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out of curiosity #3

ブログを始めて14年目。
カメラを抱えて世界中の山に出没したい~!

3年毎の大山詣り

2023-12-08 14:57:53 | 山登り in 神奈川県
2023年12月4日(月)
大山登山道 富士見台からの富士山と手前に二ノ塔、三ノ塔
 
 大山詣りに行ってきた。 大山には2017年、2020年、今回2023年と行っている。 3年経つと行きたくなる?w ただ前2回は春の時期でミツマタの花などを見に訪れた。 初冬に訪ねるのは今回が初めて。 初冬と言っても 11/26までは大山寺阿夫利神社下社で紅葉ライトアップを行っていた。 紅葉には遅いのだが、まだ少しは見られるかもしれない。 天気が良さそうなので美しい富士山や相模湾が見られるかも。
 平日なので駐車場は余裕だろうが、久しぶりに 1,000m越えの上り、東名高速付近の渋滞を考慮して早目出発。 現地には 6:30頃到着。 駐車場はガラガラだが一番下の伊勢原市営第一駐車場に駐車。 ¥600/d で付近最安値、のはず。
 
駐車場を出てこま参道に向かい歩き始めると、鈴川沿いにまだ紅葉が見られた。
赤い橋を渡った先は良辨滝(ろうべんだき)。
大山寺を開山した良弁僧正が、最初に水行をした滝で、浮世絵や歌舞伎にも登場するのだそう。
 
こま参道入口までは緩やかな上りを10分弱、そこから階段を15分ほど上り八意思兼神社に到着。
大山寺に向かうため、女坂に向かう。
男坂よりなだらかではあるが、阿夫利神社下社まで石の不規則な階段上りが続く。
 
ミツマタは既につぼみ準備中。
 
やっぱり脚や身体が重いなぁ~、と思いつつ大山寺付近に到着。(7:35)
縮れた葉が多いものの、まだきれいな紅葉も見られる。
ただ、この時間ほとんどの場所がまだ日影の中だった。
 
大山寺のライトアップで有名な階段。
こちらも日影が多く、葉が縮れ、色もあせ始めている木が多い。
 
大山寺
参拝をして、また帰りも女坂を通り午後の様子を見てみよう、と出発。
 
大山寺を出るとすぐにシカに遭遇。
大山寺から先は階段の斜度が増してくる上、石が不規則で歩きにくい所もあるので注意。
 
身体が慣れてきたのか、割と余裕のあるうちに阿夫利神社下社付近に到着。(8:15)
こちらも色あせた木が多いのだが、まだきれいな木もたくさん見える。
 
青空で陽が当たっていることが幸いだ。
 
大山阿夫利神社下社
 
紅葉越しに相模湾が一望だ。
江の島が見える。 その先に三浦半島、一番奥は房総半島だ。
 
充分景色を眺めたら「頂上登山口」である門から出発。
まずは急で長い石段。
 
その後も整備された登山道ではあるが、大きな石や岩も多いので注意。
 
途中で見られた黄葉。
登るほど疲れることが常だが、何だかこの日は調子よくなってきた。
 
蓑毛からの登山道と合流する場所にはベンチがあり、小腹が空いたのでおやつ休憩。(9:15)
前の森の中に踏み跡があるので行ってみると上写真、富士山を拝むことができた。
この辺りから眺めるとちょうど宝永山が出っ張って見える。
 
そこからさらに15分ほど登ると「富士見台」
 
富士見台からの富士山。 左に愛鷹山、右には二ノ塔、三ノ塔が間近に見える。 (9:42)
 
阿夫利神社本社(下の鳥居)に到着。(10:11)
以前来た時はヤビツ峠からの登山道合流以前で随分疲れた覚えがあるが、
今回はなんだか楽々来れて良かった。 気温が低く体力消耗しなかったのかもしれない。
 
