杉並の純一郎(3)

2009年12月で68歳に!
先の戦争が一体なんだったのかを今一度勉強し、次の世代に伝えてゆきたい。

参院選の持つ意味、野党自民党はどう戦うのか?

2010-03-11 04:01:19 | Weblog


 もう3月半ばに成ろうと言うのに、自民党を中心とする野党には、参院選で民主党に過半数を渡さない為にはどうするべきかと言う意識が全く感じられない。
 そのことを裏返しにすれば、野党の側に民主党が過半数を取ったら日本の政治がどうなるのか?民主独裁による日本解体の諸政策が動き始め、日本が社会主義もしくは疑似共産主義体制に移行してゆく、と言うことが理解できていないということである。

 マニフェストには載せていないが、民主党の政策集はヒドイものだ、日本を解体し、革命を起こさせるための行程表みたいなものだ。そして、その革命的諸政策の過程で、日本は確実にアメリカ離れをして中国の属国になって行く。

 そして、恐らくそのことは、共産中国が日本にいる公式・非公式の中国支持者を動かして行おうとしていることであり、そのような日本解体政策は、戦前、繰り返す、戦前からの中国の対日謀略が結実することを意味する。
 日本への共産主義の浸透は一義的にはソ連のコミンテルによって始まっていることは周知の事実であるが、そのコミンテルの活動に遅れることなく中国共産党は共産主義と中華思想を混合した悪性ウィルスのようなものを1920年代から日本に対してまき散らし始めている。
 1931-1933年に中国にアメリカの外交官として勤務したラルフ・タウンゼントは1926年の国民党による日本人を含む外国人を対象とした「南京虐殺」を“国民党に潜む共産主義勢力の仕業”であるとみている。(中国が日本が行ったと言っている南京虐殺は1937年、だがこれは虚構であること証明済み)
 そして、それが戦後の中国孤立という中断期間を越えて、再び日本に浸透(日本解放第2期工作要綱)し結実しようとしている。

 従って、今我々が直面している民主党問題とは、日本の国家を賭けた中国との情報謀略戦でもあり、日本がこれまでの自由を基本とする資本主義社会に留まるのか、中国に見る一党独裁による共産主義+資本主義体制とでもいう、独裁者管理体制に移行するのかの境目にあるのだ。
 民主党はこのことを巧みに包み隠して選挙を行ってきており、その国民を籠絡しようという選挙戦術を参院選でも、前回衆院選同様に行おうとするであろう。これは「詐欺」などという表現では生ぬるい、はっきり言って「謀略」である。

 自民党を含めた野党の政治家にこの認識をもって、そして「おれが保守の受け皿になる、民主党との戦いは日本の将来を賭けた戦いである」と立ち上がる政治家が今もって出てきていないことは、戦いは既に「負け」ということなのかもしれない。

 とはいえ、この世界に稀有な伝統を維持して来ている日本をむざむざと新興勢力の共産主義一味に渡すわけには行かないのだ。この参院選では、なんとしても民主党の過半数を阻止しなければならない。