もんろーの部屋

音楽について自分について哲学しちゃうページ・・・美味しいものもちょっと

シュークリーム@フリヤン

2016-01-09 | 料理&グルメ
個性的な家族と、それぞれのカルカッタで奮闘する賢明な地元友人達のおかげで、近年に無い刺激的な休暇を過ごした私ですが、遅刻して来るレッスン生を作り笑いで招き入れたりして…あぁ、日常になりつつあります。

人とのコミュニケーション程、脳を刺激するものは無いと思うけれど、「味」と言うものも力のあるものなのだなぁと、改めて。

地元に古くからある、小さなお菓子屋さんのスペシャリテは、小ぶりなシュークリーム。



柔らかい皮に気をつけながら、クリームがこぼれない様に割り、無言で味わった後に



「本当に懐かし~~い味だわねぇ~。」と言いながら隣を見たら、もん母がモグモグと目を閉じながら頷いていました。
「何十年ぶりかしらねぇ」と彼女は言ったけど(ちょっと盛ってる?)、まんざら嘘でもないかも。
それは、確実に私が小さかった頃と同じ味で、だから故人となられている現パティシエのお父上の味で、都会では絶対に味わえない味で。
デパ地下のシュークリームは、ラム酒とかコアントローとかバニラを使うし、マロンを入れたりアーモンドやシュガーをトッピングしたりする。
今や、何もしていないシュークリームなんて無いのよ。

「こういうの、私スキ❤」ともん母が言った。

これ以上ない程シンプルで、不変なもの…。
これ、究極だな。
こういう表現、したいよね。

年頭に、しみじみしちゃった事。

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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
地元にあるもの (KINちゃん)
2016-01-10 20:59:07
昔からあるものって…良いよね。
またそれが…引き継がれていくって立派!

トロッとしてなさそうな…クリーム食べたい。

ケーキで言うとバターケーキ食べたいなぁ…
懐かしい。
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そうそう。 (もんろー)
2016-01-11 12:15:06
今の「美味しい」の基準は、喉越しの良いもの、柔らかいもの、ふるふるのもの…らしいよね。
それとは違うの。
懐かし~いもの。
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それぞれのカルカッタ?? (ぴかりん)
2016-01-19 00:58:07
ほぼ毎日フリヤン前を通過してますが、シュークリームはまだ食べたことありません。
今度試してみま~す。
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マザーテレサの言葉です (もんろー)
2016-01-19 13:01:53
マザーの元で働きたい、と懇願する人に対して「(インドへ来なくても)カルカッタはあなたのそばにある。」とおっしゃったらしいのです。
あなたのすぐそばに、あなたを必要とする人や場所があるから、何処でも同じだと言う事らしいです。
フリヤン、カフェも出来ます。
テイクアウトもね。
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