out of curiosity #3

ブログを始めて14年目。
カメラを抱えて世界中の山に出没したい~!

ピレネー山小屋縦走 #11 ~花の斜面を下りオルデサ渓谷へ~

2018-08-23 11:00:00 | 2018 ピレネー山小屋縦走

2018年7月29日(日)
朝のゴリッツ小屋から (6:18)

 朝5時半ごろに目を覚ます。 まだみんな起きていないので、ザックも荷物も全て持って部屋を出る。 共同洗面所の方で顔を洗い、他の宿泊者とともに食堂でザックの整理をして、出発準備をしてから外に出てみた。 まだ月が煌々と山を谷を照らしていた。
 「もう国境越えは終わってしまったんだな。 この山を下りたら山でのこの旅も終わりだな。」と感じていた。


ここでも朝食はフルーツジュース、コーヒー、温かい牛乳、紅茶、パン、シリアル、ヨーグルト、そしていくつか甘いお菓子があった。
7:30 出発を前に、明るくなってきた小屋の周りの風景を。


モンテ・ペルディードなど、高い山には雲が掛かっている。 でも天気は良さそう。


人は多いけど、登ってゆく人はそれ程見えない。
モンテ・ペルディードに登る人はもう出発したの? それともこれから?


こちらもとても良い小屋でした。


準備体操をして、いよいよ下ってゆきます。(7:30出発)
こちらも岩々の崖ですが、植物は豊富です。


足元にまだ状態の良いピレネーイワタバコが咲いていました!


ハンニチバナの一種。


あ! マーモットだ! ど~こだ?


ヒョッコリ。(トリミング)


平原のようになりましたが、縁まで行くと断崖絶壁です。


そしてオルデサ渓谷を見渡せるようになりました!
すっごい高さ! すっごい奥ゆき!! このあと谷を下って森を抜け、15kmほどの道のりだ。


さらに、斜面が真っ黄色なのは何!? おぉ~、何だかワクワクする~!!
渓谷を流れる川はアラサス川。


photo by TL北島さん
しばし呆然。
この辺りの人気アクティビティーとして、トルラの町から左に見える岸壁の上まで4WDの車で上がって行き、
展望ポイントを何か所か見て回る、というものがあるそうです。 繁忙期には予約がとれないほどだそうです。
けど、やっぱり歩いてこそ、よねぇ~。w


垂直に見える崖ですが、つづら折りに下ってゆきます。
岩壁にも足元にもお花がいっぱい!


こんな所、自分で来てたらまったく先に進まないだろうなぁ。





随分下ってきたように見えますが、まだまだ下ります。


ここで分岐。 両方とも "Cola de Caballo"と書いてありますが、どちらに行っても「コラ・デ・カバーユ(馬の尻尾滝)」に着きます。
が、絵を見ると状況が良くわかりますね。
フィリップさんが「どちらに行く?」と聞きましたが、全員一致で直進。w








これは日本にはない黄色いリンドウ、ルテア。
もう時期が遅く花がへたっていますが、他では黄色の花びらも見えなかったので、一応掲載。


とても近くに立派なピレネーユキノシタが咲いていました!





さて、ようやく谷底に近づいてきた感じです。
奥に見えるのが「コラ・デ・カバーユ(馬の尻尾滝)」 近くに行けるのかな?
垂直斜面を下りてきた後のトレイルも見えますね。 あちらも下ってみたかった気がする。w


滝上部の右ずっと上の方にゴリッツ小屋があります。 そんな位置関係です。


エーデルワイス。
さてこの先、コラ・デ・カバーユに近づいたらどんなだろう? 崖斜面一面に咲く黄色の花はどんなだろう?、と胸がはやります。


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ピレネー山小屋縦走 #10 ~スペイン・ゴリッツ小屋へ~