本社前のご神木「雨降木」
大山は雨乞い信仰の山でもある。
 
山頂をアンテナの方に周ってゆく。
途中都心方面にはスカイツリーが見え、筑波山も見えた。
 
アンテナの方からの富士山と愛鷹山。
途中で見た時より雲が多くなってきた。
 
富士山と丹沢の山々。 ここから蛭ヶ岳は見えないらしい。
 
鍋割山(?)の左には赤石岳、聖岳
こちら側は日影が多く、景色を眺めていたら寒くなってしまった。
登りで汗をかかないように、とは思ってもやっぱり汗をかいてしまう。
 
山頂側に戻り、暖かい日なたに座ってお昼ご飯を食べた。
その後もう一度相模湾を撮影。
海には大島、利島、なんとなく新島?
半島は手前が真鶴半島、奥が伊豆半島。初島も見える。
 
景色を眺めたら下山。(11:14)
下りは見晴台を周って下社に向かう。
 
真鶴半島から内陸の方、高い所に二つ並んでいるのは
箱根の駒ケ岳、神山。
 
見晴台まで下ってきた。 奥には大山山頂。(12:13)
見晴台のベンチに山岳救助隊?の方たちがいらした。
おそらく訓練中だと思うが、腰回りにびっしりと様々な用具。
これで捜索などするのは本当に大変だろうなぁ。
 
見晴台まで来ればあまり急な下りはない。
けれど救助隊のお世話にならないよう、慎重に下ってゆかねば。
 
阿夫利神社下社に戻ってきた。(12:47)
このまま下って大山寺辺りで再び撮影し、こま参道で何かおやつ、
と思っていたのだが、何年も行ってみたい所があった。
阿夫利神社下社の「茶寮 石尊」
ステキなテラス席がそれ程並ばずに座れそうならコーヒーブレイクしてゆこうかな。
 
ステキなテラス席ゲット。
私は山頂から下りてきたので全く寒くなかったのだが、
一般の人たちには既に外席は寒く、人気薄だったもよう。
 
ご神水で淹れたコーヒーと升ティラミス。
大変美味しかった!
 
大変満足して下山。
 
下山も女道を歩き大山寺の午後の様子を見に行ったが、
午後この時間は既に全体的に日影の中。(13:50)
 
少し写真を撮って下る。
 
女坂を下っているとケーブルカー通過。
 
ケーブルカー駅近くに冬桜が見られた。
 
 3年ぶり、秋の色が残る大山詣りができて良かった。 紅葉も思った以上に楽しめ、天気も一日中もってくれたので良い景色を堪能することができた。 江戸庶民に絶大な人気を誇っていた大山詣りは今の時代でも、きっとこれからも、多くの人を魅了するのだろうなぁ、と改めて思った。 
 
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ミツマタ越しの富士山 大出山

2023-03-26 17:37:08 | 山登り in 神奈川県
2023年3月20日(月)
大出山(ミツバ岳)山頂から富士山を望む
 
見たい花がもう咲いてしまったり、もうちょっと早すぎのようだったり。。。どこに行こうか迷ったが、昨年3/25に訪ねて少し早い具合だった神奈川県丹沢湖沿いの大出山(ミツバ岳)のミツマタを見に行くことにした。 結果、それでも少し遅いようだったのだが。
 
予報では天気が良さそうだったので富士山とミツマタが見られれば良いな、と。
昨年は国道246号が混雑したため少し早めに出ると6時台に湖畔の駐車場に到着した。
ゆっくり写真が撮れるな、と6:54には駐車場を出発。
 
登山口までの車道沿いにマムシグサ。(ミミガタテンナンショウ?)
 
フサザクラ
多くの花は既に茶色くなっていた。
 
登山口に入るとすぐに急坂を登ってゆく。
 
少し登るとすぐにミツマタが見え始めた。
朝は寒かったのに汗が噴き出る。
 
甘い香りも降り注ぐ。
 
 
 
広い範囲で見ると少し遅かったのか、白っぽい感じ。
 
三枝に分かれるミツマタ。
 
急登が堪える。
けれど次のミツマタ、次のミツマタ、と登ってゆける。
 
ミツマタが見えなくなり、落葉樹の森になったら山頂はもうすぐ。
 
山頂付近には再びミツマタ。
ミツマタのトンネルを越えると山頂と~ちゃく!(8:31)
 
富士山が見えるポイントに来たのだが。
朝高速道路から美しく見えていた富士山には既に雲がかかっていた。
付近のミツマタを撮影していたら雲が取れるかな。。。
 
山頂のミツマタ群生地から丹沢湖を望む。
花の房が扇型になっているのはやはり少し遅かったのかな。
頭の上は青空だが遠くの空は白っぽい。
相変わらず富士山の雲は取れないので、
私の他にも撮影していた方たちが権現山の方に向かって行った。
 
