原発問題

原発事故によるさまざまな問題、ニュース

1月23日(月)のつぶやき

2017-01-24 02:19:02 | つぶやき

【フクシマ見聞録】福島第一原発で働き、累積で70mSv被曝した長尾氏が、多発性骨髄腫と診断されたのは16年後 ※66回目の紹介

2017-01-23 22:01:15 | 【フクシマ見聞録】

1876to1945さんのツイート(2013年10月01日~)を順に紹介します。66回目の紹介

【フクシマ見聞録】

福島第一原発で働き、累積で70mSv被曝した長尾氏が、

多発性骨髄腫と診断されたのは16年後

Akira Tsuboi@1876to1945さん 2013年12月23日のツイートから

 

福島行-スクリーンには遺伝子の二重螺旋構造の図が映しだされていた。

その脇にはその平面図がそえられ、閉じた睫毛が上下に
向かい合うような構図になっている。

その先端にはA.T.G.Cと書かれた塩基対がある。

IPS細胞の話をまじえながら、崎山氏の話は
複製過程の話から電離の話へむかった。-

 

-「-これは人間に限ったことではありません。

生物全体、全般にこういうメカニズムというのがあるわけです。

ということは、DNAが変わらないということは、
その個体にとってDNAが変わるということが、”不利”、
生きてゆく上に不利だから、変わらないように造る、-

 

-「そういうメカニズムというものがずっと世代を超えて
継承されているということになるわけです。

で、こういうDNAというのは大切なものですけれども、
そのDNAにとって放射線というのはどういう影響を与えているか、
ということです。(スクリーンの図が変わる)-

 

-「で、それがどう癌に結びついているかということですけれども、
これはあの先ほどのええと、、DNAのバックボーンですね。

でこれは化学構造で書いているわけですけれども、こういう糖、
一種の五炭糖ですけれども、糖と燐酸がずっと繋がっている。
その内側にむかって塩基が突きだしている。-

 

-「この構造を支えている結合というのは化学結合のエネルギーで、
ひじょうに”よわい”エネルギーで繋がっているわけです、この一つ一つがですね。

で、この5エレクトロンボルトとか7エレクトロンボルトとかいう単位で
私らは言っていますけれども、そういうこれのエネルギーと比べてですね、-

 

-「たとえば診断用のX線のエネルギーというのは1万5千倍から2万倍くらいある。

で、そういうものがぱっと通ればですね、たとえそれが一本であっても、
この持つエネルギーというのは莫大ですから、これの結合というのは
すぐ切れてしまうというのはすぐお分かりだと思います。-

 

-「ですからこういうものが切れて、、もちろん切れるだけではなくて、
これエネルギーが大きいですから、DNAの周りにあるタンパク質なんかも
巻きこんでひじょうに複雑な損傷をおこすわけです。

骨折なんかでもぽんと筋が、亀裂なんかが入った場合だったら
まあそのまま固定して治りますけれども、-

 

-「複雑骨折なんかになったら、やっぱり開いて、きちんと向きを
戻してゆくようにたいへんになるということ。

そういうのとまあ似てる、それ以上だと思いますけれども、
複雑な損傷が起こるので、この、こういう損傷が起こると
細胞は切れたままにしておくと細胞が死んでしまうので、-

 

-「すぐそれを繋ごうとするんですね。で繋ぐことは繋ぐんですけれども、
その損傷がはげしいので、まあまちがえた繋ぎ方をしてしまう。

ということになるわけです。それで、こういう傷がですね、
治し間違えが起こるということがあると、ここにこういう変異が起こる、、。-

 

-「で、もどらないだけではなくてですね、ここに変異があると、
DNA、、これがもし分裂して死んでしまえばいいんですよ、

死んでしまえばいいんですけれども死なない場合、
この細胞が分裂するときはこのDNAはぜんぶ複製されますね。-

 

-「で、複製される時にはDNAの複製というのは非常に忠実に
行われるということを先ほど申しましたけれども(省略箇所)、
忠実に行われるので変異もそのまま子孫に伝わってゆくと
いうことになるわけです。で、こういう変異がある細胞がですね、-

