「十一人の賊軍」を観てきました。
原作本を読んだ時、戦闘シーンの情景が思い浮かばず、読むのに難儀しました。
多分、「五頭山中の砦」というのが引っかかっていたのだと思います。
五頭山塊に砦を普請できるような広い土地は思いつかなかったからです。
おまけに吊り橋をかけられるような場所?
何より、五頭山を超えて新発田に向かう官軍?
ピンときませんでした。
それが、映画を観て、ああ、やっぱりこういう砦、こういう風景だったのねと腹落ちしました。
本物の「五頭山」に登ったことがあるが故の先入観を取り除けば、
チャンバラ・爆破シーンの連発で、時代劇として単純に楽しむことができました。
先日の「正体」もそうなのですが、原作本を読んでからでないと、
2~3時間の映画では詳細が分からず、登場人物に感情移入することもできず、
映画の楽しみも半減してしまう気がします。
でも、逆に、映画が小説に比べ簡易的なストーリーに思えて、映画自体が「しょぼい」
気がして、どうしてもガッカリ感が湧いてしまいます。
小説からの映画化、漫画からの映画化で納得がいったのは
パッと追いつくのは
「風に立つライオン」「そして父になる」「八日目の蝉」「鬼滅の刃」
あたりでしょうか。
他にも思い出したら追記します。
今回の「十一人の賊軍」は、小説のほうが救いのあるラストで好みでした。
爺っつぁんのカッコよさが際立っていたのはダントツ映画のほうです。
殺陣が好きな時代劇ファンは映画のほうがおススメです。
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