流して、それでもまだ帰らないので窓をバンバン開けた(真冬です)けど、みんな震えながら飲み続けたため、翌年は決死隊のような店員を揃えていつまでも飲ませてくれた、というの。
よみうりホールもそれを見習って決死隊を組めばいいのにね!
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花色木綿さま (もんろー)
2014-08-16 10:30:51
来年の今月今夜もきっと小三治のよみうりホールはありますが、どんなことになるやら、いろんな意味で楽しみなのでございます。
与太郎が、お顔だけ上を向いて完売し、帰ったところで、なにか「小オチ」みたいなのがあるのかな?っと思ったんですよ。
でも、そのまま進んで、またやり直しでかぼちゃを売りに出かける・・・あぁ、無事に最後までいくんだな・・・と思ったところで、「ドンっ!」って(笑)。

舞台袖では、だれが叩くか?いつ叩くか?でもめにもめていたらしいです(裏情報)。

とにかく、すごく楽しかった。
今夜、っていうかもう早朝の4時15分、TBS落語研究会で小三治の落語やります。
沈没していなければ観る予定。
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