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今日のつぶやき

JOがつらつらとつづります。

雪国 改版  (川端康成/新潮社)

2005年06月01日 | 読んだ本
「国境の長いトンネルを抜けると雪国であった」

あまりにも有名な冒頭だけど、今まで読んだことがなかった。
内容自体は、「浮雲」とかもそうだけど、ずるずるした男女の恋愛もの。
ただ、どろどろした感じはなく、気が強く一本芯の通った駒子が、好き
だけれど、一緒にはなれない島村にたいして
「つらいからもう東京に帰りなさい」と言うところはホントにせつなくなった。


また読みたい度:★★★☆☆

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2 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

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川端と山 (haru)
2005-06-02 23:30:49
私は未だ冒頭の一文しか知りません(汗)

が、遠藤甲太氏『登山史の森へ』の中で

川端と山との関係について記されたのを

読んだことがあります。



何でも川端と深田久弥は一高・東大の同窓で

同じ雑誌の同人だったそうです。

駒子の語る遭難事故も、そのモデルとなった

実際の事故が特定できているそうな。



面白いのは、

川端が取材で湯沢に滞在しているとき

彼の妻にあてた手紙で

登山道具を買って送るように指示したという記述です。

その後、実際に彼が山に登ったのかどうか?

そこまでは書かれていませんが。



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れ:川端と山 (JO)
2005-06-03 01:09:50
川端康成は山好きだったんですか?

そういう背景もまったく知らないんです(^^;。

湯沢からだったらどんな山に登ったんですかねぇ。

小説の中では、はっきり湯沢だとかって地名は出てこないんですけれど、

苗場山かなぁって思う山の記述がありました。

あれこれ想像しながら読むのって面白いです。
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