東十条探偵団2

明日は何を撮りに行こうかな?

クロバナロウバイとシモクレン

2018-04-20 | 季節の花
  チョコレート色ともワインレッドともいわれる
  クロバナロウバイの色、私はくろがね色と呼びたい。
  逆光で見ると鋼の色、くろがねの色と。
  合わせて今年は見られたシモクレンと。


  

     クロバナロウバイ
     春先に咲く黄色いロウバイとは属が違う花です、
     私は逆光で撮るのが好きですが。




  

     順光で見るとこんな感じ。
     北米東部原産、アメリカロウバイとも呼ばれています。




  

     チョコレート色でもワインレッドでもいいけど
     やっぱり鋼の色と呼びたい私。
     この花をこうして撮っていると至福のひと時ですね。




  

     毎年々々ちゃんと見られなかったシモクレン、
     タイミングが合わなかった。
     今年は珍しくタイミングが合ってきれいなシモクレンを見ることが出来た。




  

     この花は逆光でほぼ真っ黒にしか見えない、
     めちゃ露出補正をかけてやっととここまでもってきた。
     バックは飛んでしまったが花はきれいな紫色に。




  

     私のイメージとしてシモクレンはこうでなくてはならない、
     やっとそんな花に出会った。
     開いた花びらが裏側の白い部分まで見えている、
     やっぱりシモクレンはこうでなくちゃというのが固定観念になっている私。

     でも相変わらずハクモクレンとは出会えない、
     咲いてはいるけどいい花に出合えない。
     前にはあちこちで見られたんだけどここ数年見られない、
     百花園でも普通に見られたんだけどなあ。

          data: 最終撮影4月16日 撮影:向島百花園
          

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いろいろ咲いたいろいろな花

2018-04-19 | 季節の花
  怒涛のように咲いてきたいろいろな花、
  このまま物置に放り込むのもかわいそう。
  大急ぎで載せて日の目を見させましょう、
  もう残っているのも少ない花たち。


  

     ヒトリシズカ  4/7撮影
     早く咲いて早く消えてしまった、ゆっくり見ている暇もなかった。




  

     フタリシズカ  4/16
     やっと咲き始めたところ、まだ数が少なく花を選べない。




  

     ヤブレガサ  4/03
     花ではなく葉なんだけど、どうにも面白いネーミングで笑っちゃう。




  

     イワヤツデ  4/3
     岩場に咲いて葉がヤツデに似ているのでこの名前が。




  

     チゴユリ  4/16
     小さなユリということで稚児百合と。




  

     ユキザサ  4/16
     白い花を雪に見立て、葉が笹に似ているからと。




  

     キランソウ(金襴草) 別名:地獄の窯の蓋  4/16
     この草には薬効があり、地獄へ行かなくてもすむので釜に蓋をしてしまう。




  

     五弁のツバキ  3/30
     まだ咲き始めたころ、木漏れ日に映えてとてもきれいだった。




  

     タツナミソウ(立浪草)  4/9
     岩に打ち付ける浪をイメージして。




  

     ミヤコワスレ  4/16
     咲いてきましたミヤコワスレ、これが咲いてくるとまた忙しくなる。

     とにかく撮るのに精いっぱいで撮るのは撮ったけど
     フォルダに仕舞ったまま、
     なんとか日の目を見させなきゃ。
     2,3日かけて在庫一斉セールなど目論んでいます。

          

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もう一つの花いかだ

2018-04-18 | 季節の花
  今年は猛烈な勢いで花々が咲いてきたので
  桜の花の散るさまは見ている暇がなかった。
  花筏は見られなかったけどもう一つのハナイカダ、
  植物のハナイカダは何とか間に合った、他にトサミズキとキブシを。


  

     ハナイカダ、ミズキ科ハナイカダ属の植物。  4/7撮影
     葉をイカダ、葉の上に咲いている花を船頭さんに見立てての命名です。




  

     よく見ると花につながる"中央脈"が見えます、
     そもそもはこれが枝で普通の花のように枝に花が咲いていたと思われています。




  

     何とも奇妙な植物ですが、
     世の中にはヘンな植物があるんですね。
     そして、見た目信じられないけどこの植物
     山菜として有名で新芽を天ぷらにするととても美味しいそうです。




  

     トサミズキ(土佐水木)  3/17撮影
     自生しているのは土佐(高知県)近辺の蛇紋岩地帯のみだけど、
     全国で植栽されています。




  

