カンボジアだより シーライツ

国際子ども権利センターのカンボジアプロジェクト・スタッフによるカンボジアの子どもとプロジェクトについてのお便り

「ソンペアッ・プトゥン」

2009年01月30日 13時59分45秒 | Weblog
中学2年生、国語の教科書に載っている、カンボジアの結婚式にある「ソンペアッ・プトゥン」という儀式の由来についてのお話。以下、要約を読んで、ジェンダーの視点から分析してみましょう。

昔、孤児の男の子が4人で森を歩いていると、オッチャーに出会いました。このオッチャー*は、4人にそれぞれ秘術を教えました。1人目は泳ぐ術、2人目は弓道、3人目は死人を生き返らせる術、4人目は将来を占う術。4人はそれぞれの技術を習得して大人になり、オッチャーにお別れを言って、妻を探しに森を出ました。歩いていると、海に出ましたが、既に夜になってしましました。占いが出来る男は「明日何が起こるか占ってみて」と他の3人から頼まれて占ったところ、「明日大きなわしが国王の娘を運んでくる」とのことです。翌日になると、実際にわしが海の向こうの方から現れ、若い娘を運んでいます。弓道の出来る男は、早速わしを打ち落としましたが、娘も海の真ん中に落ちてしまいました。そこで、泳げる男が遠くまで海を渡り、娘を陸まで運んできました。でも残念ながら既に息絶えていたので、死人を生き返らせる術を習得した男が娘を蘇生しました。
4人全員が、生き返った娘と結婚したいと主張しました。議論に決着がつかないので、裁判官に判断してもらう事にしたところ、裁判官は次のように決定しました。蘇生できる男は娘の(①)に、占いが出来る男は娘の(②)に、泳げる男は娘の(③)に、弓道の出来る男は娘の(④)になるように。
男たちは裁判官の決定に合意する際に、この決定が将来も守られるよう裁判官にお願いしましたので、この「ソンペアッ・プトゥン」という儀式が始まりました。

1.( )の中に「父」「母」「兄弟姉妹」「夫」を入れてみましょう。どういう理由で夫が決められたかも考えてください。
2.ジェンダーの視点から分析すると、このお話には問題があります。例えば?
(正解は、最後)

*オッチャーとは、魔術師の事で、悪いことを企んでいる子ども、言う事を聞かない子どもに、「オッチャーの所に連れて行くよ」と言うと大抵の場合効果がある。

私がこれを読んでいて、まず、なぜ何の為に、この4人の男の子は森を歩いていたのか、そして彼らは孤児でなくてはならないのか、と疑問に感じました。また4人が国王の娘と結婚をしたいと主張し決着が着かなくなったとき、裁判にかける前に、国王の娘の意見は聞かないのか、とも疑問に感じました。「意思表明権」の侵害です!ネガティブなことばかり書きましたが、中学生の時、教科書に書かれた話を、今回のように違う視点から見たらもっと面白く読めたのになぁと思いました。ちなみに、私の答えは①母(蘇生=世話をする、看病をする=母というイメージからです) ②父(将来を見る=自分の子どもの道筋を正す=父というイメージからです) ③夫(泳いで助ける=守ってくれる存在=夫というイメージからです) ④兄弟(弓道=一つのものを狙い撃ちする、おやつの取り合い=兄弟というイメージからです)でした。

正解1.①母 ②父 ③夫 ④兄弟
正解2.国王の娘(女性)は決定権を持っていない。その他「これは問題だ!」と思われること、皆さんはありますか?