 

-「またあらたに被曝なんかをして、まあ傷の治し間違えと
いうのが起こると、他のところにまた変異が起こる。

ということで、変異がDNAのなかに蓄まってゆくことになるわけです。

ということは、放射線の危険性というのは、蓄積する、ということです」-

 

-三日前の金曜日、じぶんは福島の方に急遽よばれるかたちで
都内某所の会議室に座っていた。絵と絵本についてこれも
また急遽そこに居並んだ30人ほどの人間たちを前に話すと、
次にある女性が前へ出てきた。

東京大学の学部生のころにウクライナへゆき、
チェルノ’原発事故後の傾向と対策という-

 

-テーマで研究をしてきたとその女性は語り、そして語りかけた。
「-”今日”、いま、今、みなさんの自分のからだに
被曝の症状ある方いらっしゃいますか?」

彼女(名は伏せておく)はウクライナでの研究から得たという
知見をその場で語っていったのだが、こんな問いかけをした。-

 

-ウクライナのキエフ、福島にいる友人、ジャーナリスト、
原発の中へ入っていった政府関係者などの言葉をまじえて
彼女は語ったのだが、そのまとめとして再度
「甲状腺に異常が出てるっていう人間よりも、
あまり変化がないというのが多いです。-

 

-「だから、今一度、問題だというのと同時に、”今”
自分が健康であるということ、今の自分はだいじょうぶだっていうことにも
感謝したいな、って思うんです-」と語った。

結果として福島からやってきた女性たちにこの会が終わるとともに
囲まれた彼女の話を、崎山氏の話と対置させようと思う。-

 

-「今。」と繰り返した彼女の言葉にこの時点で付け加えたいのは、
前述した被曝症状に労災認定が下りた長尾光明さん(死去)の件になる。

福島第一原発で4年3ヶ月働き、累積で70ミリシーベルト被曝した長尾氏が、
M蛋白血症、第3頸椎の病的骨折と左鎖骨の骨融解を起こし、
-多発性骨髄腫と診断されたのは、16年後-。-

 

※次回に続く

 2017/1/24(火)22:00に投稿予定です。 


【告発!検察「裏ガネ作り」】拘置所の鉄格子から見る風景は正月も変わらなかった ※57回目の紹介

2017-01-23 22:00:31 | 【告発!検察「裏ガネ作り」】

*『告発!検察「裏ガネ作り」著者 三井 環 を複数回に分け紹介します。57回目の紹介

口封じで逮捕された元大阪高検公安部長の「獄中手記」~

----------------

**『告発!検察「裏ガネ作り」』著書の紹介

12 独居房で迎えた正月 P174~

 カレンダーも新しくなった。即刻、公判日をメモした。1月から6月までの半年分だ。折り詰めのほかに弁当箱が配られた。いつもの弁当箱だが中は白飯だった。普段は麦飯で、糖尿病なので量も少なくおかずは減塩なのに、さすが正月元旦は違うと感心する。ひさしぶりに白飯を食べた。

 午前9時ころから、ようやくラジオ放送が流れだした。内容は拘置所で編集したものである。一般のラジオ局が流している電波とは違うのである。琴のメロディーが流れている。よく聞く正月用の琴のメロディーである。私は音楽は苦手でなんの曲かよくわからない。聞いていると少しは心もなごむ。ホッカイロを一つ上着のポケットに入れた。それが唯一の暖である。ほかには何もない。毛布1枚を4つ折りにして座布団がかりにした。あとはいつもと同じ、30センチ×50センチの木の机があるだけだ。

 朝食が済むと、それから何をしようかと迷う。文庫本が5冊あった。正月休みは特別に5冊まで差し入れが許される。週刊誌が2冊ある。それらを読んで過ごすことにした。

 そして2日目からは、また、いつもと変わらぬ毎日が始まったー。

 

 ※続き『告発!検察「裏ガネ作り」』(暴かれた「謀略」の構図)は、

2017/1/24(火)22:00に投稿予定です。 

 

