Jun日記(さと さとみの世界)

趣味の日記&作品のブログ

バレンタインデー

2018-02-15 14:49:05 | 日記

 昨日はバレンタインデーでした。そして久しぶりに良いお天気でした。

 朝、雪掻きする時に雪の白さがとても眩しくて、可なり久しぶりにサングラスを掛けました。お陰で視界が暗くなって何時もと勝手が違い戸惑いました。それでも1時間程雪をならして、その後のんびり銭湯に出かけました。雪掻きで疲労した筋肉に、バブルバスの泡をボコボコ当てて、とても気持ちよく入浴していました。普段なら1サイクルでも疲れて途中で湯船から出てしまうのですが、3サイクルくらい気持ちよくボコボコしていました。余程疲れていたのでしょう、湯船の中で本当に眠ってしまいそうでした。

 そして、この日は何時もは行かない屋外のナノ炭酸泉にも行ってみました。此処は日替わり温泉でした。そして、昨日はチョコレートの湯でした。流石バレンタインデーと苦笑いしました。お湯をすくって匂いを嗅いでみるとほのかにミルクチョコレートの甘い香りがしました。温泉の移り香でチョコレートの香りの女性(男性もかもしれません)が多くみられた日かもしれません、私がチョコレートですね。

 私は炭酸泉は強く当たってしまうようなので、そうと気付いてからは入浴は控えていました。昨日は普段よりかなり筋肉疲労を感じていたので、入浴しても丁度良いのではないかと思うと短時間だけ利用してみることにしました。炭酸泉は浴後直ぐより、翌日の体調がぐったりと疲労感、芯から疲れが来るという様なげんなりとした状態になってしまいます。その効果は今回どうなるだろうかと気になっていましたが、お風呂から帰宅してとんでもない事に遭遇する事になりました。

 何となく予想はしていたのですが、良いお天気の日差しのせいで一旦成らした雪が緩み、駐車場に入る坂道でその雪の深みにタイヤがはまって立ち往生してしまいました。その後は雪を掘りだしたりタイヤ付近に水を掛けたりと大わらわでした。3時間ほどして漸く駐車場のいつもの場所付近まで持ってきました。この一件で想像がつくように、入浴後の一仕事、汗かき運動で折角のお風呂も水の泡、バブルバスだけに入浴効果の疲労回復もバブルのように弾けたのでした。

 その後の夕飯時、私が「疲れた。」と言ってぐったりしていたのは、何時もの炭酸泉のせいなのか入浴後の予想外の運動のせいなのか、さっぱり判断のつかない内に私は早々に就寝を取ったのでした。


久しぶりの好天

2018-02-14 08:38:49 | 日記

 久しぶりの好天で雪解けが進むという予報です。嬉しいですね、でもなかなか雪の白い姿は無くならないでしょう。屋根雪が避けてくれるのは嬉しいです。屋根が黒いお陰で早々と雪解けが進むせいでしょう、屋根雪は案外早くに無くなっていくように思います。落雪などもしてくれるので、お天気が良いと自然に屋根雪が少なくなって行きます。とはいっても屋根からの落雪は危険です。固く成った雪に当たったり、落雪の多量の雪に埋もれたりする事があるからです。雪国育ちでないと慣れていなくてこういった危険に気付かず被害にあう事があります。慣れていても運悪く雪と遭遇する人もいます。

 屋根雪の樋に引っかかった雪の塊などを、スコップで突いて崩すのも簡単なようで結構危険です。何故なら、スコップの先から柄を伝わって、砕いた雪の塊がスコップをもつ腕から顔に向かって滑り落ちて来るからです。屋根からスコップ、腕、肩、その先の見上げている延びた首元に一直線でスーッと勢いよく滑り落ちて来ます。よくあるパターンであり、雪の硬さや鋭利さによっては非常に危険です。ほとんどの場合喉に直撃します。又は顔、目などに当たる場合も酷い目にあいます。

