生徒会選挙の火蓋が切って落とされた。立候補したのは“魔王”竜ヶ峯桜子と“勇者”光ヶ丘翼、そして現生徒会副会長の加賀美れんず。
個性者の相談担当でクラス委員の佐東は、さらに選挙管理委員と体育祭実行委員まで兼任して大忙しながら、ヒヤヒヤしながら個性者が参加する選挙活動を見守っていたのだが、個性者たちが、体育祭にも参加すると言い出して……。
イベント満載の巻ですが、さらに修学旅行とか控えています。楽しい学園生活っていいなー。
しかし、この竜ヶ峯と佐東を中心としたモニョモニョ感は、そもそも一般生徒を個人として認識することができない個性者と一般人という関係であるとか、一般生徒に対して政府が行う洗脳教育みたいに胡散臭い部分が少しずつ物語の中にも染み出してきていて、シリーズ終盤がどっちの方向に行くか見えないところから来ているようです。
あくまでカルチャーギャップ・コメディで行ってくれると良いのだけれど。
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