告発! 検察「裏ガネ作り」


1月22日(日)のつぶやき

2017-01-23 02:20:19 | つぶやき

1月21日(土)のつぶやき

2017-01-22 02:22:32 | つぶやき

1月20日(金)のつぶやき

2017-01-21 02:20:41 | つぶやき

1月19日(木)のつぶやき

2017-01-20 02:20:17 | つぶやき

【フクシマ見聞録】こういう電力会社の側からの圧力が研究者にかかっている ※65回目の紹介

2017-01-19 22:10:17 | 【フクシマ見聞録】

1876to1945さんのツイート(2013年10月01日~)を順に紹介します。65回目の紹介

【フクシマ見聞録】

電事連がICRPの委員の国際会議、それの出席旅費をぜんぶ払っていた

Akira Tsuboi@1876to1945さん 2013年12月20~21日のツイートから

 

テレビで、2012年のミス・インターナショナル
吉松育代さんの件がまったく報道されない。

猪瀬知事の件でもちきりになっている。

自殺したアナウンサー川田亜子さんの名を出して
芸能事務所移籍を強要し、つきまといを行ったこの件は
テレビ芸能と暴力団との闇を直截に暴く。
よほど、隠したいらしい。-

 

-海外は報道している。
この装置を通じて流される情報で価値があるのは
サッカーの試合しかない。
https://www.youtube.com/watch?v=ch521LUPBUg&feature=youtube_gdata_player

 

福島行-崎山氏は続けた。「-共同通信の外国の記者にちょっと話したところが、
その人がええと、ICRPの主委員会の委員である丹羽先生(丹羽太貫京大名誉教授)
っていらっしゃいますけれども丹羽先生にまあその伺った時に、
まあもちろんそのお金をもらってその出席の時にはいらしてもらっていると-

 

-「いうことは認めた。でそれを記事になってるから、
べつに秘密でもなんでもないと思いますけれども、あの、、
まあもらっていたという自分は、電事連からもらっている以上に
自分のポケットマネーを出している、と。

自分の”ポケットマネー”(思わず崎山氏は失笑する)を出していて、-

 

-「電事連からお金をもらっているということは、自分の発言になんの
影響もしていないとその記者におっしゃっています。

で、それはそう新聞記事に書いてある。でも、それって
(ホントかな(わらい))っていう感じがしますよね。

で、あのまあそう仰るんですからそうかもしれませんけれども、-

 

-「あの、、、とにかく、丹羽先生はまあそうじゃないかも
しれないけれどもほかの先生、8人いらっしゃいますから、

その人たちやみなさん、、まあ丹羽先生ももらっていることは
もらっているんですけれども、まあこういうことがあって
電事連とICRP委員というのは非常に密接な関係がある、-

 

-「ということなんです、で、それからですね電力会社が、
研究分野も監視しているということも電事連の資料でわかりました。

で色々見て、気がついた、特徴的なところだけを拾ってきている
わけですけれども、これはあの、東電の元副社長ですね。

武藤さん(武藤栄 3.11当時東京電力副社長)です。-

 

-「武藤さんが言っていること、言っていることです。

『-悪い研究者に乗っ取られて悪い方向に向かわないように、
研究の動向を監視しておくこと』ということを言っている。
で、まあですから、放射線100ミリシーベルトまでは
安全と仰るような研究には、研究費が来るように、-

 

-「、ということなのかもしれません。まあどういうことを
この言葉から想像するかというのはみなさんのご自由です-」-

 

福島行-崎山氏は続けた。「で、それからあの、非癌性影響についてですね。
これは今ヨーロッパのほうで特に注目されていますけれども

、癌以外の疾病に対しても、放射線が影響すると
いうことを言っているわけです。

そうすると、過度にきびしい放射線防護要求になる、
ということも予想されるわけです-

 

-「それがそうならないような研究をする必要があるということを
言っている。放射線が、放射線の影響が蓄積しないということがわかると、
大幅な規制緩和が期待できる。

で、規制緩和ということはひじょうに彼らにとっての
関心事、重要な関心事であるということなんです。-

 