2018-08-22 23:58:38 | 2018 ピレネー山小屋縦走

2018年7月28日(土)
ゴリッツ小屋 Refugio de Goriz


花園のような草地で休憩後、ゴリッツ小屋へ向けて出発です。


photo by TL北島さん
このように岩のうねる中を通り抜けたりもしました。


モンタヌム(バンダイソウ)


エーデルワイス


岩の多いフィールドに隙あらばと力強く小さな花々が根を張っています。


ピレネーユキノシタ








そして、ゴリッツ小屋がだいぶ近づいてきました! あと一息です!


photo by TL北島さん
もう少しで着いてしまうので、しっかりお花を見ておかないと。w


午後4時半ごろの到着だったでしょうか。 ゴリッツ小屋に到着です!!

フランス側からゴリッツ小屋に向かう人はほとんど見ませんでしたが、ゴリッツ小屋にはたくさんの人がいます。
先にも書きましたが、ピレネー山脈で三番目に高いモンテ・ペルディード(3,352m)の麓にあるゴリッツ小屋には、
おそらくスペイン側からたくさんの登山者が来ています。 皆さん翌日にはモンテ・ペルディードに登るのかもしれません。

チェックイン後、外の様子を撮影に出ました。


マーガレットのようなお花がたくさん咲いています。


シシウドのような花もたくさん咲いています。


マンテマも見られました。


こちらのずっと奥が歩いてきた方向です。


テント泊をしている人もいます。
緑色のテントの向こうに断崖絶壁が見えますが、そこは巨大な谷になっており、そここそが翌日に歩くオルデサ渓谷です。
ゴリッツ小屋はまさにオルデサ渓谷の源頭に位置しています。

撮影後は食堂で仲間とコーラを飲みながらお喋りをしました。
無事に国境を越え小屋に着いた喜びを分かち合いながら。


ゴリッツ小屋は新しい宿泊棟が完成したようで、私たちはその一室を使うことができました。
部屋には写真のような2段ベッドで上下12名が寝られます。 更に向かい側に2人が寝られる二段ベッド。
そのわきに、なんと洗面台、トイレ、シャワーが完備された部屋があるのです! 各部屋に、ですよ!
シャワーは無料で借りられるので(ひとり4分)、みんな順番に汗を流しました。 お湯がたっぷり出るので感激でした!


そして夕食。 まずはお豆のスープ。


photo by TL北島さん
というか、鍋に入っている豆の量が尋常じゃない。 スープじゃなく煮豆だったの?w


ソーセージは一人二本ずつありましたが、食べきれないほど大きい!


添え物のマッシュドポテトが美味しかったのですが、これも量がとても多い!


 と、全てに満足してベッドに入りましたが、空には雲が多く夕焼けや星は見られませんでした。 ま、だから早々に寝ることができたのですが。 けれど、夜中にトイレに起きたら、まるで電気が点いているように明るい。 窓の外から光が入ってくるので、「ライトがあるの?」と思いましたが、なんとそれは満月に近い月の明かりでした。
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ピレネー山小屋縦走 #9 ~岩山から花園へ~

2018-08-22 00:27:06 | 2018 ピレネー山小屋縦走

2018年7月28日(土)
スペイン側から見るブレッシュ・ド・ローラン

無事に標高 2,807m の国境も越え、楽しく、気持ちよく、お昼ご飯も頂くことができました。
この後は標高 2,200m にあるゴリッツ小屋まで下って一泊です。
上の写真は国境からだいぶ下ったところから撮った一枚ですが、写真左中央に人が一人います。
更にブレッシュ・ド・ローラン近くの雪渓にも二人の人が歩いているのが見えるでしょうか。