中川香須美さん:カンボジア国ジェンダー政策立案・制度強化支援計画プロジェクト
http://project.jica.go.jp/cambodia/0211055E0/index.html

カンボジアの教科書から見るジェンダー

2009年01月29日 15時36分39秒 | Weblog
先日、カンボジア女性省に派遣されているジェンダー専門家の中川香須美さんから、「カンボジアの教科書からみるジェンダー」と題するお話を聞く機会がありました。ENJJという、日本大使館・JICA・JBACとNGOとの連携で開催している「教育分科会・人権分科会有志の会」という集まりでの勉強会でした。
カンボジアの教科書にもジェンダーにも興味のある私は、期待をしていましたが、期待を裏切らない、期待を上回る貴重な時間でした。また、好きだったのは、聴講者参加型であったという事です。「ジェンダーとはなんですか?はい、シーライツの桜ちゃん」とさされた時には、ドキリとしましたが、発言をすることで、自分が分かっているのか分かっていないのかはっきりさせることが出来ました。

中川さんのお話は①ジェンダーって? ②ジェンダーと人権 ③カンボジアの教科書におけるジェンダーの3つから構成されていました。

まずは、ジェンダーとは何か。大事なのは、「ジェンダーは分かる」ものではなく、「気づくもの」であるという点です。わたしたちの社会を見る視点のひとつとして、男と女が同じ人間なのに同じように生活できないような社会的な構図を分析する時に役立つのがジェンダーの視点(「気づき」)です。社会に女性に対する差別というゆがみがあることを理解し、それを改革していこうという時に基礎となるのが「ジェンダーへの気づき」なのです。至るところで使用されるようになってきたジェンダーという用語は広い意味を持っていて、簡単には説明できません。一般的には、社会的な性差や性役割規範・社会的に作られた「女らしさ」「男らしさ」を意味します。ところが、カンボジアで「ジェンダー」という言葉を口にすると、意味するところは「妻・女性」という場合が多いそうです。プノンペンなど都市部では、ジェンダー=男女平等として使われることも多々そうです。

中川さんのお話は、ジェンダーと人権に移ります。ジェンダーと人権問題は紙一重です。
「男だから泣くな」「女は飲みに行くな」という概念について、泣きたい時や飲みに行きたい時は、男や女に関わらずあります。「男らしさ=男は泣いてはいけないもの」「女らしさ=お酒を飲んではいけないもの」という社会的固定概念から外れた人、あるいは、同じ固定概念をもっていない人も、世の中にはいます。でも、その社会的固定概念から外れた人というのは、社会的制裁を受ける事があります。例えばカンボジアでは、レイプされた女性は、女らしさを失った女性として扱われ、結婚が困難になるというのがその端的な例です。
社会的制裁を受けないために「女らしさ」「男らしさ」=「ふるまうべき姿」を教え込まれます。「ふるまうべき姿」を教え込まれることによって、「自分のやりたい事」「自分らしさ」が追求できずに、人権問題につながることがあり、ジェンダーと人権は関係しているのです。

カンボジアにおけるジェンダー(性役割規範)とはなにか、「女らしさ」<社会> しとやか、従順、奥ゆかしさ、貞操、<家庭> 両親・夫に従う、家事・家計の切り盛り、「男らしさ」<社会> 指導者、強い体力、女性を守る、<家庭> 家の長、仕事をして家族を支える、妻・娘を支える、これがカンボジアにおけるジェンダーです。一昔前の日本のようだと感じるのは私だけでしょうか?

以上のような、ジェンダーが、カンボジアではどのように作られるのか、それは、両親や教員などの周囲にいる大人、テレビや雑誌といったメディアの力によるものだそうです。またカンボジアには「女性の法(チュバップ・スレイ)」「男性の法(チュバップ・プロ)」という「女性・男性としての振る舞い方」が書かれている行動規範があり、小学校で教えられているそうです。子どもが多くの時間を過ごす学校教育はジェンダー形成に大きなインパクトを持っていると言えます。というのも、幼い頃に叩き込まれた考え方・振る舞い方を変えるのは困難です。自然と「ふるまうべき姿」に縛られてしまうのです。

カンボジアの教科書、中川さんが用いたのは、小中学校の国語と社会科の教科書です。
以下のようなイラストを想像してみてください。
まずは女性像についてです。
① 小学1年生、社会科の教科書:トイレを使用するのは男の子、掃除するのは女の子
② 小学2年生、社会科の教科書:両親の手伝いをする女の子
③ 中学2年生、社会科の教科書:洋服の整頓についてのイラスト
洗濯(女性)→整理整頓(女性)→着用(男性)
教科書に掲載されているイラストで掃除洗濯をしている様子は圧倒的に女性か少女が多いのです。洗濯・整理整頓は女性がするものだという概念が無意識のうちに固定化されます。
④ 小学5年生、国語の教科書にはまた、以下のような夫婦の会話が掲載されています。
夫「何をすれば、はやくお金が儲かるかな」
妻「もしあなたがやりたいと思うなら、商売でも織物でも、何でも私を使ってください。言われた通りにします。反論しません」
こういう文章を読むことによって、子どもたちの中に「妻は夫に従うものだ」という意識が植え付けられます。

