今月のゴールデンウィークを利用して、短期間の取材旅行に出かけてきました。高雄では、高雄のIT関係の会社を経営する傍ら左営旧城の歴史研究を行っている廖徳宗さんおよび郭吉清さん(高雄市旧城文化協会顧問)と合流し、左営旧城内の西自助新村に残る震洋部隊の舎営所跡および営内神社(軍隊の敷地内に造営された神社の呼称)である震洋神社の遺蹟(基壇、手水鉢、石段)を確認してきました。これらが、震洋神社のものであるあることは、神奈川大学 海外神社研究会のメンバーである坂井久能先生の協力により、確証がとれており、海外にける営内神社としては非常に貴重な発見となりました。また、震洋部隊の実在が明確になり、更には第29部隊の格納壕も視察することができ、大きな収穫がありました。
今回の内容は、7月~8号の台湾協会報に掲載されますので、掲載後ブログにて紹介する予定です。お楽しみしてください。