
『十二国記』シリーズの最新作が掲載されたというので、発売日には嫁さんがいそいそと『yom yom』の12号を買いに出かけました。
でも、作者が死刑制度とか裁判員制度に興味があったんだろうなあとは思うし、この世界的には大きなターニングポイントなんだけれど、では、なにがなんでも読まないといけない作品かというとそうでもありませんでした。
このあたり追求すると深く深くなる話だし、復讐は求めてはいけないと思うのだけれど、ならば科せられた罰は受けたのだからと二度三度と人殺しを重ねた人間を放免し、その結果また四度目五度目の殺人が起きた場合、被害者の遺族は誰に怒りをぶつければ良いのでしょうかね。
「アイドルって、すごい」
『アイドルの心得──使者生まれる日』辻村深月より。
『yom yom』は分厚さの割に気軽に読める冊子なので、枕元に置くには最適です。森見登美彦や荒俣宏のエッセイはたまた普段手に取らない作家の読み切り短編を、寝る前に少しずつパラパラと未練がましく読むのが良いのです。
【落照の獄】【十二国記】【小野不由美】【柳国】【死刑制度】【yom yom 2009年10月号】【癌】【富士山】【博物学者】【日記】【夫婦】
でも、作者が死刑制度とか裁判員制度に興味があったんだろうなあとは思うし、この世界的には大きなターニングポイントなんだけれど、では、なにがなんでも読まないといけない作品かというとそうでもありませんでした。
このあたり追求すると深く深くなる話だし、復讐は求めてはいけないと思うのだけれど、ならば科せられた罰は受けたのだからと二度三度と人殺しを重ねた人間を放免し、その結果また四度目五度目の殺人が起きた場合、被害者の遺族は誰に怒りをぶつければ良いのでしょうかね。
「アイドルって、すごい」
『アイドルの心得──使者生まれる日』辻村深月より。
『yom yom』は分厚さの割に気軽に読める冊子なので、枕元に置くには最適です。森見登美彦や荒俣宏のエッセイはたまた普段手に取らない作家の読み切り短編を、寝る前に少しずつパラパラと未練がましく読むのが良いのです。
【落照の獄】【十二国記】【小野不由美】【柳国】【死刑制度】【yom yom 2009年10月号】【癌】【富士山】【博物学者】【日記】【夫婦】
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