次に男性像についてです。
① 小学1年生、社会科の教科書:危険な遊びをしないようにしましょう
木登り等をして遊んでいる子どものイラストはすべて男の子が描かれています。
② 小学4年生、国語の教科書:学校での体育と遊び
運動する子どものイラストはすべて男の子です。
③ 小学3年生、社会科の教科書:助け合いについて
友達を助けている子どものイラストは男の子です。
④ 小学2年生、社会科の教科書:友情と手伝い「優秀な生徒は他の生徒の勉強の手伝いをしましょう」
このイラストの中で、優秀な生徒として勉強を教えているのは男の子です。

このように「男の子らしさ」「女の子らしさ」が描かれているという問題がある一方、ジェンダーステレオタイプを改善する試みもされています。
中学1年生、社会科の教科書です。
チョンバー「みんなが一生懸命勉強したら、モデルクラスになれると思う」
ビボル(男子生徒)「教室をきれいにするべき。掃除は女子の仕事だから、女子にやっても
らおう」
ボパー「絵とか写真を飾って教室内をきれいにしよう」
ティアリー「どの意見もいいけれど、掃除については、全員に同じように義務があると思
う。男子だって女子と同じように掃除が出来るんだから、区別するのはおかしいと思う」
級長「もちろん!モデルクラスになるには色々な要因が必要だと思う。一部の生徒に義務があるのではなくて、みんなで義務を負担しなきゃ!」
ティアリーに拍手です。

中川香須美さん:カンボジア国ジェンダー政策立案・制度強化支援計画プロジェクト
http://project.jica.go.jp/cambodia/0211055E0/index.html


救える命を救いたい

2009年01月06日 16時27分03秒 | Weblog
突然ですが、クイズです。
日本で119に電話をかけて救急車が到着するまでの平均時間は何分でしょう?(答は最後)

今日はカンボジアの救急車についてです。私のプノンペン生活では移動と運動の為に自転車を買い、どこに行くにも自転車です。自転車の走る道は、車・バイクと同じ道路です。「危なくないの?」と思われる方いらっしゃるかもしれません。これが本当に危ないんです。常々心配しているのが多発している交通事故です。プノンペンでの道路は大通りだったら大体舗装されています。信号も以前に比べてだいぶ増えたそうです。舗装された道路には車線がかかれています。ところが、「赤信号=止まる」と理解している人は多くないようです。また、進行方向に関係なく、逆走も当たり前です。一方で、自転車で登校する子ども達や、有価物拾い(いわゆるくず拾い)で道端を歩く子ども達、物売りや物乞いの子ども達が目立つのは、車が走り、私も走る同じ路上です。気を付けていても、相方の不注意で事故に遭う時には遭ってしまうかもしれません。カンボジアにも救急車は走っていますが、担架を載せただけの患者輸送車でシステムも技術も適切でないために、「救命」が行える現状ではないそうです。以下、ある人からカンボジアの救急事情について聞いた話です。

 病院まで搬送するガソリン代(消防車に関しては水代も)を前払い出来なければ、緊急時に呼んだ救急車・消防車は帰ってしまうというのです。実際に、搬送されずに亡くなってしまう人は多いと聞きました。事故に遭って、2次災害で荷物をひったくられるなんていう事もあるそうです。払うお金のない人は、助からないという事でしょうか。命よりもお金なんだと思いました。仮に病院まで辿り着いても、医療設備が整っておらず、タイやベトナムの病院に移送されることが多いようです。その移送中に命を落とす人は多くいるのではないでしょうか。要は、きちんとした医療サービスを受ける前に、亡くなられる方が多いのです。日本で事故に遭っても助かる命が、ここでは助からない(助かる可能性が低い)という現実があります。加えて、救急車があるのは大都市のみ。人口1400万のうち、8割は救急車すら存在しない農村地域で生活しています。