上の写真をトリミングしたものです。
これでなんとなくブレッシュ・ド・ローランや周囲の岩壁の大きさがお判りいただけるでしょうか。


上の写真から時間は戻ります。 お昼ご飯を食べて下山にかかります。
緑が見えない荒涼とした景色、雪渓の中を下ってゆきます。


が、少し下ると岩だらけに見えた斜面にもお花が咲いているのでした。


この辺、雪解け間もない感じなのかもしれません。


以前にも掲載したこのブルーのお花、リンドウ科の花でゲンチアナ・ヴェルナというそうです。
エーデルワイス、アルペンローゼと共にアルプス三大名花のひとつ、と紹介されている物も見ますが、
違うリンドウのお花を紹介している場合もあるので、真相はいかに。 しかもアルプスじゃないし。w


こんなにお花が群生している場所も。


さらに下ります。


進んでいった先には広大なカール底のような平らな平原が見えました。


イワカガミ


ピレネー固有種のフウロ


そしてエーデルワイス!
岩の合間、合間にたくさんのお花が咲いています!


振り返ると既にブレッシュ・ド・ローランは見えなくなりました。
が、このうねったような地層の山々がなんだかすごい迫力です。


先ほど見えた広大なカール底の平原に、シカが何頭か見えました。


進んでゆく先の岩のうねりもすごいです。
ピレネー山脈はフランス~スペイン国境、イベリア半島の付け根付近をほぼ東西に走り、その距離約 430km と言われていますが、
その様な広大な山脈の中で火山はひとつ(一か所)しかないのだそうです。
大陸の衝突による隆起や褶曲、氷河での浸食で出来上がったこの山脈だからこそ、のダイナミックなうねり模様、なのでしょうか。


右手に広大なカール底を見ながら、トラバースするように斜面を写真奥の方へ進んでゆきます。
写真奥左に高い山がありますが、それが(多分)ピレネー山脈で三番目に高いモンテ・ペルディード(3,352m)。
その山の(写真で見える)麓辺りにゴリッツ小屋があります。


photo by TL北島さん
これ、結構長い距離ですよ。


下り始めて2時間15分くらい。 広大なカール底の端まで来た辺りで可愛いお花が咲き乱れる草地に来ました。


小さな黄色やオレンジ色の花はミヤコグサだそうです。


ここで少し長めの休憩をとります。 みなさんシエスタ。 スペインですからね。


フィリップさんは傘の日陰の中で。


photo by TL北島さん
と、人のことを撮っていると自分が撮られる。w


ここからようやくゴリッツ小屋が見えました。
写真では拡大しないと無理ですが。。。写真中央よりちょっと上の小さな白い点です。w


お花を眺めながら、


もう少し頑張って行きましょう。


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ピレネー山小屋縦走 #8 ~ブレッシュ・ド・ローランに立つ~

2018-08-19 23:31:53 | 2018 ピレネー山小屋縦走

2018年7月28日(土)
ブレッシュ・ド・ローラン(ローランの裂け目)
フランス~スペイン国境


タンテ峠を出発し二時間半ほど。 体調も良く、それ程疲れもないままに、ザラドゥ小屋(2,587m)が見えてきました。
この小屋は現在改装工事中で宿泊、休憩などができません。 が、なんと2~3年工事が続いているそうで、
いつになったら完成するのかまったく未定なのだそうです。 のんびりしていますね。
奥には前日のガバルニー大圏谷で見た滝が見えます! そんな位置関係です。


photo by TL北島さん
ここまで長い斜面のトラバースのような道のり後、やや岩のある登りや、滝のような沢の渡渉、雪渓歩きなどを経て、
「面白くなってきたぞ~!」という感じ。
具合の悪さや疲れは一切感じていませんでした。


ザラドゥ小屋まで来るとあのブレッシュ・ド・ローランは目と鼻の先!
「やったぁ~!!」という気持ちでいっぱいです!!


