今日の名言:@F_W_N_jp
何? 人間は神の一つの失策(へま)に過ぎないって?それとも、神が人間の一つの失策に過ぎないのでは?(ニーチェ、『偶像の黄昏』)
<一言>この最初の「何?」という疑問詞がインポータント。彼は、この問いに断定的に答えることはできない。この問いの前で、人間はたじろぐ。 . . . 本文を読む
今日の名言:@wisesaw
この世は一冊の美しい書物である。 しかしそれを読めない人間にとっては何の役にも立たない。(ゴルドーニュ)
<一言>
「美しい」と言えるかどうか。確かに、読み取るべきことがたくさんあるに違いない。「美しい」の代わりに「謎に満ちた」と言うべきだろう。 . . . 本文を読む
今月から聖書研究会ではヨハネ福音書を取り上げます。主になる資料は、松村克己先生の『ヨハネ福音書講釈』と、田川建三氏の『新約聖書訳と註』の「ヨハネ福音書」です。両者の間の執筆時期は60年を超えており、その間の新約学における発展には驚くべきものがあります。 . . . 本文を読む
「私は何でクリスチャンであって、仏教とでないんだろう」。この疑問はおそらく多くのキリスト者、特に2代目以後のキリスト者が、心密かに抱いている疑問だろうと思う。その疑問の裏返しが、五木寛之さんは、なぜ、仏教徒であって、キリスト教徒でないんだろうという疑問である。(身辺整理の一環として) . . . 本文を読む
今日の名言:RT @Bonhoeffer_jp:
教会を創造する言葉は、この教会を常に新しく呼び集め、具体的な集会とする。なぜなら、神が御旨を実現するのは、神の意志と教会の意志に従って説教された言葉だから。(ボンヘッファー『聖徒の交わり』)
<一言>何となく分かる。そこまで言い切れるとは。 . . . 本文を読む
今日の名言:RT @gandhi_tamashii:
自分とは異なる考え方を受け容れないのも、暴力のひとつの形である。それでは真の民主的精神は、いっこうに育たない。(『ガンディー 魂の言葉』)
<一言>ここがポイント。保守主義者も、自由主義者も、社会主義者も、共産主義者も、みんな含めて、これが民主主義。受け入れられないのは排他主義者と暴力主義者。 . . . 本文を読む
ヤコヴ・M.ラブキン『イスラエルとは何か』(平凡社新書)
なかなか刺激的な本である。読みながら、イスラエル国の成立当時のこと、入植者によるキブツのこと、日本赤軍によるテルアビブ空港乱射事件等を思い出した。そうなんです。これは私たちの年代の者にとって「同時代」の出来事なのである。そして、それは今のことでもある。また、キリスト者にとっては「シオニズム」という言葉には特別な思いがある。しかし、考えてみると、どうしても「遠いこと」としか思えない。あまりにも知らないことが多すぎる。毎日のように旧約聖書を読み、バビロン捕囚のことを口にし、エルサレム帰還のことを口にしながら、実はユダヤ人たちがそのことをどう受け止めているのか、何も知らなかった。重要なポイントをノートしながら読んだが、そのノートがあまりにも長くなりすぎて、まとめることもできない。幸いなことに、著者は最後の部分で、問題点を整理し、まとめてくれているので、それをほとんどそのまま、読了の記録とする。 . . . 本文を読む
今日の名言:RT @B_Pascal_jp:
考える葦である我々人間の尊厳の全ては考えることの中にある。我々はそこから立ち上がらなければならないのであって、我々が満たすことのできない空間や時間からではない。だから、よく考えることに努めよう。ここに道徳の原理がある。(パスカル)
<一言>うーん。「空間と時間」の「間」とは何か。これは日本語の枠内での疑問だが。クロノスとカイロスに対応する「空間概念」は何か。 . . . 本文を読む
文屋 善明
今日の名言:@KatsuKaishuBot
いくら戦争に勝つても、軍艦が出来ても、国が貧乏で、人民が喰へなくては仕方がない。やれ朝鮮は弱いの、支那人の頭を叩いたのと言つて喜んで居ても、国家の生命に関する大問題がそつちのけにせられるやうでは、まだ鎖国の根性が抜けないといふものだ。(勝海舟)
<一言>明治人の心意気。さぁ、この言葉をどう解するのか。(不快語、お許し下さい) . . . 本文を読む
先日、私が投稿した一枚の写真「光る龍が許斐山(コノミヤマ)を狙っている」をめぐって、面白い雑談が展開されましたので、ブログ「ぶんやさんち」に記録保存します。(2014.1.14) . . . 本文を読む
昨日、朝倉市総合市民センター大ホールで京都エコーの朝倉演奏会が開催されました。京都エコーとは全日本合唱コンクール全国大会で、1980年から20年間連続金賞に輝く「あの京都エコー」です。昨年2月、福岡市内で開催された合唱団サウス・エコーとのジョイントコンサートで京都エコーの演奏を聴かれた朝倉高校の田中玲子先生が、ぜひ朝倉の高校生に京都エコーの生の演奏を聴かせたいと思い、その熱望が関係者の心を動かし、実を結び開催される運びになったとのことです。 . . . 本文を読む
「ホームレス・イエス」
イエスがホームレスであったということは常識に近いことですよね。以下の話はカトリック信徒である友人からのメールによるものです。
今年の春ころ、ティモシー・シュマルツという彫刻家が「ホームレス・イエス」という作品を作り、しかるべきところに展示してもらいたいと思い、 . . . 本文を読む