ミッキーマウスの実が完熟し
黒い実がみんな落ちてしまった、
その実が落ちた後の姿は金魚そっくり
ミッキー変じて金トトとなってしまった。
ここのところ通り抜けるだけだった東白髭公園、
いろいろな花が増えたので久しぶりに立ち止まったり。
ここには黄色いオニユリなんかが咲くのでその姿を。
オレンジの暑苦しいオニユリと違って
黄色いオニユリはスッキリと爽やかともいえる姿。
こんなオニユリだったら真夏でも立ち止まって見ていられる。
ノカンゾウ(野萱草)、
八重のヤブカンゾウはオレンジ色が強く暑苦しくて辟易するけど
一重のノカンゾウはこれも爽やか、と言ってもいいのかな。
ちょっと見るとニッコウキスゲみたい、
高山植物みたいなスッキリした佇まいは
夏であることを一瞬忘れさせる。
ムクゲが咲いてきました、
ムクゲもいろいろあるけど
茶人・宗旦が愛したムクゲ、ソウタンムクゲがいいね。
夏空に向かって咲く純白の花びらの底に紅色を差したソウタンムクゲ、
一日花だけどこんなに咲いていると壮観です。
ヒゴタイ(平江帯) キク科ヒゴタイ属。
瑠璃色の小さな筒状の花が集まって
花径５センチほどのボールのような花を咲かせる。
九州の特定箇所で確認されています。
レッドリスト(絶滅危惧種)に指定されているほど貴重な花です。
ヒコダイは日本が大陸と地続きだった頃の植物で、
氷河期時代の生き残りとも言われています。
氷河期の頃、中国大陸や朝鮮半島と陸続きだった頃に
分布していた植物と考えらる大陸系の遺存(残存)植物。
阿蘇など、冷涼な気候と草原という条件の良い環境に適応しているらしい。
さて、ミッキーマウスが変身しました、
黒く熟れた実が落ちてしまうと後に残ったのは
これはどう見ても夜店で売っている金魚!?。
ミッキーよりこっちの方がかわいいのかな。
この時期になるとあっちにもこっちのも金魚がいっぱい、
頭の上は金魚だらけです。
時は夏、頭の上の金魚を眺めながら
涼しい木陰で一服するのもまたいいのかも。
data: EOS70D/EF70-200 1:2.8。 撮影 7月5日 東白髭公園