軽く休憩を入れてから登り始めます。
この斜面を上ったらすぐにブレッシュ・ド・ローランのように見えますが、
実はその上にさらにもう一段の残雪斜面があります。


photo by TL北島さん
少し雪渓を歩き、いったん雪のない斜面を登るのですが。。。


photo by TL北島さん
この斜面がなかなかに急で、しかも靴底がズリズリ滑り落ちるような締まりのない小石の斜面。
登りにくい~!


photo by TL北島さん
ようやくその斜面を登り切り、最後の一段という所に来ました!
あとはこの旅のハイライト、ブレッシュ・ド・ローランを目指してひと登りするのみ!!
ということで、顔が影で暗いので全員記念写真を載せてしまいます!


北島さんと。


photo by TL北島さん
ここからの登りで、必要であれば軽アイゼン着用の予定でしたが、
そのままアイゼンなしで進むことになりました。


パンフレットで見たこの場所を登っている! 感無量!!


 で、ブレッシュ・ド・ローラン「ローランの裂け目」ですが。 これはあるヒーロー伝説からとられた名前です。
 フランスの叙事詩『ローランの歌』で知られるカール大帝の甥ローランが、サラセン人に追い詰められ、聖剣デュランダルが敵の手に渡ることを恐れいっそ破壊してしまえ、と大岩にたたきつけると、粉砕されたのは聖剣ではなく岩の方であった、という伝説から来ているのだそうです。
 このような伝説からも、この風景からも、あそこを通り抜けての国境越えはとてもドラマチックな雰囲気を感じていました!


振り返るとこのような感じ。 一段上がっての雪渓歩きですので、既にザラドゥ小屋は見えません。


雪面が赤く見えますが、岩の埃というわけではなく、微生物が繁殖しているのだそうです。


雪渓を抜け、いよいよ裂け目まで最後の岩にとりつきました!


フランス~スペイン国境の山々。


photo by TL北島さん
私もあと少し!


来ました!! フランス~スペイン国境、と~ちゃ~くっ!!\(^o^)/ (11:52)
ちょうど壁の中央辺りで撮ったつもりですが、
フランス側から見ていた際の岩の裏側、スペイン側が写っています。


そして国境から見るスペイン側の風景。 随分と荒涼としていて、まるでちがう惑星みたい。


スペイン側から強く風が吹きつけていたので、フランス側の壁面に座ってお昼ご飯にします。


マルボーレホテルで作ってくれたサンドウィッチにインスタントコーヒー。
サンドウィッチはチーズ、ハム、そしてレタスがたっぷり入っていて美味しかった!


ここにはこのキバシガラス?が飛んできます。 みんなご飯をもらえること、わかっているのです。
カラスとは言うものの、「カー!」とは鳴きませんでした。 「ピー」みたいな。w

では、ブレッシュ・ド・ローランからのフランス~スペインの風景をどうぞ。

ブレッシュ・ド・ローラン


あとはゴリッツ小屋まで下りなのですが、距離は長そうだ。


コメント (4)
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ピレネー山小屋縦走 #7 ~タンテ峠より国境越えに挑む~

2018-08-18 01:03:26 | 2018 ピレネー山小屋縦走

2018年7月28日(土)
ブハウエロ峠よりタンテ峠を望む


 今回の「ピレネー山小屋縦走トレッキング10日間」の旅も後半戦を迎え、いよいよハイライト、フランス~イタリア国境を歩いて越える日がやって来ました。
 滞在のガバルニーの町からバスでタンテ峠(2,208m)まで上がった後、途中岩場、雪渓などを通過し、国境のブレッシュ・ド・ローラン(2,807m)を越えてゆきます。 国境越えの辺りは距離にして全体の 1/3ほどの場所。 残り2/3はスペイン側を下りゴリッツ小屋(2,200m)へ向かい一泊。 というのが28日の行程です。

