囲碁七転八倒

縄文人と申します
50の手習いで始めた囲碁、
何とか初段の壁を越えたがここから苦難の道が待ち受ける

武宮先生の棋譜並べの巻

2018-07-13 22:19:58 | 棋譜鑑賞

こんばんは

縄文人です

 

 

 

 

武宮正樹先生の打ち碁集を入手しました

早速並べてみました

 

 

 

 

 

 

武宮正樹先生黒番

林海峰先生白番

 


棋譜再生

 

 

 

 

 

 

ツケヒキ定石ですが

武宮先生、上方に構える

 

 

 

左辺が4手で模様の雰囲気になっています

 

 

左辺、箱型に

 

 

白のオオゲイマには即効、急所への打ち込み

 

 

右下は地に

白の厚みは左辺の黒模様があるため働きにくそうです

 

 

ハネだし

薄いように見えますが

 

 

左上にシチョウアタリを仕掛ける

ハネ出した石はポン抜かせてしまう

 

 

左辺の模様が固まってきました

 

 

模様をふわっと囲いました

このまま地になると勝負が決まってしまいます

 

 

白、消しにきました

 

 

すぐに相手せず

右上にもたれていきます

そしてケイマで大きく圧力をかけました

 

 

左辺をうまくまとめられました

 

 

この割り込みには驚きました

自分のダメは二つ

赤信号ですが・・・

 

 

下辺もまとまってきました

 

 

 

林先生も模様を創意工夫で削減にいかれましたが

ここで投了です

 

感想

武宮先生の碁は大きく囲う雄大さ、柔らかさと

相手のスキを逃さない厳しさの二面性を感じました

 

広げておいて相手を厳しく攻めて囲いを固めるという雰囲気でしょうか

 

 

武宮正樹先生

 

蝶のように舞い蜂のように刺す

 

とボクシングのモハメッド・アリの形容と似ていると思いました

そして今、アルゼンチンタンゴで楽しく踊られています

 

 


自分が頓死の巻

2018-07-13 09:56:49 | 対局

おはようございます

 

 

縄文人・・・

ここ5局はあえて殺し屋で打ってみました

今回は定先 

白番

 


棋譜再生

 

下辺が攻め合い負け(かなり無理だったと思います)

殺されてしまいました

 

殺す碁は反動もあるなあと思いました

黒番では攻撃あるのみはやれると思いましたが

白番は一手遅れている分殺し屋は難しいと思いました

やはり相手の出方に応じて臨機応変に対応するのかなあと感じました

 

ただ黒番の殺し屋は面白いです

そこそこいけます

勝率は悪くなかったです

それと厳しく攻めることの効果を実感しました

攻めて壁(厚み?)ができるとその対岸に攻撃ができ

戦局を拡大しながら絡み攻めができるということです

取りそこなっても他で得を計れるのです

 

これは大きな発見でした

 

一応、殺し屋特訓は終わり・・・

でも黒番ならやりたい気がしています

 

子供がやたら大石をねらってきて辟易するところですが

石を取れば2倍の利益があがるし、

単純に面白いということがあります

 

いままでねらうぞねらうぞと相手にプレッシャーをかければよいかなと思っていましたが

黒番なら

 

狙う!

 

のもありだと思った次第です!(^^)!

 

 

 


豆腐殺法②の巻

2018-07-13 06:51:17 | 棋譜鑑賞

 

おはようございます

縄文人です

 

今日は豆腐の角先生の

打ち碁を勉強します

 

黒先です

白割りうちに対して・・・

迫りつつ下辺の模様を拡大するケイマ

 

 

キリンの顔に右上下に一間飛びで守り

 

 

白のかかりは恐くない

 

 

 

無視して下辺の模様を盛り上げる

 

 

さらに右上を閉じ込めにくるが

まだ恐くない

左下カタツケで圧迫しなが模様の拡大を図る

 

 

はさんできた

カタツキに手抜きなので

押さえ込み

これは強烈

 

 

白の出に押さえてはいけない!

あとで切りだされた時に形がない!

 

 

ノビが形

 

 

 

キリにはカタツキで頭を出していくのが形

 

 

4子をねらってる

直接働きかけない!

犬の顔で左辺に働きかける!

 

 

白の受けに

左上へのツケ!

この手は難しい発想

分断するぞと主張しつつそのどちらかを破壊するねらい

 

断点は手堅く守る

 

 

 

 

 

壁がつながってきた

4子をねらう準備が進行

 

白さんは気付かず左上はさみ

それに対してはカケ!

 

厚みの碁では相手に地ができることを気にしてはいけない



いよいよ4子の包囲の壁が完成しつつある

 

 

4子は直接攻撃にいかない

右下から広げて

相手の動きだしを誘う

その反動で攻めようと考える

 

 

白が模様に嫉妬して打ち込んできた

チャンス!

 

 

ヘボコスミだが割いていく

 

 

 

ここでケイマで頭を出すのが肝要の手筋!

縄文人は一歩一歩出てしまうところ

スピードがありかつ切れない(手筋:働きが大きい)

 

 

包囲は完成!

自分の気持ちの悪い所を守る

この後は欠陥をつかれないようにシェアに打って行けば

御用にできる^^

 

 

白の勝負手?

下辺の黒を殺そうという意図

 

 

中でもがくも冷静にダメをつめていく

(ワタリもみている)

 

 

白は不発

 

 

中でもがきはじめた

傷をねらい活きようとする白

ここは慎重に傷をつかれないようにする

白のぶつかりにアタリを打たれないないようにツナギ!

下手に相手にツケルと2眼作るきっかけを与えてします

そとからジワジワいく

 

 

中の白に反撃の手はない

右下からのびた白の頭を押さえて絡み攻めの効果で

こちらもいただく

 

御馳走様^^

 

 

ここで白

投了

 

 

極意

石を取る時は・・・

 

 

もたれ攻め

包囲したら傷を狙われないないように

慎重に手堅く打つ