なので私も諦め、世附権現山(よづくごんげんやま)に向かって歩き始めた。
いったん下ってゆく。
 
ミツマタの向こうに見えるのが世附権現山。
 
権現山の斜面右側に見えるのが塔ノ岳らしい。
写真を拡大すると山頂に尊仏山荘らしい建物が見える。
 
下りきった鞍部の薄暗い植林地帯にはツルネコノメソウ?
這いつくばってこれを撮っていると、
大出山山頂でお見掛けし、先に権現山に向かわれた方が急いで戻ってきた。
「富士山の雲が取れてますよ!」と仰りガンガン登って行かれた。
ならば私も戻ってみるか、と。
結構下ったので、登り返しにもうひと汗かいたが。。。
 
戻った甲斐があった!(9:33)
この後また少し雲がかかってしまったのだが(トップの写真)
このくらい見られればもう満足。
コーヒーを飲みパンを食べて権現山に向かう。
 
フデリンドウ?
 
権現山への上りでまたひと汗だ。
 
権現山山頂近くのミツバ岳分岐まで来た。
権現山は見晴らしが良くないので、少し二本杉峠の方へ歩いてみた。
どこかでこちらの方向に歩くと丹沢山塊の見晴らしの良い所があると読んだのだが。。。
 
丹沢山塊とは逆の方向、富士山の隣に南アルプスが見えた!
 
赤石岳、悪沢岳のようだ。
その先少し歩いたが丹沢の山々を望める場所はなかった。
もっと先なのかもしれない。
下りすぎると上り返しが大変なので、少しで戻ってしまった。
 
丹沢は木々の間から。
中央木の左側が檜洞丸、木の右奥に見えるピークが蛭ヶ岳。
 
世附権現山ではそれ程休まず、下りにかかった。
 
富士山はずっと木々越しだったが、結局昼以降良く見えていたようだ。
 
カンアオイ?
 
タチツボスミレ
 
ミツマタの向こうに丹沢湖、その左奥に大野山。
 
ミツマタの向こうに下山してきた世附権現山。
権現山から丹沢湖畔までは激下りの斜面が多い。
落ち葉に覆われトレイルが見にくい場所もあるので注意が必要。
 
オニシバリ
 
花は黄色っぽいがこれもオニシバリのはず。
 
タネツケバナ?
 
丹沢湖畔、落合隧道西端まで下りてきた。
右のコンクリートがトンネル上部。
 
隧道トンネル内は中心辺りが暗く、少し怖かった。
トンネルを抜けると、そこからも富士山が見えた。
 
世附大橋から登ってきた山を振り返る。
左が大出山、右が権現山。
 
その後湖畔沿いを駐車場まで歩き、到着したのは 13:19。
時間が早かったので、帰り道沿いにある「山北つぶらの公園」に寄ってゆく。
富士山が良く見えるかな。
 
と思ったのだが、着いたときにはこの通り。
すっかりまた雲に隠れてしまった。
こちら桜山展望台。
まだマメザクラやカンヒザクラ?が少し咲いている程度だった。
 
つつじ山展望広場へ登ると大野山が間近。
右奥には鍋割山、塔ノ岳が見える。
もうミツバツツジが満開だった。
 
つつじ山山頂部にはブランコもある。
見にくいが、正面は富士山だ。
誰もいないのでブランコに乗ってみた。
実は揺れるのはあまり得意ではないが、やってみたくなるロケーション。
 
つつじ山展望台西側は相模湾や足柄平野が一望。
右奥は相模湾。 中央奥の低い山麓、左の方には東名高速道路も見えるのだが、
つぶらの公園の下にはまさに東名高速都夫良野トンネルが通り抜けている。
 
 春になり桜も例年より10日以上も早く咲き始め、野の花もどんどん咲いているようだが、家の都合であったり、なにより連日の雨でなかなか出かけられない。 今後天気が良くなったら少しは遠出ができればと思っているのだが、花に合わせられるのか、あまりスッキリしない春である。
 
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丹沢のミツマタのお山

2022-03-30 14:49:33 | 山登り in 神奈川県
2022年3月25日(金)
 
