人生にロマンスとミステリを

小説を読むのも書くのも大好きな実務翻訳者です。ミステリと恋愛小説が特に好き。仕事のこと、日々のことを綴ります。

三上延『ビブリア古書堂の事件手帖4』

2016-08-20 08:48:16 | 読書記録(紙書籍のみ)
三上延著『ビブリア古書堂の事件手帖4』

最近、こればっかり読んでます(笑)。
いつもはほぼ一話完結の短編集って感じなので、今回もまず一話だけ読もうと思って、
寝る前に読み始めたら、今回のは一冊で一話でした。結局夜中までかかって完読(笑)。

栞子さんのお母さんがついに登場! なかなか癖のある人物です。
そして、栞子さんと大輔くんの仲もようや~くほんのすこ~し前進(がんばれ、大輔くん!)

今回中心となったのは江戸川乱歩のコレクションでした。たいてい読んだことのない古書が
取り上げられているのですが、江戸川乱歩は長男が去年くらいにはまったので、私も
初めて子ども向けのものを一冊読みました。大人向けのものも読んでみたいな(すごそうだけど)。

作中で出てきたモーリス・ルブランのアルセーヌ・ルパンシリーズやコナン・ドイルの
シャーロック・ホームズシリーズは大好きで全部読んだんですよね(内容はだいぶ忘れたけど(笑))。

今回は謎そのものもですけど、取り上げられている本にも熱くなりました。

それにしても、細かくちりばめられている伏線、すごいです。でも、今回はいくつかわかりましたよ~。
謎解きに恋に、楽しめる作品です。
コメント
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