 単純に考えれば標高差 600m 上り、600m下る、というほどの山登りは今まで何度も経験してきたので出来ないことではないでしょうが、心配なのは最高地点の標高 2,807mです。 標高 2,500mを越えたあたりから何度か具合が悪くなるという経験をしているので、この旅行も一時はあきらめようかと思ったのですが、昨年2度白馬岳に登れたことなどが自信となり、つい決心してしまいました。(;^ω^) 2,807mは通過地点で、そこで滞在ではないので大丈夫だろう、と。
 また、距離も地図を見ると 17km 以上は歩くかな、というところ。(実際には19km以上あったらしい) 今まで 15km以上歩くことはめったになかったこと、海外の旅疲れが後半に出て思うように歩けなかったらどうしよう、など心配はあったのですが、決めた以上あとはやるのみ、です。


7月28日朝。 起きると外は真っ白。 霧というよりはまとわりつくほどの水分量。
これまで天気が良かっただけに「ついに来たか。」「どうして今日なんだ。」と思うばかり。
けれど、天気予報は「晴れ」らしいし、フィリップさんは「晴れるよ。」と言っている。

真っ白な中、クネクネの山道を上って行くと更に窓に雨粒が付くほどになってきた。
「着いたらレインウェアか」と思っていたほど。

ところがさらに上ってゆくと。。。


おぉぉぉ~っ!!\(^o^)/ (バスの車窓より)


到着したタンテ峠では時折霧(雲?)が押し寄せ真っ白になったりするものの、
フワァ~ッと切れると真っ青な空! 準備体操をして!


photo by TL北島さん
晴れを信じて出発しましょう~!!


いい感じ~! 晴れろ、晴れろぉ~!!


歩いている辺りの雲はすっかり切れました!\(^o^)/
現在歩いている斜面の脇に深い谷がありますが、谷の向こうにそびえる山の斜面へと向かっています。
このまま進んでゆくとこの先で向かい側の斜面との合流点に到着します。


タンテ峠の駐車場から 1.5km ほど歩き、もうすぐ合流点です。


到着しました。 合流点はブハウエロ峠。
みんな歩いてきた進行方向を向いていますが、ヒツジの向こう側はスペイン。 ここでも国境越えはできるということです。
が、私たちは今度は V字のように背後の方に向かって進んでゆきます。


上の写真からクルっと後ろを振り向くと、素晴らしい雲海の中、左に見える半島のような尾根斜面に朝から歩いてきたトレイル。
稜線の一番低い辺りに小さく人工物が見えますが、そこがバスを降りた駐車場(タンテ峠)です。
今度は写真右の方の斜面を歩いてゆきます。(ヒツジのゆく方向)


少し休憩をしてから、歩き始めました。
向かいの尾根のトレイルがよく見えます。 朝来たトレイルからV字のように歩いているのがわかるでしょうか。
この半島のような尾根の先、左下あたりにガバルニーの町があります。 まだすっかり雲の下です。


上の写真よりもう少し右を見ていますが、写真奥の高い山々が
先日訪れたトゥルモース圏谷やガバルニー大圏谷から派生する山々かなぁ、と思います。


こちらがわ、随分と岩々になってきましたが、
色鮮やかなお花も見られます。








あんなに立ち込めていた雲が雲海となり、もうずいぶんと晴れ渡ってきました。
フレンチピレネーの山々が良く見えてきています。


こちら側も谷底の方まで見えるようになってきました。
もうお天気の心配はいらないようです。


タイロン(3,144m)をトラバースするような感じで徐々に標高を上げています。
雪渓も見えてきました。


だんだんと急斜面の上りになってきます。


滝も越えて、奥の窪んだところを越えてゆきます。


標高も上がってきて、見えなかった山々が見えてきました。
中央やや左に大きな氷河を抱えた山が見えますが、フランスピレネー最高峰のヴィニュマール(Vignemale:3,298m)です。


カッコ良いのでアップで。 手前の尾根にはちょうどタンテ峠の駐車場も見えます。


photo by TL北島さん
ひと山乗り越えたらもうひと山。
いくつか雪渓を越えていますが、まだ滑り止めはつけていません。
今回は軽アイゼンを持ってきています。


タイロンです。 ザラドゥ小屋はまだだろうか。。。


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