 仕事も一段落つき天気も良さそうなので、昨年見て気になっていた丹沢湖畔にあるミツバ岳~権現山に行ってみた。 この時期ミツマタがきれいに見られそうなお山だ。 丹沢とは言っても今まで行ったことのない西丹沢で、とても興味があった。
 朝は早めに出発したが、東名高速道路を6:30頃大井松田ICで下りた後、R246では既に渋滞が始まっており、比較的すいている別の道(旧道?)を通ったものの、丹沢湖畔の駐車場に到着したのは7時半過ぎになってしまった。 平日だが停めようと思っていた登山口近くの2つの駐車場はすでにいっぱい。(寺ノ沢、東沢:トイレ無し) けれど登山口の先、割と近い所にもうひとつ駐車場があり、まだ1台しか停まっていなかったので、その先のトイレを借り、戻ってきて駐車した。 
 
駐車したのは写真中央に木々が立ち並んでいる辺り。(出発 8:05ごろ)
登山口までは徒歩で10分くらいなので、それ程大変な事にはならずに済んだ。
 
滝壷橋脇の登山口から登り始めると、なんとまぁ急登。
もちろん直登ではないのだが、つづら折れでもなんだかすごく急。
 
暑いと言う程の気温ではないのだが、
登って花を撮ろうと止まるとドッと汗が噴き出す。
 
この時間で既に下山してくる人がいたので、権現山の雪の状態を尋ねると、
「乾いてますよ。 花はちょっと早かったな。 良く咲いているのはこの辺だけ。」
と言われ、少々ガッカリ。 では、この辺でしっかり撮らないと。
 
 
 
 
 
きつい登りがずっと続くので、歩いては撮り、撮っては登り。
 
 
 
あら、富士山が見えた。
 
植林地から自然林に変わった。 もうすぐ山頂かな?
 
オニシバリは終盤?
 
山頂近くになり、またたくさんのミツマタが。
 
言われてみれば開き切っていない感じだが、それでもかわいい!
 
そして富士山!
杉の木で見にくいのだが、本日の行程で一番の展望。
 
ミツバ岳(大出山)山頂と~ちゃく!( 9:40 )
 
皆さん風景を眺めたり、ミツマタの木のそばで休憩をしたり、
思い思いに楽しんでいる。
私もおやつを食べながら一休み。
 
ここからは右に丹沢湖、左に山中湖へ続く西丹沢の山々を眺めながらの稜線歩き。
 
奥に見えるのが世附権現岳(よづくごんげんやま)。
 
やっぱり最後は登ります。
 
北西側、山中湖に続く山々(だと思う)も良い眺めだが、
ずっと樹間越し。
 
ミツバ岳、二本杉峠、丹沢湖への分岐を丹沢湖方面へ少し歩くと権現山山頂と~ちゃく! ( 11:07 )
ここでお昼ご飯休憩。
 
お昼ご飯を食べた後、樹間越しではあるが高い山ものぞいてみる。
上は大室山。
 
中央より左の高いピークが檜洞丸、右の木の左奥に見えるのが蛭ヶ岳。
ゆっくり休憩したら下山開始。
 
富士山もとても近いのだが、やはりこんな感じ。
 
丹沢湖への下りもとても急で、時折このように葉で覆われていたり、
トレイルが流されたようなわかりにくい場所があったりもしたので要注意。
山頂と登山口(落合隧道脇)には「踏跡不明瞭、初心者の通行不向き」の注意書き看板もあり。
ただし、要所要所に張り紙程度のものから道標まで、方向を示すものはある。
 
権現山を振り返る。
 
滑ったり、転んだりしないよう注意深く下山。
ようやく丹沢湖が見えた。
 
落合隧道の脇に出てきた。(右側)
 
落合隧道のトンネルをちょっと恐々通り抜け、あとは駐車場まで歩くのみ。
 
マムシグサがたくさん出ていた。
 
 ミツマタは最高の状態ではなかったようだが、楽しむことができた。 西丹沢の様子もわかり良かった。 ただ、東名高速道路、大井松田ICを降りてからのR246がいつも混むのなら、ちょくちょく行くのは難しいな、と感じた。 更に帰路の高速道路も海老名南JCT、海老名JCTその後相模原相川ICあたりまでずっと渋滞だった。 まあそれでも、今年は檜洞丸にも登りたい、伊豆半島の方にも行きたいと、東名高速を使う機会が増えるかもしれない。 何より、出て行けるようになりますように、と祈るばかりだ。
 
