頼子百万里走単騎 "Riding Alone for Millions of Miles"

環境学者・地理学者 Jimmy Laai Jeun Ming(本名:一ノ瀬俊明)のエッセイ

大学入試における地理

2021-05-16 22:52:40 | 日記
コロナ禍以降、自宅で受験産業系の動画を見る機会が増えました。入試科目の様子は40年前とはくらべようもないのですが、地理で二次試験(記述)が選べる大学はごく少数であり、ほとんどの受験生にとって、地理の入試=共通テスト、ということは(お恥ずかしながら)衝撃的でした。私は(守秘義務の範囲ですが)、大学在職中の25年ほど前に二次試験地理(筆記)の採点業務(いわゆる3日間缶詰)に召集され、目からうろこの体験となりました。
一方で、金沢大学文系後期一括(甥っ子がこれで進学したので詳細を聞くことができました)のように、地理での履修内容を含んだ論述式総合試験(大学入学後の定期試験や、大学院入試のスタイルに近いという意味ではユニーク)の広がりは、受験生に地理をアピールするチャンスにもなるのではと思います。そして、公務員試験でも教養試験に地理はいろいろ出題されます。
一方、私学の共通テスト利用入試の場合、地理を選べないようになってる大学も少なくないようです。
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私は北京大学に合格したチベット人みたい

2021-05-16 22:50:04 | 日記
子連れで移住の皆様に、OBの私がお伝えしたかった本当のところ。
これから辰野中学校に進学予定、もしくは今在籍しているみなさんで、勉強が嫌いというわけではないという人。
ちょっと大きい将来の夢(いい大学→いい会社という意味ではありません)をかなえたいという人。
自分の夢を追いかけられる人(個人名で生きていける)になりたいという人。
川島で青春時代前期を過ごすことにはデメリットだけではなく、こんなメリットもあります。キーワードは「時間を有効に使いましょう」。
どんな難しい大学にでも合格できるには5000時間の勉強が必要というが、高校1年から毎日平均4時間半を続ければねん出できる。中山間地域に隔離されたような小生の日常では、友人と「無駄な時間」をシェアすることはほぼなかったので、平日(=陸上部の練習日)平均3時間(移動中や内職を含む)は楽にねん出できていた。土日祝を長めにカウントしたり、2年秋に引退してからを4時間とカウントすれば、確かに5000時間は行っていたと思う。著名私立のような先取り学習はしなかったが、基礎(教科書+参考書)から繰り返すのはバカバカしいと思ったので、普段の定期試験対策をもって終了とし、以降の「受験勉強」はすべて問題演習だけだったはず。
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1980年(高校2年)
朝飯 630〜650
オートバイで信濃川島駅へ 700〜710
中央本線 715〜745
上諏訪駅から高校へ歩き 745〜800
陸上部は朝練なし
陸上部 1540〜1650
学校を出る 1700
帰宅 1830
夕飯、団らん 1845〜1945
勉強 1945〜2245(うち入浴など30分)
就寝 2300

BFじゃない大学に進学したい人、故郷である辰野町や横川の谷と将来も持続可能なかかわりを維持していきたいと思っている人、ぜひ読んでほしい。
コメント (1)
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