「ロジカルダイエット」(清水忍 著・幻冬舎新書)
副題「3ヶ月で勝手に痩せる体になる」に魅かれて読み始めました。
もちろん「勝手に」痩せるはずなどなく、
「ロジカル」に痩せていくための仕組みについて書かれています。
第一章は〇〇ダイエットなど、流行ったダイエットについての評価・解説
第二章は運動では痩せない、何のために運動するかの解説
第三章でようやく運動の実践についての解説
第四章はダイエットが人生にもたらすものと、痩せている人の習慣
ざっとこんな内容でした。
特に第二章の運動はなぜ行うかの解説が面白かったです。
運動自体では痩せない。
運動で消費するカロリーは微々たるもの。
それより摂取カロリーを減らす方が良いが、単に食事量を減らすだけだと筋肉が落ちるので筋トレは必要。
また、筋トレは体のエンジンを大きくすることができる(エンジンや焼却炉を大きくすると例えている)。
有酸素、筋トレは体力や心肺機能を高めて、活動量を多くするための土台として必要。
(体力があれば、エスカレーターでは無く自然と階段を選択することができるなど、体を動かすことが苦でなくなる)
運動でのカロリー消費より、非運動性熱産生(NEAT)(運動以外の身体活動で消費されるエネルギー)が大事。
運動強度は心拍数135~140を20分間キープが目安。
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実践編(第三章)でメモしておきたい内容は
・食べていいカロリー量は「34×なりたい体重」
・運動は腹筋10、腕立て20、スクワット20を2~3セット
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第四章でメモしておきたい内容
やせている人の生活習慣
・ごはんをお代わりしない
・お腹いっぱいになったらやめる
・ちょっとだけ残すのはもったいないと考えない
・「腹八分目」より「足るを知る」
(腹八分目だと我慢→ストレス)(自分の量を知る)
・「結果目標」ではなく「行動目標」(行動目標のほうが短期で達成感を得やすい)
・「代謝」や「体質」を言い訳にしない(活動量や生活習慣を見直そう)
・大皿料理ではなく自分の適量プレートを食べる
・自分に都合の良い免罪符を封印(今日は〇〇したから大丈夫はNG)
・体重計の数字にとらわれない
・チートディは「デイ」。ウィークにしたらダメ
・飲み会は断らなくてもOK(普段のチリツモが大事)
・やせた側の住人というプライドを抱く
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