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海が見たくて 丹沢表尾根

2021-12-31 21:00:00 | 山登り in 神奈川県
2021年12月27日(月)
二ノ塔から望む富士山
 
 「あぁ、山から海を眺めたいなぁ。」そんな気持ちになっていた。 そんな時に思い付いたのが丹沢の表尾根。 調べればほかにもあったろうが、年末で忙しかったし、何よりすごく表尾根を歩いて塔ノ岳まで登りたくなった。
 
太陽に照らされて水面がキラキラした海を眺めながら。
 
江の島の向こうに三浦半島、房総半島。
 
南には大島、右奥には利島とその奥にたぶん新島。
 
1時間ほどで二ノ塔に到着。(8:26)
二ノ塔からの展望が良くなった?
 
三ノ塔に向かうトレイルから。 箱根の山も良く見える。 
中央右辺りに二つ並んでいる左が先日ロープウェイで上がった駒ケ岳。 その右が神山(大涌谷の上部)。
写真右端に尖がっているのが金時山。
 
三ノ塔に到着。 (8:51)
富士山と、右の方一番高いピークが塔ノ岳。
陽の短いこの時期、あそこまで行けるかな。
 
東側、すぐ隣には大山。 大山左奥には筑波山塊。
 
筑波山塊アップ。
 
筑波山塊と大山の間にはスカイツリーが見える。
見える? 中央奥です。
 
丹沢名物木道。
 
手前下の方に烏尾山。
 
おはようございます、お地蔵さま。
ここからグッと下って烏尾山に登る。
 
いやぁ~、きつい。
烏尾山のトイレは使えるようだった。
因みにヤビツの公衆トイレは使えないと思っていたが、使えた。
簡易トイレがたくさん設置されていたので、いずれ使えなくなるのかもしれない。
三ノ塔のトイレは12月から使用不可。
冬期は良く調べてゆく必要がある。
 
行者ヶ岳を越えて最後の鎖場。
この日は凍結もなく良かった。
 
政次郎ノ頭に向かうここは崩壊が進んでいるような気がする。
 
政次郎ノ頭から三ノ塔、烏尾山を振り返る。
右の白いのは霜柱。
 
新大日に向かうトレイルから。
 
新大日はもうすぐ。
真鶴半島、伊豆半島。
 
新大日のベンチでおやつ休憩。
ベンチの下は泥濘が始まっていた。
 
新大日を過ぎいくつかアップダウンを越え、ようやく塔ノ岳直下。
あの最後の登りがまた堪えるのだけど、もうすぐ。
 
塔ノ岳とうちゃ~く! (11:36)
やっぱり4時間かかったな。 けど登れてよかった。
 
しかしここに来て空気が冷たい! 風も吹いている!
寒い、寒い!
とりあえず尊仏山荘でトイレを借りて撮影。
 
愛鷹山~富士山~南アルプス
 
檜洞丸~蛭ヶ岳
中央奥には金峰山、大菩薩嶺など甲斐多摩の山々
 
尊仏山荘内でお昼ご飯を頂きたいほど寒かったが、
景色が良いので我慢して外で頂く。
 
見たかった海をもう一度よく見て
 
初島、三浦半島、伊豆半島
 
下山する。(12:10)
寒くて30分程しか居られなかった。
中央が新大日へ向かうトレイル、その先右に伸びる尾根で烏尾山へ、
その後下ってから、その奥台形の三ノ塔へ登り返し、二ノ塔を経て下山。
 
 
 
筑波山方面。 麓に見える水面は宮ケ瀬湖?
 