-「こういう電力会社の側からの圧力が、まあその、
研究者に”かかっている”わけですよね。

で、研究分野におおきな影響を与えている、
ということが現実であるわけです。

で、まあこれは研究者にとっても
ひじょうに不幸なことだと思うんですが、-

 

-「わたしも放医研で研究していましたけれども、
放射線の研究やらないから、、まあ放医研からのお金を
もらえないとかですね、そういうことがあったわけです。

で、あの研究者というのはやはり研究費がないと
なんにもできないということがありますから、-

 

-「で、そういう大きなあの、圧力がですね、電気事業者から
研究の分野にかかっている、ということなんです。

で、その放射線の影響の事なんですけれども、まあ、
放射線の影響を受けて一番困るのはDNAな訳で、
DNAというのはどういうふうになっているかということを
すこしお話したいと思います」-

 

-ここから崎山氏は電離放射線が遺伝子連結におよぼす作用、
それが癌に至るしくみを原理的に話してゆく。

このあたりのことは、ちょっと割愛させていただく。

福島の現状と関わりがないわけではもちろんないが、
より現状に近接していると思われる内容が
出てくる所まですこし記録を飛ばす。-

 

※次回に続く

 2017/1/23(月)22:00に投稿予定です。 


【告発!検察「裏ガネ作り」】拘置所の鉄格子から見る風景は正月も変わらなかった ※56回目の紹介

2017-01-19 22:00:24 | 【告発!検察「裏ガネ作り」】

*『告発!検察「裏ガネ作り」著者 三井 環 を複数回に分け紹介します。56回目の紹介

口封じで逮捕された元大阪高検公安部長の「獄中手記」~

----------------

**『告発!検察「裏ガネ作り」』著書の紹介

12 独居房で迎えた正月 P171~

 平成15年1月1日ー。

 拘置所の鉄格子から見る風景は正月も変わらなかった。いつも高層マンションと高層ビルが見える。空は曇り空である。静かな朝だった。騒音も人の声も聞こえない。鳥の鳴き声がわずかに聞こえる。遠くで救急車の音もかすかに聞こえた。新しい都市を迎えても独居房の中も何も変わらなかった。正月だからと言って何かがあるわけでもない。

 昨年は最悪の年だった。今年は最良の年にしようと誓いを立てる。検察との闘いは、まだ始まったばかりである。

 鉄格子の先10メートルくらいの拘置所内の建物の上に、鳥が3羽とまっていた。鳥は自由に空を飛んでいる。私には自由はない。でっちあげとつくられた事件で勾留されたままだ。真相は私にしか分からない。しかし、今年はこの真相を広く知らしめたいと思う。

 目が覚めてしばらくすると、正月用の折詰が配られた。紙でつくられた2段重ねの箱である。2段とも中は3つに区切られ、正月らしいえび、栗、タケノコ、かまぼこ、エビフライ、数の子、鳥のからあげなどが入っている。いつもの朝食とは違う。

 これでも1500円から2000円くらいはするだろう。タダで食べさせてもらっているのである。贅沢は言えない。それにしてもお屠蘇くらいはほしいものだ。雑煮も配られたが、モチが2つ入っているだけだった。具は何もなく、具と思ったら自分の目が汁の中に映っていた。カマボコを食べてみた。よくも悪くもない。どこでも市販されているものである。ただ見た目は美しく盛られている。賞味期限が「1月2日19時」となっていた。

 

 ※続き『告発!検察「裏ガネ作り」』(独居房で迎えた正月)は、

2017/1/20(月)22:00に投稿予定です。 

 

