ボクの場合の統合失調症

ボクの場合の統合失調症は

自分の戒律を破ったこと、良心の呵責から来ていました。

しかし、その後迷惑をかけたであろう人は幸せそうで

もうそろそろボクの良心の呵責も許しても言いのじゃあと

自分自身で思うようになってきています。

良心の呵責は僕のなかの鬼を呼び起こし

僕自身がボクに攻撃するという形になりました。

すなわち幻聴は自分自身であり、そして自分のことは

自分以上によく知っているのです。

この正体不明の声である幻聴を天邪鬼と呼ぶことを知り、

薬とともに闘ってきました。

声はいろいろな人の声に化けます。

判断力を鈍らせます。

少しのことでも多くの選択肢があるように

感じさせます。

そして、耐えられなくなって家の中ではじけました。

暴力なんて使いません。

頭を幻聴と対決してフル回転して

妄想もひっくるめて闘いました。

その過程で何者かになり

結果入院しますが、

幻聴、天邪鬼は逆縁の仏というか

僕のなかに漠然とあった宗教心が

整理されていきました。

天邪鬼が残したのはブログの空間思考。

僕が学生時代から考えていた時空論の

感情空間における関係でした。

そして曼荼羅の僕的解釈。

2004年はそのような年でした。

これはブログの記述が一番よくあらわしています。

統合失調は記憶の一部を奪い取り、

体力をも奪いとりましたが

なにものかは残していきました。

今は再燃が恐いだけです。

ときおり忘れたころにふと現れる声に

まだおるんかいなあという気もしますが、

安定状態にちかずいてるのかなあとも思います。