15:00前に三ノ塔に到着できたので、素敵な避難小屋内でおやつ休憩。
 
楽しかったな。
 
海を見ながら下ってゆく。
 
菜の花台から。
 
 塔ノ岳まで登れるかどうかの不安はあったが、無事日没前の16:00頃、菩提峠の駐車場に下山できた。 空がきれいだったので、また菜の花台に寄ってしまった。 寒いからやめようと思っていたのに。 2021年登り納めに約1,400m登ることもでき、楽しく充実した気持ちで帰路についた。
 
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ミツマタ咲く大山詣り

2020-04-01 23:56:01 | 山登り in 神奈川県
2020年3月20日(祝・金)
大山山頂から富士山、丹沢表尾根を望む
 
 そろそろ大山詣りに行きたいと思っていた。 YAMAPで特集をしたことなどもありますます気持ちはつのっていたのだが、大山に行くなら女坂にミツマタが咲くころだと思っていた。 頃合いも天気も良さそうな20日祝日、混むかとも思ったがひとりでなるべく人の波を避けて歩くことにする。
 
 前回は2017年4月。 なんと4月で大雪が降った後だった。 その時と同じく ¥600/日 の第一駐車場に駐車。 豆腐屋さんや豆腐料理のお店などが並ぶ風情のある通り、その先のこま参道、既に開いているお店もあったが、お楽しみは帰りにとっておき、のぞき見だけしながらゆっくり上ってゆく。
 
 
 まだ始発前の大山ケーブル駅を横目に通り過ぎるとすぐに「八意思兼神社(やごころおもいかねじんじゃ)」がある。 こちらのミツマタも楽しみにしていたが、まさに満開だった。 ここからトレイルは男坂(写真の3人が上っている階段。この先ずっとこのような階段が続く。)と女坂に分かれる。 私はもちろん女坂。
 
女坂両脇にはしばらくミツマタの木。
 
満開~終盤であったが、今回も見られて良かった。
 
女坂には「女坂の七不思議」があり、この石仏もそのひとつ「爪彫り地蔵」。
「弘法大師様が道具を使わず、一夜のうちに手の爪で彫刻されたと伝えられている。
何事も一心に集中努力すれば実現できるとの教えである。」とのこと。
先日小鹿野町にある秩父31番札所のお寺さんでも弘法大師様の爪彫り像を拝見したが、
きっとあちこちにあるのだろうな。
 
ムラサキケマン
 
大山寺。 秋には紅葉が美しく、夜のライトアップもするのだそう。
ケーブルカーは大山ケーブル駅~大山寺駅~阿夫利神社駅、3つあると今回知った。
なのでお正月、紅葉時の夕景撮影などもお手軽にできるのかな?
 
大山阿夫利神社下社に到着。(9:05)
駐車場から1時間半ほどかかった。
人はそれ程いなくて清々しい。 ここでもちろんお参りをする。
鳥居で帽子をとって。。。気が付いた。 帽子に乗せておいたサングラスがない。
きっと下の八意思兼神社で参拝をしたときに落としたのだ。
大山寺で気が付かなかった。 無いかもしれないものを取りに下る気にはなれなかった。
自分の注意不足だから仕方がない。
 
天気も良く眺めは最高だ。
 
見晴らしの良い場所に移ればこの景色。
相模湾に江の島が浮かび、その向こうに三浦半島、房総半島。
三浦半島向こう側、根元の奥にもまだ水面が見えるが、東京湾ということだよね。
 
上記YAMAPのリンクでは阿夫利神社下社境内にできた「茶寮石尊」が紹介されていた。
開店前だったが外のテラス席が覗けたので一枚。 ここからは2枚上の風景が一望だ。
下山時に並んででもこの席でコーヒーを一杯、と思っていたが、今回は濃厚接触を避けやめておいた。
早くお店や温泉に入れるようになると良いのだけど。。。
 
大山山頂に向かう。 ここから山頂に向かい、下山時は見晴台を通って周回で下りてくる。
前回は半時計回りに見晴台方面から登ったので、ここに下りてきたのだが、
「登拝門」と書いてあるのを見て、次回はここから登るべきだろうと思っていたのだ。
 
下社からは結構な急登が続く。
 
オニシバリ? ナニワズ? どちらでもない?
オニシバリの花は黄緑色、ナニワズの花は黄色、と書いてあるものを見たが、
ナニワズは神奈川県にはない、という記述も見た。
新潟県・角田山辺りでナニワズはナツボウズとも呼ぶと聞いたが、
オニシバリをナツボウズと呼ぶ、との記載もある。
よくわからない。(;´・ω・)
 
