先の記事にも書いたとおり、三連休の中日は、学生時代に所属していた
サークルの50周年の集いがありました。
大先輩から現役生まで総勢140名程度の参加者だったとききました。
出欠確認のハガキが届くでもなく、Facebookがやりとりの中心。
時代の流れを感じます。
各学年ともに3~5名の参加者が多い中、私の世代あたりの5学年くらいは
直前まで参加者がほとんどいない状況でした。
Facebookをやっている人が少ないことと、子育て真っ最中(幼児~中学生までの子がいる)
の人間が多いということが理由かなと思います。
還暦過ぎのおじさん・おばさんや若者たちのほうが、今はSNSをバリバリ使いこなしている
ような気がします。アラフォー世代も頑張らないとですね(^-^;
さて、今回の会合で衝撃を受けたのが、現役世代の活動内容。
山の合宿のほうは、今の世代も(今の世代のほうが?)真面目に取り組んでいるなという
印象でしたが、北海道・四国・九州の平地合宿はまるっきりの観光旅行となっていたことです。
宿泊自体はキャンプをしているらしいのですが、レンタカー移動の観光旅行。
これはかなりの衝撃でした。
というのも、私自身は、このサークルに所属して一番楽しかったのは歩いて旅する
「平地合宿」だったからです。
テント装備背負ってアスファルトの道を歩くのは、はっきり言って大変です。
行けども行けども変わらぬ北海道の景色に耐えかねて、「歌おう!」とか「しりとりしよう!」
とか、アホなことを言ったり、最後には疲れて無言でとぼとぼ歩いたり、足にできた豆をみんなで
針でつぶしていてーいてーと騒いだり、なんでもかんでも楽しかったです。
そして、学生だから許されるってことも多く、旅した先々で、地元の方たちに親切にしていただき、
本当にたくさんたくさん思い出ができました。
本家ホームページのほうにも、少し写真を載せてあるのでよかったら・・・。
http://www.tabitabi-web.com/oka/tohotabi/tohotabi.htm
そんな感じで大好きだった平地合宿がいまやレンタカーで・・・・ってことは
ショックだったのですが、サークルを作った大先輩たちも私以上に、
言いたいことはいっぱいあるだろうに、高田純次が「年を取ってやってはいけない3つのこと」に
「説教、昔話、自慢話」とあるように、だれも若い世代に説教はせず、ただただ残念がるものの、
でもそれはそれで仕方ないね、時代の流れだねって雰囲気で3時間余りの会合は
終了するのでした。
会合の途中にお話しした先輩たちは、今は四国の八十八か所巡りや熊野古道踏破など、
それぞれの楽しみを持ち、全国あちこちを逍遥しているようです。
私自身は、最近は「子育て」を理由に、前よりおとなしーく過ごしていますが、
キラキラ輝いている先輩・後輩たちを見ていたら、
「子供がいるから~」とか、「子育てが終わったら●●しよう」とか言わずに、
できる範囲で、いろんなことを楽しんでみたいなと思いました。