原発問題

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【フクシマ見聞録】電事連がICRPの委員の国際会議の出席旅費をぜんぶ払っていた ※64回目の紹介

2017-01-18 22:05:30 | 【フクシマ見聞録】

1876to1945さんのツイート(2013年10月01日~)を順に紹介します。64回目の紹介

【フクシマ見聞録】

電事連がICRPの委員の国際会議、それの出席旅費をぜんぶ払っていた

Akira Tsuboi@1876to1945さん 2013年12月19日のツイートから

 

福島行-崎山氏の話は続いた。「-ま、そういうことで裁判には東電は
ぜったい勝つ、ということがあるんです。

で、こういうこともありますから、基準が、、
あの規制基準が厳しければ裁判にも負けますし、あるいはその、
原子炉を停めて、あの、、修理しなきゃならない、
そういう事も頻度が高まる訳です-

 

-「ですから規制をゆるめるということが、ひじょうに
あの東電にとってはたいせつなんです。で、これを規制当局というのは、
原子力安全保安院、今はもうなくなりましたけれど保安院。

とか原子力安全委員会、なんですね。
で、そこへ手を回して、あの、リスク、、-

 

-「その、ええ停めなきゃならないことに”ならないように”、
規制をゆるめようとしてきたわけです。で、その保安院や安全委員会も東電を、
東電をほんとうは規制するんですけれども、規制する側にあるのに、

東電の”言いなりに”なっていた。で、東電が言うように規制を緩く、
期間を延ばしたり-

 

-「そういうことをしていたわけで、そういうことで規制する側が
規制される側の虜(とりこ)になっていた。

で、『規制の虜』という言葉を使ったわけです。

でこの、規制をゆるめるということに関して、
やっぱりあの放射線のリスクに関してもそういうことを使っていたわけです。-

 

-「で、その、それはどういう風にしていたかというと、
やはり放射線の専門家、とくにICRP、国際放射線防護委員会、
ここの基準に、勧告にしたがって各国はそれぞれの国の基準値を
決めている訳ですね。ですからICRPがどういう勧告を
だすかという事がひじょうに、あの、大切になってくる訳です-

 

-「彼らの関心事になってくる。で、それをあの、、
ええこれは電事連の資料からわかったんですね、
電事連というのは、あの電力会社10電力会社が作っている
連合会ですけれども、この電事連というのは一定の期間で会合を開いて、
その議事録があるわけですね。そういう資料から見たわけです。-

 

-「で、それに依りますと、あのIRRPや放射線の専門家、原子力安全委員会に、
規制をゆるめるようにはたらきかけていたというのはずっと書いてある。
で、特に、あのICRPに対してはですね委員に対しては、
そのはたらきかけをすごい強力にやっていた。-

 

-「で、その結果2007年勧告というのがあるわけですけれどもICRPの。
『電力の主張がすべて反映された』という記載があります。
で、ICRPの委員にどういうふうにはたらきかけたかというのは、
具体的に、いちばん端的な例はですね、-

 

-「電事連がICRPの委員の国際会議、それの出席旅費をぜんぶ払っていた、
というふうな事なんですね。ですから、ICRPの会議というのは、
年間何回もいろんな所で、5部門ありますし、
総会もあるでしょうからまあ何回もあるわけですね、-

 

-「で、そういうところでそういうところにICRPの委員が出席して、
それの、あの旅費はぜんぶ電事連が払うわけですから、、
その会合でなにをしたかとか、そういうことは伝えるわけでしょうね、
もちろんね。で、それはあの、、ええ、そういうことをやっていたんだと思うんです。-

 

-「で、まああの、、そういうことによって、まあ勧告にその
『電力の主張が反映された』ということがあると思いますね。

これを出して、わたしたちメディアの人に話すんですけれども、
メディア側はなかなか取り上げてくれないんですこれは、やっぱり。-」

 

※次回に続く

 2017/1/19(木)22:00に投稿予定です。 


【告発!検察「裏ガネ作り」】「ここで細く長く生きろというのか」不覚にも涙がこぼれた ※55回目の紹介

2017-01-18 22:00:25 | 【告発!検察「裏ガネ作り」】

*『告発!検察「裏ガネ作り」著者 三井 環 を複数回に分け紹介します。55回目の紹介

口封じで逮捕された元大阪高検公安部長の「獄中手記」~

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**『告発!検察「裏ガネ作り」』著書の紹介

12 独居房で迎えた正月 P171~

 12月27日は役所の御用納めの日である。面会も差し入れも、そして所内の購入も、来年の1月6日まで10日間ほどできない。せめて年末年始だけは家族と共に迎えたかったと思っていたのにー。

 やがて大晦日を迎えた。数日前から読書三昧の日々に入っている。それは無為だが贅沢な時間ではあった。夕食にはなんと年越し蕎麦が出た。「ここで細く長く生きろというのか」不覚にも涙がこぼれた。

 保釈請求却下に対し、弁護人において抗告申請をしたが、これも却下された。否認して真実を追求すれば、必ず人質裁判になるのが日本の司法の実情なのだ。私も現職時代は外から見ていたが、これほど酷いとは思わなかった。真実を追求するには多くの精神的・肉体的犠牲を伴うのである。

 しかし、年明けから渡眞利忠光に対する弁護側の反対尋問が始まり、新たな展望をが見え始めた。それは後に詳述するとして、拘置所で初めて迎えた正月についても少し書いておきたい。

 

 ※続き『告発!検察「裏ガネ作り」』(独居房で迎えた正月)は、

2017/1/19(木)22:00に投稿予定です。 

 

告発! 検察「裏ガネ作り」


1月17日(火)のつぶやき

2017-01-18 02:18:45 | つぶやき