 かくいう私も、2回くらい経験があります。覚えていないだけでもっとかもしれません。幼い頃から遊びの中でひどい目にあって覚えてきた危険です。お陰で屋根の雪下ろしの時や、雪解けが進んで軒下に落ちてくる屋根雪に気をつける習慣がつきました。道を歩いていて落雪の痕跡を目にすると、この場所は危険だと迂回します。その場所を通らない事がベストです。また、雪塊が屋根を落ちて来る時の音、がらがらがら…という音を聞くと、何処に落ちて来るか分からないので当たらないように軒下の内側深くに避難します。間に合いそうになければ家からなるべく離れて落ちてくる雪に当たらないように気をつけます。何方も間に合いそうになければ、自分の所に落ちてこないようにと祈ります。

 こうやって屋根の落雪に注意してうまく軒下などに逃れても、落ちた雪塊が見事に砕けて四方に飛び散った雪の飛沫で、ベッシャㇼと濡れて被害を被る時もあります。屋根という高所、長い勾配を滑って来た雪塊だけに、その跳ねる勢いは見事です。顔までベッシャリと水しぶきが飛んで来た事があります。その時私は中学生でしたから、優に1メートルの高さを超えて飛散した訳です。この屋根雪が凍っていなくて、石やコンクリートの様な硬さの砕けた塊が飛んで来なかっただけ幸運だったかもしれません。アスファルトやコンクリートの地面に落ちて跳ね返り、人の頭や顔に飛んでくる落雪の危険もあるという事を知っておいた方が良いのかもしれません。不可抗力かもしれませんが、頭や顔の防御も必要ですね。


雪の思い出

2018-02-13 10:12:55 | 日記

 私の1晩の雪の思い出といえば雪囲いでしょうか。家の軒下に角材を等間隔に置いて、その角材に菰(こも)を渡して荒縄で結わえ付けていくものです。上から3段くらいにして、菰(こも)は横に渡してあったようです。冬の雪に備え、まだ雪の降る前の木枯らしの頃、晩秋に祖父と父が家を囲う作業をしていました。時には伯父も加わっていました。その内父が1人で行うようになりました。

 家を覆うと言っても、庭だけの雪囲いでした。屋根雪を下ろすと見事に庭が埋まってしまい、窓や庭に面した戸口が積まれた雪で圧迫されて仕舞うので、雪に触れる家壁などが傷まないようにするためだったようです。当時の壁は木造りでした。窓は障子戸でした。雪の重みで十分折れたわけです。窓部分が障子戸なので隙間風が入り、冬の酷寒は台所へ行くと震え上がった物でした。それでも屋内になるので外よりは暖かかったのだと思われます。トイレは更にその奥にあり、寒さを思うとその場所へ行くのが嫌なものでしたが、生理現象なので寒いと思う以前に小走りで通っていました。何方かというとその後の手洗いの水の冷たさの方が嫌なものでした。終わると飛んでコタツに帰り、丸くなってコタツに潜り込んでいたものです。

 この頃の家は明治の後年に建てられたものでした。古めかしかったものです。元は台所も土間だったようです。座敷から庭に面した縁側は土間のままで、簡単な木の板が庭と縁側を隔てた仕切りとしてに渡された感じでした。それが壁になっていました。大きな窓もあったかもしれません。風が吹くと揺れるような板壁で、土台の無い物でした。最初は有ったのかもしれませんが、土間に面するところは朽ちてぼそぼその板の先になっていました。

 家の事より雪の思い出話でした。この雪囲いが出来上がると日差しは遮られ家の中は暗くなってしまいます。雪囲いを取り払う春の日までいくら外が晴れてお日様が出ても、家の中には日差しが入らず常に薄暗い状態になってしまうのでした。私は物心ついてから晩秋のこの日になると、台所の下り口に座り込み来るべき長く寒い冬や多雪を思いやりました。そして暗くなった家と同じくらい暗い気分になるのでした。

