古都探索日記

奈良や京都の散策日記

音楽から読む旧約聖書 ヨセフ

2017-08-03 13:54:32 | 音楽
 8月2日、朝日カルチャーセンターにて受講。講師は吉田 文先生。

 はじめに旧約聖書の「ヨセフ」の部分のあらすじについて学習。ヤコブの11番目の男子ヨセフはヤコブに特別に愛されたために兄達に嫉妬され、イシュマエル人の隊商に売られ奴隷の身となってエジプトに連れていかれる。ファラオの侍従長ポティファルに買われるがその才覚を見込まれて財産管理を任されるまで出世する。ポティファルの妻に誘惑されても拒否するが、そのことがばれて罪人となる。しかし主にいつも見守られているのと才覚によっていくつもの危機を乗り越え、ファラオの宰相までに登りつめる。最後には兄弟たちとも和解して家族をエジプトに呼び寄せる。

 音楽はリヒャルト・シュトラウスの「ヨセフの伝説」のDVDを視聴。この作品はバレー・ルスのために作られた一幕約1時間のバレー音楽。ジョン・ノーマイヤーの振り付けによるモダンバレー。内容はポティファルの妻からの誘惑の場面。

 丸裸に近い男女が乱舞する官能的なダンスが続く。聖書を題材にしてのこのようなエロティクな作品が許されるのか疑問に思った。またクラーナハの裸体画を思い出した。バレーのことはよく解からないが興味深く鑑賞できた。

 ありがとうがざいました。

 
コメント
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