「天狗の鼻突き岩」まで来た。 下社~山頂間の 1/3くらいの位置だが、結構ハード。
気づくと周りはケーブルカーで上がってきたであろう家族連れがたくさんいた。
 
そろそろ景色が見えないかな~、と思っていると「富士見台」
前回はここから富士山を望むことができなかった。 今回はバッチリ!
富士山右手前は二ノ塔、三ノ塔だ。
 
まだかなぁ~、という所でヤビツへの分岐。
ここまで来ればもうすぐだ。
 
来ました! 二十八丁目の鳥居。
奥には前社、本社が見える。
 
雨降り山のいわれ、雨降木。
 
そして奥社。
ヤビツなど各方面からの人々が終結し、この辺はにぎわっている。
 
都内方面を見る。 この下のベンチも人でいっぱい。
私の目ではよくわからなかったが、予測を付けて撮った写真中央にスカイツリー。
その上にちょうど飛行機が飛んでいる。
 
北側に回ると富士山と丹沢の山々が良く見える。
こちら側に来る人は少なく空いていた。
 
富士山。 手前に二ノ塔、三ノ塔。
中央緑の濃い辺りのピークが新大日、その奥の高いピークが塔ノ岳。
右の方さらに高くなだらかなのが丹沢山。 表尾根を見てとれる。
 
丹沢山より右手には奥の方に奥多摩の山々。
高い三角錐が雲取山。 手前には三頭山、御前山も見えている。
 
この絶景を前にお昼ご飯を頂く。
ゆっくりと休み、感無量。
 
下山前に再び混みあう山頂の端で人を避けつつ横浜方面。
中央辺りの茶色は厚木基地。 厚木の基地って海自航空基地なんだ。
海の中には木更津に続くアクアライン。
 
見晴台方面に下る。
 
開けた所で小田原方面、真鶴半島、伊豆半島、
海には大島、初島、利島もうっすら見えている。
 
どんどん下る。
 
不動尻への分岐。
 
タチツボスミレとヤマルリソウ。
ヤマルリソウはこんな風に食べられてしまった?ものばかり。
 
見晴台に到着。 ここのベンチも満席。
離れた倒木に腰かけおやつ休憩。
 
二重社。 この隣に二重滝。
この辺まで来るとケーブルカーで来た観光客にも出会う。
トレイルは整備されているが、片側が急斜面、岩や細い場所もあるのでスニーカーくらいは必要。
 
下社近くに赤いミツマタ。
 
茶店の横から上がってきた。 ここからもう一度下社に参拝する。
下社では茶寮石尊に寄れなかったので、せめて境内のベンチで休憩し、地下でご神水を頂く。
 
帰路は男坂で。 急な石の階段続き。
下りきると朝参拝した八意思兼神社に出るわけだが、ひょっとしてそこに失くしたサングラスがあるかも?
この日登ってきた人は割と多かった印象だ。
小さなものが落ちていたらゴミにならないよう自分のものにする、という人も少なくないと思う。
そんな風に期待はしていなかったのだが。。。なんと、境内前の石積みの上に置いてあった!
あ~、日本人て本当に正直で親切だ。 拾って置いてくれた方、ありがとうございました。
 
こま参道ではやはりお店に入るのがためらわれ、
路上で買えた「大山 とん勝 中村屋」さんの
豆腐入りメンチカツ新生姜味を購入。
豆腐を50%使用だそうで、かぶりつくとホワッとソフト&ジューシー。
とても美味しかった!
 
あとは駐車場に向けて舗装道路を下ってゆく。
登ってきた山を振り返りながら。
 
 
 意図していたわけではないが、前回も寄ったコンビニで帰り道用コーヒーを。 そこから望む大山。 以前にはなかった新東名が伊勢原大山ICまで伸びていた。 朝は間違えるとやっかいなので新東名を記憶していないナビで伊勢原西ICで降りたのだが、帰りは伊勢原大山ICから帰ってみた。 圏央道へは海老名JCTからも海老名南JCTからも行けるのだ。 へぇ~。
 大山の目の前まで高速道路で行けるのだから、江戸時代の人が見たらさぞビックリすることだろう。 これなら大山登山後、江戸時代の人たちのように「男神と女神の両詣り」もお手軽になったようだ。 帰りにしらす丼の夕食とか、いいなぁ。
 
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