杉並の純一郎(3)

2009年12月で68歳に!
先の戦争が一体なんだったのかを今一度勉強し、次の世代に伝えてゆきたい。

またもや「知らなかった!」、民主党の政治と金のはなし

2010-03-03 22:23:08 | Weblog


 北教組からの選挙資金の提供について、それを貰った当の本人である小林議員は民主党得意の「知らなかった!」である。またもや、民主党の政治と金の話である。しかし、今回は選挙期間における政治資金問題であり、小林議員の会計責任者も逮捕されていることを考えると、ことはそう簡単に「知らなかった!」ではすまない、悪ければ連座して議員の座を追われることにもなろう。でも、どうせ罪の意識を感じるような相手ではなかろうから議員辞職などしないだろうから、議員辞職を薦めることなどに努力をはらうよりも、じわじわと虐めることの方が、あまり上品な考えではないが見る側からすれば楽しみが先に何時までも伸びそうである。

 使われた金が北教組がプールしていた公金の利子という話も有り、それが事実ならその罪もさらに重くなるのではなかろうか?逮捕された容疑者が黙秘権したり、捜査を前に書類を処分したという証拠隠滅の話もあり、なんとも往生際が悪い。しかし、日教組の配下の北教組であれば往生際の悪さも超一流とでも言えば良いのか?伝統と言うべきか?

 産経新聞の記者、阿比留氏は自ら中学時代から日教組に興味を持っていたというくらいだから、そのブログには日教組関連のものも多く、その中心となる輿石東参議院議員にかんする記事も多い。その中で、今まで日教組の事件は産経位しか扱わなかったが、今回は他社も扱うようになり、しかも、その多くは輿石議員の地元、山梨教組で何が起きたかを伝え始めているという。メディアも偏向、いい加減さには今さらながらあきれてしまうが、以下が阿比留氏が拾った今回の北教組に関連した各社の社説からの記事である。

<■2月18日付産経 《違法な資金提供は、組合員のカンパなどを裏金化していたという。日教組傘下の組合では平成18年、山梨県教組の元財政部長らが同教組出身の民主党の輿石東参院議員会長を支援するため、組合員から集めた寄付金を収支報告書に記載せず規正法違反で略式起訴され、罰金刑を受けている。北教組を含め教組の裏金について詳しい解明が必要だ。
輿石氏は昨年1月の日教組集会で「(日教組は)政権交代にも手を貸す。教育の政治的中立はありえない」と述べたほか、今年の集会では、教育が夏の参院選の争点になるとし、「いよいよ日教組の出番だ」などと発言している。政治活動をあおっているとしか思えない。耳を疑う発言である》

■2月24日付読売 《教職員組合に絡む政治資金規正法違反事件は、6年前の参院選でも起きている。
当時の山梨県教組財政部長ら2人が、民主党の輿石東参院議員会長を支援する政治団体の収支報告書に教員らの寄付を記載せず、罰金の略式命令を受けた。事件に関連し、20人以上が教育公務員特例法違反などで処分された》

 ■2月26日付朝日 《04年の参院選前には、山梨県教職員組合などでつくる政治団体が、教員から集めた寄付を収支報告書に記載していなかった》

■3月2日付毎日 《教組に絡む事件は初めてではない。04年の参院選で、山梨県教組幹部らが、民主党の輿石東参院議員会長支援のために集めた寄付金を政治団体の収支報告書に記載せず罰金の略式命令を受けた。日教組は自浄能力を発揮して、まず自ら全国調査をし、きちんと説明してほしい》

■3月2日付東京 《今回の事件は、6年前に山梨県教組の幹部が、民主党の輿石東議員を支援するために起こした規正法違反事件を想起させる。日本教職員組合が支持母体の輿石氏は、参院議員会長を務める》>


 今の小沢を中心とした民主党革命政権は早急に打倒せねばならないが、その為にはまずは目先の参院選で有り、民主の改選参院議員の再選を赦さないことが第一と考える。その筆頭が「輿石東」であり「千葉景子」である。

  私は2月17日、「頑張れ、日本!」の仲間とともにバスで甲府を訪れた。今回、改選期を迎える輿石に対抗する候補の応援にでかけ、甲府駅前でビラ配りを行ってきた。輿石の地元故、我々の運動への反応が悪いのではという事前の思い込みとは異なり、地元は意外にも好意的であり、夕方の市民会館での集会(守るぞ日本!教育再生国民集会)への参加者も多く、安倍元総理を始めとする演説も大変熱のこもったものであった。

 輿石の再選を阻むための自民党の候補者はなんと教師出身の宮川さん(30代女性)である。日教組の輿石に若手の教師が挑む!この思いは熱い!「頑張れ、山梨!頑張れ、宮川!」とエールを送る次第である。

 勿論、一回行けば良いと言うことではなく、繰り返し行くことが必要であろうが、手ごたえを感じた甲府訪問であった。