告発! 検察「裏ガネ作り」


1月18日(水)のつぶやき

2017-01-19 02:19:45 | つぶやき

【フクシマ見聞録】電事連がICRPの委員の国際会議の出席旅費をぜんぶ払っていた ※64回目の紹介

2017-01-18 22:05:30 | 【フクシマ見聞録】

1876to1945さんのツイート(2013年10月01日~)を順に紹介します。64回目の紹介

【フクシマ見聞録】

電事連がICRPの委員の国際会議、それの出席旅費をぜんぶ払っていた

Akira Tsuboi@1876to1945さん 2013年12月19日のツイートから

 

福島行-崎山氏の話は続いた。「-ま、そういうことで裁判には東電は
ぜったい勝つ、ということがあるんです。

で、こういうこともありますから、基準が、、
あの規制基準が厳しければ裁判にも負けますし、あるいはその、
原子炉を停めて、あの、、修理しなきゃならない、
そういう事も頻度が高まる訳です-

 

-「ですから規制をゆるめるということが、ひじょうに
あの東電にとってはたいせつなんです。で、これを規制当局というのは、
原子力安全保安院、今はもうなくなりましたけれど保安院。

とか原子力安全委員会、なんですね。
で、そこへ手を回して、あの、リスク、、-

 

-「その、ええ停めなきゃならないことに”ならないように”、
規制をゆるめようとしてきたわけです。で、その保安院や安全委員会も東電を、
東電をほんとうは規制するんですけれども、規制する側にあるのに、

東電の”言いなりに”なっていた。で、東電が言うように規制を緩く、
期間を延ばしたり-

 

-「そういうことをしていたわけで、そういうことで規制する側が
規制される側の虜(とりこ)になっていた。

で、『規制の虜』という言葉を使ったわけです。

でこの、規制をゆるめるということに関して、
やっぱりあの放射線のリスクに関してもそういうことを使っていたわけです。-

 

-「で、その、それはどういう風にしていたかというと、
やはり放射線の専門家、とくにICRP、国際放射線防護委員会、
ここの基準に、勧告にしたがって各国はそれぞれの国の基準値を
決めている訳ですね。ですからICRPがどういう勧告を
だすかという事がひじょうに、あの、大切になってくる訳です-

 

-「彼らの関心事になってくる。で、それをあの、、
ええこれは電事連の資料からわかったんですね、
電事連というのは、あの電力会社10電力会社が作っている
連合会ですけれども、この電事連というのは一定の期間で会合を開いて、
その議事録があるわけですね。そういう資料から見たわけです。-

 

-「で、それに依りますと、あのIRRPや放射線の専門家、原子力安全委員会に、
規制をゆるめるようにはたらきかけていたというのはずっと書いてある。
で、特に、あのICRPに対してはですね委員に対しては、
そのはたらきかけをすごい強力にやっていた。-

 

-「で、その結果2007年勧告というのがあるわけですけれどもICRPの。
『電力の主張がすべて反映された』という記載があります。
で、ICRPの委員にどういうふうにはたらきかけたかというのは、
具体的に、いちばん端的な例はですね、-

 

-「電事連がICRPの委員の国際会議、それの出席旅費をぜんぶ払っていた、
というふうな事なんですね。ですから、ICRPの会議というのは、
年間何回もいろんな所で、5部門ありますし、
総会もあるでしょうからまあ何回もあるわけですね、-

 

-「で、そういうところでそういうところにICRPの委員が出席して、
それの、あの旅費はぜんぶ電事連が払うわけですから、、
その会合でなにをしたかとか、そういうことは伝えるわけでしょうね、
もちろんね。で、それはあの、、ええ、そういうことをやっていたんだと思うんです。-

 

-「で、まああの、、そういうことによって、まあ勧告にその
『電力の主張が反映された』ということがあると思いますね。

これを出して、わたしたちメディアの人に話すんですけれども、
メディア側はなかなか取り上げてくれないんですこれは、やっぱり。-」

 

