人生にロマンスとミステリを

小説を読むのも書くのも大好きな実務翻訳者です。ミステリと恋愛小説が特に好き。仕事のこと、日々のことを綴ります。

朝来みゆか他『書店であった泣ける話』

2020-09-13 21:10:35 | 読書記録(紙書籍のみ)
朝来みゆか他『書店であった泣ける話』

ファン文庫Tearsさんの創刊号の1冊です。
本が大好きな自分としては読まねば!と思っていて、ようやく読めました。

一番気になったのは……『祖母の古書店』の中で作家さんが編集さんに
資料をもらったことのお礼を言っているシーンです。え、編集さんにお願いしたら、資料を探して
くれるん!!?? そういえば、石田衣良さんの『チッチと子』では、奥さんが
作家(だったっけ)に資料を届ける途中で事故死した、みたいな描写があった記憶が。

ってことは、頼めば編集さんは資料を集めて揃えてくれるの!!??
と思ったんだけど、深夜1時とかにメールを送ってくださる編集さんに
そんなむちゃくちゃできない。しかも、私のようなマイナー(ぐすん)な作家のために、
そんな手間をかけさせるなんて申し訳ない。

などと考えてしまった(笑)。

なんちゅう感想や。
個人的には『文具売り場の手塚治虫』がよかったな。ほんわり胸が温かくなるお話。
『手紙』は落ち込んだときに読むと前を向く勇気をもらえそうでした。
コメント
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