原発問題

原発事故によるさまざまな問題、ニュース

【フクシマ見聞録】ヨウ素が体内に入り血液の中に入ると、その大部分が甲状腺に溜まるわけです ※70回目の紹介

2017-01-30 22:28:30 | 【フクシマ見聞録】

1876to1945さんのツイート(2013年10月01日~)を順に紹介します。70回目の紹介

【フクシマ見聞録】

ヨウ素が体内に入り血液の中に入ると、

その大部分が甲状腺に溜まるわけです

Akira Tsuboi@1876to1945さん 2014年1月12日のツイートから

 

-街の全ての人のいとなみが静止した。それまで反原発の団体に
はげしく声をぶつけ、集団の中に乗り込んでくるようにして突き上げていたウヨク団体も、
その間に入って飛び込んでくる人間を制していた警察もその場に足をとめて静止し、
路面電車も運行を止め、路上の車のすべてが、やはり静止した。-

 

-8月6日、8時15分-。全ての人間がその時だけ自らの所属する
団体のいかなる属性からも離れて、ひとしく静止し、沈黙した。

静止した人のたてるざわめきから取り残されるようにして、
ただ夏の日差しがふりそそぎ、蝉の声ばかりがあぶり出されるようにして持続する。-

 

-いずれも、人の動きとは無関係にずっと持続していたものだった。
”爆災当日は蝉が啼いていたのだろうか”自分は沈黙の中で思った。

なぜ静止し、沈黙したのか。それは間だった。黙って、手をとめて、
過ぎ去った時間に一時でも思いを向かわせる。そのための間だった。-

 

-そんな場所がこの国にあるのだった。時の経過により、意識して思いを
寄せなければ近づけない。切り捨てようとすれば無いものとして振る舞える。

その場所は隔絶した場所だった。隔絶した場所だったが、確実に存在する場所だった。
そのことは動かしようがない。それは原風景と呼ぶ類の場所なのだった-

 

-崎山氏の話に、あの時の蝉の声を思いだした。「-で、これなんですけど、
これはヨウ素剤(白い錠剤を示す)、。また何かがあった場合には必要になる可能性もあると
思うんですけれども、ヨウ素剤家庭で用意されている方いらっしゃいますか?」
崎山氏の話は3.11後の被曝医療体制の話に移った。-

 

福島行-崎山氏の問に手を上げるものはいなかった。「いないですね、。

あの、ええと、まあヨウ素剤はなぜ飲むかということなんですけれども、
これもうみなさんご存知かもしれませんが、ヨウ素を吸引とかしゃくになって
(不明)入ってゆくと、血液の中に入ると、それが大部分が甲状腺に溜まるわけです-

 

-「その甲状腺がなぜヨウ素を取りこむかということですけれども、
甲状腺は甲状腺ホルモンをだしているんですね。

甲状腺ホルモンというのはからだの代謝とか成長機能とか
いろいろな部分にひじょうに重要なホルモンなわけです。で、
これを生産するのに造るのに、ヨウ素が必要なんです。-

 

-「ヨウ素がないと甲状腺ホルモンができないので、血液の中に入ると
甲状腺が(聞き取れず)になる。で、この時に放射性ヨウ素で
あるか放射性ヨウ素でないか、安定ヨウ素であるかというのは
化学的な性質はおなじですから、区別しないで甲状腺はとりこんでしまうわけですね。-

 

-「その場合に安定ヨウ素を飲んでおいて、血液の中のヨウ素の量を
高めておくと、そうすると相対的にですね、放射性ヨウ素の濃度が下がりますから、
ここに取りこまれる放射性ヨウ素が少なくて済む、ということになる。

ですけれでも、それはタイミングが重要で、放射性ヨウ素が来た、来る、とわかって-

 

-「24時間以内、それも24時間前から4時間くらい前に飲めば、
90%以上阻害することができるんですけれども、もう取り込んでしまって
24時間後だと、もうほとんど阻害効果がないんですね。

ですから、ヨウ素剤というのは飲むタイミングがひじょうに重要だということ。-

 

-「なんかあったということが分かったら、すぐ飲んだほうが
いいということなんです。ですけれども、実際に飲んだ、飲ませたのは
ほんとうに少ない。約1万人くらいしか飲んでないですね。

で、今度の事故で、、ええほとんどの日本中にあるヨウ素剤は福島に来たんです。-

 

-「だから福島にはすごい備蓄があったんですけれども、
飲まれた方は1万人ぐらいしかしかいない。そういうことなんです-」崎山氏の話は続く。-

 

※次回に続く

 2017/2/1(水)22:00に投稿予定です。 


【告発!検察「裏ガネ作り」】驚くなかれ、これだけの裏ガネがほとんど遊興飲食費に使われていたのである ※61回目の紹介

2017-01-30 22:00:30 | 【告発!検察「裏ガネ作り」】

*『告発!検察「裏ガネ作り」著者 三井 環 を複数回に分け紹介します。61回目の紹介

口封じで逮捕された元大阪高検公安部長の「獄中手記」~

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**『告発!検察「裏ガネ作り」』著書の紹介

13 暴かれた「謀略」の構図 P181~

 その荒川氏が、私が逮捕される約3か月前に渡眞利らと会い、マンションの交渉経過などを描いたメモを受け取っていたというのである。これが、後に大仲検事の捜査報告書の元になる渡眞利の「情報メモ」なのだ。この”接触”の背景については、後の公判でさらに詳しい事情が明らかになるが、そのメモは「マンションの買戻し交渉」を依頼するためにまとめられたもののはずなのに、なぜか私の人脈関係や、私に対する渡眞利の飲食接待の実態などが虚偽・虚構をまじえた情報として記されていた。

 いずれにしても、これは重大発言だ。原田明夫検事総長は私の逮捕直後の会見で、事件の端緒は外部からの「匿名の投書」だったと話していた。その”匿名”の投書の主が、詐欺師で、元暴力団員の渡眞利忠光だったことがわかったのだ。しかも、この事件の出発点で、関西検察の大物OBが直接関与していたことが暴かれた。このことの意味は非常に大きなことだった。

 私は当初から、本件謀略の背後に関西検察の大物OB人脈の関与を疑っていた。なぜなら、私と”敵対”していた加納駿介氏の福岡高検検事長就任をゴリ押ししたといわれる土肥元検事総長、私の内部告発の動きを察知して圧力をかけてきた逢坂元大阪高検検事長、そしてこの荒川元大阪高検検事長ら大物OBはすべて、現役の法務・検察首脳と同じく調査活動費名目の裏ガネの恩恵にどっぷり浸かっていたからだ。

 私が掌握しているだけでも、土肥元総長の裏ガネの推移は、平成5年度が596万円(大阪高検検事長)、同7年度1023万6000円(東京高検検事長)、同8年度3599万6000円、同9年度3431万7000円、同10年度3940万円(検事総長)で合計1億2590万9000円。(中略)驚くなかれ、これだけの裏ガネがほとんど遊興飲食費に使われていたのである。荒川氏はアルコールは飲まないが、他の2人の豪遊ぶりは有名だ。1週間に4~5日は夜の帝王さまである。

 

※続き『告発!検察「裏ガネ作り」』(暴かれた「謀略」の構図)は、

2017/2/1(水)22:00に投稿予定です。 

 

告発! 検察「裏ガネ作り」


1月29日(日)のつぶやき

2017-01-30 02:20:45 | つぶやき