※次回に続く

 2017/1/19(木)22:00に投稿予定です。 


【告発!検察「裏ガネ作り」】「ここで細く長く生きろというのか」不覚にも涙がこぼれた ※55回目の紹介

2017-01-18 22:00:25 | 【告発!検察「裏ガネ作り」】

*『告発!検察「裏ガネ作り」著者 三井 環 を複数回に分け紹介します。55回目の紹介

口封じで逮捕された元大阪高検公安部長の「獄中手記」~

----------------

**『告発!検察「裏ガネ作り」』著書の紹介

12 独居房で迎えた正月 P171~

 12月27日は役所の御用納めの日である。面会も差し入れも、そして所内の購入も、来年の1月6日まで10日間ほどできない。せめて年末年始だけは家族と共に迎えたかったと思っていたのにー。

 やがて大晦日を迎えた。数日前から読書三昧の日々に入っている。それは無為だが贅沢な時間ではあった。夕食にはなんと年越し蕎麦が出た。「ここで細く長く生きろというのか」不覚にも涙がこぼれた。

 保釈請求却下に対し、弁護人において抗告申請をしたが、これも却下された。否認して真実を追求すれば、必ず人質裁判になるのが日本の司法の実情なのだ。私も現職時代は外から見ていたが、これほど酷いとは思わなかった。真実を追求するには多くの精神的・肉体的犠牲を伴うのである。

 しかし、年明けから渡眞利忠光に対する弁護側の反対尋問が始まり、新たな展望をが見え始めた。それは後に詳述するとして、拘置所で初めて迎えた正月についても少し書いておきたい。

 

 ※続き『告発!検察「裏ガネ作り」』(独居房で迎えた正月)は、

2017/1/19(木)22:00に投稿予定です。 

 

告発! 検察「裏ガネ作り」


1月17日(火)のつぶやき

2017-01-18 02:18:45 | つぶやき

【フクシマ見聞録】放射能汚染により耕作を禁じられた農家の方の多くの自殺の件を知った ※63回目の紹介

2017-01-17 22:05:45 | 【フクシマ見聞録】

1876to1945さんのツイート(2013年10月01日~)を順に紹介します。63回目の紹介

【フクシマ見聞録】

放射能汚染により耕作を禁じられた農家の方の多くの自殺の件を知った

Akira Tsuboi@1876to1945さん 2013年12月18日のツイートから

 

added new figure.suicide farmer.he lost his farmland wher e his father,grand father made cabbage too after 3.11.
https://pic.twitter.com/ahaTwcBew8
so many farmers are said to stop farmwork by gov because of deep contamination.it means they lost hereditary life,chain of time.


放射能汚染により耕作を禁じられた農家の方の多くの自殺の件を知った。
彼らが失ったもの。それはもちろん生計もあるが、自死までに向かわせたのは、
それが土地であり、彼らの父、祖父、曾祖父が受け継いできた
大きな時の連鎖だったことによる。

時計は、発災時の午後2時46分で静止している。

 

2011年3月29日、須賀川市である農家の方が自殺した。
政府が福島の作物の摂取制限を発令した翌日だった。

東電はこの件に関して金銭的和解をはかったが、謝罪には応じていない。
彼はキャベツを育てていたという。

 

福島行-崎山氏の発言は続いた。「-で、このところをよく調べられたのは
野村委員ですけれども、東電の内部資料をよく調べたんですね。
それで、その東電の内部資料を見て、一番わたしたち、
これ野村先生の話を聞いて一番おどろいたのは、-

 

-「それは、東電にとっての『最大のリスク』というのは、
原子炉を長期間停止しておくこと。

"それが"、東電にとっての最大のリスクだと。で、
自然災害のリスクというのは、私たちはまあ自然災害がおきて
原子力発電所で事故が起こったらそうしたら放射能が飛んできてたいへんだ、-

 

-「というのがわたしたちにとって最大のリスクです。
ところが東電にとっては、そういう事故を起こさないように原子炉を調べて、
もし欠陥があったらそこを補強しなければいけない。

補強するためには原子炉を停めるわけですけれども、
範囲が広ければ長期間にわたるわけです。-

 

-「でそういう風にして長期間原子炉を停めておくという事が
東電にとって”最大のリスク”だと。内部資料でそういう事が書いてある。

で、まあ裁判にも負けるという事はたいてい、ひじょうに損ですから
東電にとってはですね、ですから、東電に対して
裁判を起こして勝ったことは無いですね、ほとんど。-

 

