みなさんこんにちは、平野です。
昨日に引き続き、連合のスタディーツアーのみなさんの訪問の様子をお伝えします。昨日は施設の概要やプログラムの内容についての説明を受け、そして少女たちに自己紹介をしたところまでお伝えしました。今日はそのあと、みなさんからと少女たちの交流の様子をお伝えしています。また、このスタディーツアーは「NGO-労働組合国際協働フォーラム」主催のスタディーツアーです。今回のご報告の最後に、参加者の方からいただいた詳しい説明を添えさせていただきました。
【遊びに夢中の少女たち(参加者のみなさんも?)】
そして代表の阿部さんより贈り物の進呈。縄跳びや学用品、折り紙が贈られました。そしてその中の折り紙、長縄跳びを早速開封。折り紙をしたい子は室内、長縄跳びをしたい子は表に出て遊びました。炎天下の長縄跳びはなかなかハードでしたが、少女たちは元気一杯。跳んでは歓声、引っかかっても歓声の楽しいひとときになりました。一つ感心したのは、自分勝手な子がおらず、自分も遊びながらも盛んに周りに遊ぶよう勧めること。子どもたちに誘われ、参加者の皆さんも久しぶり(何十年ぶりに方も??)の長縄跳びで汗を流しました。
少女たちが遊ぶ庭の奥には池があります。これは少女たちの洗濯と水浴びの給水源です。「“この池の水で女の子たちが体を洗うんだよ”って写真見せてもうちの娘たちわかんないだろうなー」という声が参加者の方から漏れたのが印象的でした。日本の普通の家庭のお子さんでは想像がつかないのが普通だと思います。(その後日本人の方の支援で井戸が掘られました)
折り紙チームは参加者の皆さんを中心に輪になる形で熱心に思い思いの折り紙を製作。長縄跳びのような歓声は上がりませんが、皆夢中になっているのが分かります。中には鶴よりも複雑と思われる、花で飾られたハートマークや、カンボジアらしく蓮の花を作る子もいました。食事ができた頃にはさすがの長縄跳びチームも疲れていましたが、折り紙チームは夢中。子どもたちのみならず、参加者の皆さんまで、何度も「ご飯ですよ」と呼びに行かないと腰を上げないくらいでした。
【短くとも忘れられない時間】
昼食はテーブルと長椅子を並べて総勢70名以上のもの。スープと卵焼きのカンボジア家庭料理でした。普段は調理場横で食事をする彼女たちですが、屋根が小さく、雨が降ると止むまでご飯が食べられないのが難点だそうです。食事が終わった後、さっそく長縄跳びを再開する子どもたちがいたのはビックリしましたが、それほど気に入ったということでしょう。またデジタルカメラも大人気。参加者の皆さんのデジカメを使い、参加者の皆さんを囲んだり、少女たち同士お互いを撮ったり、これがフィルム時代だったら何回交換したかというくらいの大騒ぎでした。
楽しい時間は瞬く間に過ぎ、お別れの時間となりました。バスに群がって手を振る子どもたちに手を振り返す参加者の皆さん。一週間後にまたくる予定の私さえも胸が熱くなるものがありました。
【“NGO-労働組合国際協働フォーラム”について】
以下、参加者のお一人、連合愛知の籠橋葉子さんからいただいた説明です。
また、さらに詳しく知りたい方はこちらをご覧下さい。
http://www.jichiro.gr.jp/international_dept/kanpa/20040806_forum/index.htm
ツアーを主催した「NGO-労働組合国際協働フォーラム」は、NGOと労働組合が協働してミレニアム目標を達成することを目的としていますが、連合(労働組合のナショナルセンター)という組織の一員として考えた場合、労働組合の持つリソースの活用、スケールメリットを生かした社会への働きかけ、労働を通じたネットワークの利用などなど、労働組合として果たせる役割は少なくありません。グローバリゼーションの中での企業のCSR・・・ILOの中核的労働基準(結社の自由・団結権の保障、差別の撤廃、児童労働・強制労働の不使用)の遵守など、労働・人権という社会的な問題に対して、企業だけでなく労働組合やNGOも参画して進めていくことが重要です。今後その目的を実現する為に、試行錯誤しつつも自分たち組織の課題としてどれだけ本気で具体的な取り組みをするか、次第ではないかと思います。
次回は籠橋さんの感想を掲載させていただきます。海外のNGO視察は初めてということですが、連合愛知の一員として、労働者の権利や人権には精通した方でもあります。今回の訪問でどのようなことをお感じになったのでしょうか。是非ご覧下さい。
元気一杯の子どもたちが一人でも増えるように、みなさんの力を貸してください。↓
http://jicrc.org/pc/member/index.html
