杉並の純一郎(3)

2009年12月で68歳に!
先の戦争が一体なんだったのかを今一度勉強し、次の世代に伝えてゆきたい。

外国人に参政権を与えたオランダの悲劇

2010-03-08 18:07:23 | Weblog

ヤフーのブログの友、「台湾春秋」からの転載です。

岡崎久彦氏は名著「繁栄と衰退」でオランダの盛衰を描き、日本への警告とされました。
オランダは一時手にしたヨーロッパでの覇権を国内政局にうつつをぬかし、外交を金で解決するということを続けているうちにその覇権をイギリスに獲られてしまうのです。

そしてオランダはイスラムを無計画に受け入れ、国の衰亡を心配しなければならないような状態にあるようです。

日本も中国の移民政策を無抵抗・無批判に受け入れ外国人参政権を付与する如きは、国家百年の計を誤りかねません。

民主党がマニフェストに載せなかった政策集の諸策、これら一つ一つはまさに共産主義革命への行程表に他ならず、国を解体・破壊に導くものであり、どれ一つとして認めてはならない政策です。

まさに、日本の危機である事を認識して民主党の革命政策に反対しましょう。


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  Will4月号、西尾幹二氏の「外国人参政権・オランダの惨状」の要点を紹介しコメントする。オランダの国是は思想的寛容だ。その自由な国へ、宗教的不寛容なイスラム教徒が大量に流入した。彼らに地方参政権を認めたのが、オランダの不幸の始まりとなっている。

  「オランダは、人口1600万人のうち、約300万人が外国人になった。ドイツ、フランス、イギリスの移民人口比は7~8%だが、オランダは20%に近い。アムステルダムなど都市部は移民に埋めつくされた。彼らはゲットーを形成、別国家のようである。

 移民居住区に足を踏み入れると、彼らはオランダ人に敵意を示す。オランダの生活習慣や価値観を嫌い、祖国のやり方を守るだけでなく、オランダ文化やしきたりを、自分たちの流儀に切り替えようとする。テロリストを育て、オランダの社会システムを攻撃する。

  オランダ国民がこれに対して一丸となって戦う意思があれば問題は解決するが、政治家とメディアが自国民のために動かない。何があっても沈黙する。外国人差別を助長するような言論はあってはいけないと、封じられ、絶望したオランダ人は国外へ逃げ出している。

  イスラム教徒に地方参政権を与えたことが、アリの一穴となった。小さな穴は行政をまひさせ、次第に広がり、国全体がしばられた。“国連”とか“世界市民“と言った美しい理想が、政治や行政を動かしていることに問題があった。

  政府がもっと常識を持ち堅実であったなら、外国人にオランダ文化を教え、自由で近代的な法意識に従わせるよう指導しただろう。しかし、外国の文化を何よりも尊重し、“同化でなく共生という思想”に政府が取りつかれているので、始末が悪い。

  外国人参政権を“EU国民にのみ与える”という他の西ヨーロッパの国々と同じ政策をとっていたら、ここまでひどい事態にはならなかったろう。移民は出生率も高く、劇的に増加する。それがいま恐怖の的となっている。

  メディアが沈黙し、政治家が理想にとらわれているのは、日本も同様で、オランダの悲劇は他人事でない。忍び寄るわが国の危機への警告サインと言っていい。先進国の政治のリベラリズム、自由と寛容が逆手にとられ、つけこまれたのである。」

  オランダのイスラム教徒を、日本の中国人に置き換えたらどうか。人間過剰の中国は人民の移住を隠れた国策としながら、故郷に残る家族を通じて指揮権を確保できる。本国で選挙をしたこともない人間に参政権を与えるのだ。日本国家の危機は火を見るより明かだ。

                                転載元: 台湾春秋