6月22日、当コンサートをしらかわホールに聴きに行く。冒頭、指揮者の鈴木雅明氏より今回二つの試みがなされると説明があった。
その1:ヴィオリーノチェロ・ダ・スパラの重用 当時はストラップを付けて首にさげる手持ち式のチェロが盛んに使われていたことの再現。第1番、第5番以外に使用された。
その2:第3番には第2楽章を挿入。元々第2楽章は1小節のみ。「3」にこだわる第3番の緩速楽章として「3台のチェンバロ協奏曲」の第2楽章を転用する旨
。3丁のスパラが並んだ光景は見ごたえがあった。
最も印象に残ったのは第1番の第4楽章の最初の2つのオーボエとファゴットだけによるトリオ。若い女性のファゴット奏者がスウィングしながら低音部を支える様は健気で愛らしく魅了されてしまった。
6曲全曲を一度に聴くのは初めての経験であった。正式名称である「種々の楽器による協奏曲」(Conserts avec plusieurs instruments)が示す様に6曲全体で一つの主張がなされていることが理解できた.
そして何よりもジャズ界で言われている「世界で最初のジャズミュージシャンは
JSバッハである」は真実であることを確信した。
その1:ヴィオリーノチェロ・ダ・スパラの重用 当時はストラップを付けて首にさげる手持ち式のチェロが盛んに使われていたことの再現。第1番、第5番以外に使用された。
その2:第3番には第2楽章を挿入。元々第2楽章は1小節のみ。「3」にこだわる第3番の緩速楽章として「3台のチェンバロ協奏曲」の第2楽章を転用する旨
。3丁のスパラが並んだ光景は見ごたえがあった。
最も印象に残ったのは第1番の第4楽章の最初の2つのオーボエとファゴットだけによるトリオ。若い女性のファゴット奏者がスウィングしながら低音部を支える様は健気で愛らしく魅了されてしまった。
6曲全曲を一度に聴くのは初めての経験であった。正式名称である「種々の楽器による協奏曲」(Conserts avec plusieurs instruments)が示す様に6曲全体で一つの主張がなされていることが理解できた.
そして何よりもジャズ界で言われている「世界で最初のジャズミュージシャンは
JSバッハである」は真実であることを確信した。