     おしべの部分は茶色。
     開花直後はおしべは赤っぽい、
     花が開いてくると次第に茶色くなる、赤いときのシベはきれいです。




  

     キブシ(木五倍子)  3/17撮影
     難しい字ですね、説明は長くなるので止めておきます。
     実ではなく花ですよ。




  

     日本にはこの一種だけが自生しているみたい、
     ただ地域的な変化があって5変種が見られるようです。

     平安時代の貴族から江戸時代の既婚女性が歯を黒く染める風習がありました。
     黒いツヤが美しいとされ、お化粧のひとつです。
     そのお歯黒の材料として本来の材料の代わりにこのキブシが使われました。

     春先になってキブシが木いっぱいにぶら下がっている姿は壮観です、
     コブシより先に春を告げる花でもありますね。

          data: 4月7日 撮影:向島百花園
          

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美しくない?ランの花

2018-04-17 | 季節の花

  春先から野生のランなどが咲き始めている、
  ランの花といえば美しい花の代表格だけど例外も。
  人気はあるけど美しいとは言えないラン、
  そんな花を3,4点、これもまた愉しからずや。


  

     クマガイソウ(熊谷草)
     大きく膨らんだ花(唇弁)を熊谷直実が背負った母衣に見立てての命名。
     似た花にアツモリソウ(敦盛草)がある、平敦盛の名をつけることで源平合戦とした。




  

     花の上の葉っぱみたいなのを見るとランだなと納得、
     日本の野生ランの中では一番大きい。




  

     シュンラン(春蘭)
     日本を代表する野生ラン、春先に咲くことから春蘭と。
     シンビジウムの仲間で里山や人里に近い山地の雑木林などに自生する。




  

     いつも背中しか見せてくれなかったけど今年は横顔を見せてくれた。




  

     エビネ(海老根)、エビネラン(海老根蘭)
     地下に連なっている茎と、そこから生えている根の様子が
     エビの頭を指でつまんで持ち上げたように見えるところから。




  


     咲き出したばかりです、シラン(紫蘭)。
     ラン科の花だけどこれは美しいランの部類ですね。

     育てやすいランの入門品で鉢植えでも地植えでも楽しめるとか、
     これから街中でも公園でもよく見られるランの花です。
     よく見られるけど野生種は準絶滅危惧種に指定されています、
     またクマガイソウもレッドリストの絶滅危惧II類の指定を受けていて、
     多くの都道府県で、レッドリストの指定を受けています。
     生息地が分かると盗掘されるので野生種の写真は
     撮影地が秘されることが多いですね。

          data: 最終撮影4月16日 撮影:向島百花園
          

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チューリップをもう一発

2018-04-16 | 風景
  農業公園のチューリップよりちょっと派手な花壇、
  荒川河川敷の"虹の広場"はチューリップでいっぱい。
  満開の報を受けて行く気満々だったけど強風に邪魔されて毎日が涙目、
  やっと行けたがちょっと遅かった、でも鑑賞には耐えそうだよ。


  

     ここは河川敷の中にあって足立区のいろいろなイベントが行われる虹の広場、
     よく整備された広~い場所です。




  

     ここの花壇の特徴はチューリップの足元にパンジーが植えられていること、
     チューリップを引き立て自らも引き立てられている。




  

     内緒だけど2列目のオレンジの花はほとんど落ちていますね。
     橋は千住新橋、国道4号・日光街道です。
     ちょっと早いけど「足立の花火」はここともうひとつ上流の西新井橋の間で打ち上げます。




  

     荒川に向かって半円形の大きな弧を描いている花壇、
     もちろん通路はところどころに開いています。




  

     逆光気味に撮ってみたけど、、、。




  

     風の道、風が無くても茎は曲がったまま。
     ここからは下に咲いてる花にも注目して見てね。




  

     これってパンジーでいいのかな、
     私はこの手の花は全く弱い名前も分からない。




  

     白いチューリップ、これもいいね。
     ここも風の道らしい。




  

     オレンジの花はハイキーで。




  

     右側も対称形になっていて川に向かって半円形になっています。

     7色のチューリップが8つの花壇を彩る虹の広場、
     足立区の大きなイベントはみんなここで。
     この日は平日だったけど休日ともなれば子供と一緒の家族連れ、
     または高齢者などが三々五々集まって一日を過ごします。

     とかく風評被害が先行する足立区、
     そんなものは吹き飛ばせ、区民は頑張っています。

          data: 4月9日 撮影:荒川河川敷・虹の広場
          

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