-「で、わたしはあの、長尾光明さんという人が
東電の福島第一原発で四年間くらい働いてたわけなんですが
、辞められて10年くらい経ってから、多発性骨髄腫という病気になった。

で今亡くなられましたけれども、その裁判に関わったことがありますけれども、-

 

-「もう、””あらゆる手を使って””あの裁判には”ぜったい”
勝つということ、もうほんとに汚い手でも使います。

結局長尾さんは労災で、あの、ええ放射線と関連があるということを認められて、
労災認定されたにも”かかわらず”、あの、、裁判では「関係がない」
ということで負けてしまいました」-

 

-書き忘れた。国会事故調で東電の内部資料にあたられた野村委員は
、野村修也氏、中央大学大学院法務研究科教授。

そして崎山氏がこれまでの発言中もっとも声を集めて
「あらゆる手を使って」と語った長尾光明さんの裁判については
http://takasas.main.jp/column_090312.phpを参照していただきたい-

 

-一部を抜粋しておく。「長尾光明さんは東京電力福島第一原子力発電所など
で配管工や現場監督として4年3ヵ月勤務され、蓄積線量70 mSv被ばくしました。

退職してから16年後、M蛋白血症(後述)、第3頸椎の病的骨折と
左鎖骨の骨融解を起こし、多発性骨髄腫と診断されました。」-

 

※次回に続く

 2017/1/18(水)22:00に投稿予定です。 


【告発!検察「裏ガネ作り」】同じ拘置所に収容されている被告は、ほぼ全員が死刑、無期懲役が予想される重罪犯 ※54回目の紹介

2017-01-17 22:00:17 | 【告発!検察「裏ガネ作り」】

*『告発!検察「裏ガネ作り」著者 三井 環 を複数回に分け紹介します。54回目の紹介

口封じで逮捕された元大阪高検公安部長の「獄中手記」~

----------------

**『告発!検察「裏ガネ作り」』著書の紹介

12 独居房で迎えた正月 P171~

 そういえば、知人が差し入れてくれた本の中に、偶然にも5舎4階について書かれている部分があった。その本によれば、5舎4階に収容されている被告は、ほぼ全員が死刑、無期懲役が予想される重罪犯らしい。房の番号は不明だが、以前に冤罪死刑第1号の免田栄氏が収容されていたとのこと。また、今でも何人かの確定死刑員がいて、日々息をひそめながら暮らしているらしい。私の隣房も懲役10年の確定因だった。

 やがて12月の声を聴くようになると、房内は急に寒くなった。夏のサウナ部屋は冬は冷蔵庫になるのだ。忠臣蔵討ち入りのころに「桐灰カイロ(24時間持続)」の購入許可が出された。私も早速10袋購入し、夜は身に着けて眠ることにする。また、毛布も1枚追加支給された。しかし、入浴は週3回から月曜日と水曜日の週2回に減らされた。

 拘置所内では四季の移り変わりは、体感によって知るだけである検討。鉄格子の隙間から見る外の眺めには、樹木など1本もないのである。あとは空の色が変わるくらいだけである。

 勾留が250日近くなったころから、持病の糖尿病がさらに悪化しだした。血糖値が高値安定してしまい錠剤で抑えるのも限界に達したようだった。医師はインシュリン注射の検討も始めた。独居房でのストレスが余計に血糖値を上げるとのことだが、このまま獄死するわけには絶対いかない。病魔は気力と家族の絆で克服しなければならないのだ。

 それにしても検察はこんな私の保釈請求を、なぜ執拗に反対し続けるのだろう。「事故(自殺)は困るが、病死なら構わない」とでも思っているのか。正月は間近に迫っている。しかし、自由は遥かに遠い。

 

 ※続き『告発!検察「裏ガネ作り」』(独居房で迎えた正月)は、

2017/1/18(水)22:00に投稿予定です。 

 

告発! 検察「裏ガネ作り」