モーツァルトの宗教音楽 フリーメイソン

　６月７日、朝日カルチャーセンターにて受講。講師は吉田文先生。

　先生はまずフリーメイソンについて解説。1717年、石工（建築家）によってロンドンで誕生。啓蒙主義の思想団体。理性の光で自己及び社会の完成を目標とする。モーツアルトは１６歳の頃から関心を持ち、1784年、ウィーンで入団。数々の作品を残した。フリーメイソンはモーツアルトの心の中ではキリスト教と同等の重みをもっていた。1785年には父親レオポルドも入団、他にはハイドンいぇゲーテも参加していた。

　譜面と対訳を追いながら下記の作品を試聴する。

　リート　K148、カンタータK429「汝、宇宙の魂よ」、リートK468「結社員の旅」、カンタータK471「フリーメイソンの喜び」
　フリーメイソン葬送音楽ハ短調K477（器楽）、ドイツ語小カンタータK619、小カンタータK623「われらが喜びを高らかに告げよ」

　K623（モーツァルトの最後の作品）のテキストは魔笛の作詞者シカネーダーによる、魔笛もフリーメイソンをテーマにしている。夜の女王（暗闇）に対するザラストロ（光）の勝利である。

　私にフリーメイソンの知識は全くなく、よからぬ事を企んでいる秘密結社のように思っていた。興味深くレクチャーを受けることができた。

　ありがとうございました。

パエリアランチ

　６月４日、家内と名古屋へ買い物。ランチは和食の竜村を予定していたが、生憎満席。

　近くにスペインバルvintaeを見つけ、パエリアのランチ。パエリアと数種のおかずが食べ放題。さらに白、ロゼ、赤のワインが飲み放題。

　一人1700円！　ワイン好きの人なら充分元が取れる。

そばランチ

　６月３日、家内と手打麺天鼓にて、家内はきのこ汁つけ蕎麦（左）、私は天おろし蕎麦（冷）。

モーツァルトの宗教音楽 ハ短調ミサ KV427 その２

　５月３１日、朝日カルチャーセンターにて受講。講師は吉田文先生。画像はテキストの１頁

　前回は教会でのライヴのＤＶＤを視聴したが、今回は１９世紀にピアノ伴奏用にアレンジされた譜面を追いながら録音（オーケストラ盤）を聴く。

　主要な曲を調性、旋律の上昇と下降、リズム、音の組み合わせなどを用いてモーツアルトの意図と何を表現しようとしたのかを先生は解説された。

　典礼の規模が縮小されていく時代にあってモーツアルトがこのような規模の大きい密度の濃いミサ曲を作曲した意図は不明である。

　音楽については義務教育だけの私には少し難しい内容だった。ありがとうございました。