昨日に引き続き、連合のスタディーツアーのみなさんの訪問の様子をお伝えします。昨日は施設の概要やプログラムの内容についての説明を受け、そして少女たちに自己紹介をしたところまでお伝えしました。今日はそのあと、みなさんからと少女たちの交流の様子をお伝えしています。また、このスタディーツアーは「NGO-労働組合国際協働フォーラム」主催のスタディーツアーです。今回のご報告の最後に、参加者の方からいただいた詳しい説明を添えさせていただきました。
【遊びに夢中の少女たち(参加者のみなさんも?)】
そして代表の阿部さんより贈り物の進呈。縄跳びや学用品、折り紙が贈られました。そしてその中の折り紙、長縄跳びを早速開封。折り紙をしたい子は室内、長縄跳びをしたい子は表に出て遊びました。炎天下の長縄跳びはなかなかハードでしたが、少女たちは元気一杯。跳んでは歓声、引っかかっても歓声の楽しいひとときになりました。一つ感心したのは、自分勝手な子がおらず、自分も遊びながらも盛んに周りに遊ぶよう勧めること。子どもたちに誘われ、参加者の皆さんも久しぶり(何十年ぶりに方も??)の長縄跳びで汗を流しました。
少女たちが遊ぶ庭の奥には池があります。これは少女たちの洗濯と水浴びの給水源です。「“この池の水で女の子たちが体を洗うんだよ”って写真見せてもうちの娘たちわかんないだろうなー」という声が参加者の方から漏れたのが印象的でした。日本の普通の家庭のお子さんでは想像がつかないのが普通だと思います。(その後日本人の方の支援で井戸が掘られました)
折り紙チームは参加者の皆さんを中心に輪になる形で熱心に思い思いの折り紙を製作。長縄跳びのような歓声は上がりませんが、皆夢中になっているのが分かります。中には鶴よりも複雑と思われる、花で飾られたハートマークや、カンボジアらしく蓮の花を作る子もいました。食事ができた頃にはさすがの長縄跳びチームも疲れていましたが、折り紙チームは夢中。子どもたちのみならず、参加者の皆さんまで、何度も「ご飯ですよ」と呼びに行かないと腰を上げないくらいでした。
【短くとも忘れられない時間】
昼食はテーブルと長椅子を並べて総勢70名以上のもの。スープと卵焼きのカンボジア家庭料理でした。普段は調理場横で食事をする彼女たちですが、屋根が小さく、雨が降ると止むまでご飯が食べられないのが難点だそうです。食事が終わった後、さっそく長縄跳びを再開する子どもたちがいたのはビックリしましたが、それほど気に入ったということでしょう。またデジタルカメラも大人気。参加者の皆さんのデジカメを使い、参加者の皆さんを囲んだり、少女たち同士お互いを撮ったり、これがフィルム時代だったら何回交換したかというくらいの大騒ぎでした。
楽しい時間は瞬く間に過ぎ、お別れの時間となりました。バスに群がって手を振る子どもたちに手を振り返す参加者の皆さん。一週間後にまたくる予定の私さえも胸が熱くなるものがありました。
【“NGO-労働組合国際協働フォーラム”について】
以下、参加者のお一人、連合愛知の籠橋葉子さんからいただいた説明です。
また、さらに詳しく知りたい方はこちらをご覧下さい。
http://www.jichiro.gr.jp/international_dept/kanpa/20040806_forum/index.htm
ツアーを主催した「NGO-労働組合国際協働フォーラム」は、NGOと労働組合が協働してミレニアム目標を達成することを目的としていますが、連合(労働組合のナショナルセンター)という組織の一員として考えた場合、労働組合の持つリソースの活用、スケールメリットを生かした社会への働きかけ、労働を通じたネットワークの利用などなど、労働組合として果たせる役割は少なくありません。グローバリゼーションの中での企業のCSR・・・ILOの中核的労働基準(結社の自由・団結権の保障、差別の撤廃、児童労働・強制労働の不使用)の遵守など、労働・人権という社会的な問題に対して、企業だけでなく労働組合やNGOも参画して進めていくことが重要です。今後その目的を実現する為に、試行錯誤しつつも自分たち組織の課題としてどれだけ本気で具体的な取り組みをするか、次第ではないかと思います。
次回は籠橋さんの感想を掲載させていただきます。海外のNGO視察は初めてということですが、連合愛知の一員として、労働者の権利や人権には精通した方でもあります。今回の訪問でどのようなことをお感じになったのでしょうか。是非ご覧下さい。
元気一杯の子どもたちが一人でも増えるように、みなさんの力を貸してください。↓
http://jicrc.org/pc/member/index.html