真下から眺める天守閣

　真下から眺める姫路城天守閣はとても美しかった。白くなりすぎたと言われるが白鷺城の名前がふさわしい。天守閣が小高い丘の上にあるので大坂城や名古屋城に比べ威圧感と存在感が桁違いように感じられたが女性のような優雅さにも満ちている。

　内部に入るには１時間以上も待たねばならない。前回は見学できたのと旅三日目の疲れもあり諦めた。

姫路城

　いよいよ姫路城に到着。手前には土産物店や食事処が多数あり見物客でごった返す。昭和６３年に訪れたときはそんなものは無く、閑散としていた。

天ぷら えきそば

　一番人気の天そばを選ぶ。かけそばに薄い掻き揚げが乗って￥３６０なり。

　えきそばの最大の特徴は麺にある。蕎麦ではなく中華麺が使われている。なんだか和風だしとの組み合わせには違和感を覚える。戦後間もない頃、初めはうどんが売り出されたが冷蔵設備もままならない当時日持ちのするカンスイが配合された中華麺に替えられたそうである。「まねき」は会社の名前。

　食べてみるとそう美味いものでもないが不味くも違和感もない。客足が絶えることなく満席状態だった。

えきそば まねき

　道半ばにまねき・えきそばを発見、入店した。本来は駅のホーム上の立ち食いであるが人気があるので街中にも出店したという。立体駐車場の１Fの一部を改装して店舗にしてある。

　数日前のテレビ番組が「姫路市民が選んだ姫路市民のソウルフード第一位」として紹介して知ることになった。この旅の目的の一つにした。

姫路駅

　ホテルをチェックアウトして在来線で姫路へ。もちろん改装なった姫路城見学が目的。画像は駅前広場から眺める姫路城。大通りを真北に城に向かい進む。