囲碁七転八倒

縄文人と申します
50の手習いで始めた囲碁、
何とか初段の壁を越えたがここから苦難の道が待ち受ける

石の強弱について考えるの巻

2019-12-02 12:26:11 | 棋理

 

『碁の本質』白石勇一 著

2016年11月に
1回目通読しました。

この時は驚きました!
石の強弱が地を取るより重要でありプロはそれを考えて打っている。

骨子は
□自分の石をしっかり守る。
①閉じ込められないよう頭を出す
②弱い石をつなげる
③根拠を確保する
④ゆとりを持たせる


□相手の石を攻める
①閉じ込める
②分断する
③根拠を奪う
④迫る

4つの基本定理により石の強弱を考えながら打つ戦術は
非常に明快です。
並行して詰碁の力、読みの力を鍛える必要があるとのこと

3年前に石の強弱が最重要と知ったのだが

このことは実は大変奥が深いと思っています。

例えば形勢判断により捨てた方が良い場合は強弱に関係なく

捨てたり

ワザと弱い石を作り、それを囮に成型したり

石を強くすればよいとも限らない戦略もありそうです。

縄文人は単純に自分の石は強く、相手の石は弱くなればよいのかと思っていましたが

序盤は確かにそうあるべきだが、中盤以降はいろんな駆け引きもあるなあとも

思っています。

様子見とか、相手の出方で戦術を決めようとしていて、

強弱だけで説明できるのかどうかわかりません。

 

石の強弱を念頭に置きながら、どうすれば形勢がよくなるか

戦略を練るとこに醍醐味がありそうですねえ。


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