 そんな沈んだ私から来るべき季節への不満を聞いた父はこう言ったものです。「冬来たりなば春遠からじと言って、寒い冬の先には暖かな春がやって来るというものだ。また暖かい季節が来ると思えばいいんだ。」と。そんな父に、まだ幼かった私は言ったものです、「そんな先の暖かな日の事より、今から直ぐに寒くて雪が沢山降る日が一杯あるじゃないか。それが嫌なの。それなのにどうしてその先の暖かな日のことを考えなければいけないの?」と。

 私にとって雪囲いは、これからやって来る嫌な雪の季節の前触れとなっていたのでした。そして、幼い私には目前の今の時間しか捉える事が出来ないのでした。その先の未来や、まだまだ自分の人生が長く続いて行くという感覚が未だ分からない時代だったのでした。季節のサイクルを漸く覚えた頃、嫌悪に目覚めた頃の冬、雪の季節への新鮮な感情の発露でした。


特にありません

2018-02-12 11:02:14 | 日記

 これといって特に楽しみにしている競技はありません。今現在は雪等、見るのも嫌な気分だからかもしれません。特に今日は寒く感じます。

 過去を振り返ってみると、毎回楽しみにしていたのはフィギュアスケートやスキーなどでした。今はボブスレーやスノーボードなど競技も多種類あり、カーリングなどもテレビに映ると見る事は見たりします。

 私は過去にスキーで怪我した経験があるので、「ウインタースポーツ=危険」の観念が強いのでしょう、冬季オリンピックはあまり乗り気ではないスポーツの祭典になっています。生来寒さは苦手なので、現地へ見に行く気にもなれません。国内で開催された時にも、わざわざ見に行く元気は出ませんでした。

 雪って綺麗ですが、怖いものです。昔から冬の雪に携わって生活して来ただけに、冬の戸外で雪と戯れる元気や余裕はありません。昔から「子供は風の子なのに、どうしてお前は外で遊んで来ないの?不思議な子だ。」とよく言われましたが、この年になると尚更冬の戸外は苦手です。最近は、ウインタースポーツをする人は、除雪など生活で雪の処理に苦労した事が無い人が楽しむものなのじゃないか、とさえ思ってしまい、腹立たしくなってしまいます。


冷え込んで来ました

2018-02-11 20:57:10 | 日記

   また大雪予報が出ています、冷え込んで来ました。連休は連日の雪かきの疲れが出たのか家でのんびり寝込んでいました。よく眠れるので自分でもビックリしていました。

   1日くらいのんびりと銭湯に行きたかったのですが、明日は雪が多く積もりそうなのでまた出掛けにくくなりそうです。3日間家でのんびりという事になりそうですね、または新しく積った雪を退かす事になるかもしれません。

   こちらは元々2月前半までは酷寒の時期です、この時期を過ぎれば寒気も緩んで来るので時期的にも寒さは峠を越えた感じになるのですが、寒い時期に寒波が押し寄せた今冬になりました。久しぶりに本来の雪国の気候を味わいました。幼い頃を懐かしく思い出しました。地球温暖化に歯止めが掛かったと思えば、この地方の冬はいつもこんなものだったと納得してしまいます。嫌だと思っても自然の天候の事、致し方ありません。昔の雪かきなど懐かしく思い出していました。降り積もる雪に対処するだけです。

   雪の除雪にブルドーザーが活躍するのは昔も今も変わりない光景です。ブルドーザーが雪を退けた後は、道の端に雪が寄せられて雪の壁ができます。雪の量によりますが、50センチくらいの高さの壁になります。幅は20センチくらいになるでしょうか、ちょっとした雪の堤防が出来上がります。家から往来に出るため、この雪の堤防をシャベルで切り崩して出口(入口)を作ります。朝、私も登校時に親が作ってくれたこの出口から除雪された道に出て、気楽に心安く登校したものです。現在は融雪装置が利いている場所もあり雪壁は見なくなったと思っていましたが、今冬久しぶりにブルドーザーで除雪された雪壁の繋がりを目にして、昔も今も雪の風景、脅威は変わらないものだと感慨深く思いました。(そこだけ時代の波を感じない事に一種驚きました。)