カンボジアの新聞Khmer Newsによると昨年11月に報告を受けた交通事故数は計52回、(うち8回が飲酒運転によるもの)交通事故の多くは夜間に多発しているそうです。これらの事故によって、65台のバイク、23台の車、4台のトラックがダメージを受け、被害者数は、女性4人・男性13人が死亡、重傷54人、軽傷31人でした。(参考:Khmer News.Com: http://www.khmernews.com/view/traffic-accidents-kill-17-last/2434/)カンボジアの交通事故死亡率はASEANの中でワースト1位と言われています。その約70%がバイクによる事故、次に多いのが歩行者、そして、次が自転車による事故だそうです。

先日、カンボジア救急システム構築支援と救急システム改善の為に、2007年よりカンボジア政府やその他団体と連携を取りながら活動しているNPO法人TICO(Tokushima International Cooperation)による「救える命を救いたい―カンボジア国救急システム構築支援事業―」という勉強会に出席し、TICOがいるから事故に遭っても安心だと、ふと思いましたが、その前に事故に遭わないように(他人を巻き込んだ事故を起こさないように)気を付けようと思います。

クイズの答:約6分

TICOが実施している2つの事業「命を守るプロジェクト・貧困層の人々のための命を守るセーフティーネット強化事業」と「救助および救急搬送システム構築事業」については、こちらからご覧頂けます。
参照①:http://ticoftof.exblog.jp/8099221/   参照②:http://www.tico.or.jp/ 

写真は、自転車に乗って、信号待ちをしている際に撮影したものです。

SBPNメンバーと一緒に (子どもの権利・人身売買・児童労働に関する知識チェックシート)

2009年01月02日 12時33分26秒 | Weblog
先日、ベトナム・カンボジア国境付近にある農村地帯スバイリエン州のとある小学校を訪ねました。この小学校ではSBPN活動を定期的に(毎月1回)行っています。まず、SBPNとは何かということですが、SBPN=School Based Prevention Network、学校を拠点とした人身売買防止ネットワークの事です。このネットワークがどのような活動をしているかを簡単に説明させて頂きます。

1. シーライツのパートナー団体の現地NGOである、HCC(Healthcare Centre for Children)スタッフの指導のもと、学校にて、校長先生、先生、ネットワークの生徒を対象にワークショップを定期的に開催します。
※学校の選出方法:シーライツのSBPNプロジェクト実施にあたって、HCCが郡長、社会福祉省代表、教育省次長とのミーティングを開催し、情報を集めたあと、シーライツとの話し合いのもと、対象地域を決定します。出稼ぎや家庭内暴力を経験する家庭の多い集合村を選出し、集合村長と話し合いの結果、対象学校を決定します。
2. ワークショップでは、子どもの権利、人身売買斡旋業者の手口、児童労働、性的搾取、関連する法律などについて学びます。
3. のちに、ネットワークメンバーが、ワークショップで学んだことについて、自分たちの家族や友達に話し、意識啓発活動をします。
4. 学校だけでなく、学校のある地域全体の意識を変えて、人身売買などの子どもの権利侵害を未然に防ぐというものです。

今回スバイリエン州の小学校訪問した際、SBPNメンバーの小中学生、先生がこれまで学んできたことについての復習をしていました。その復習の際に、HCCスタッフが用いたものが以下のチェックシートです。○×式です。皆さんもぜひトライしてみてください!

チェックシート
1.子どもと女性の人身売買防止活動に参加したことがありますか? 
2.皮膚の色(白、黒)、障害、貧困に関わらず、平等である権利を子どもは持っています
3.子どもは1-18歳です
4.子どもは18歳未満です
5.子どもは1-17歳です
6.子どもの権利には5つあります
7.子どもの権利には7つあります
8.子どもの権利には4つあります
9.子どもの権利の4つは、生きる権利、参加する権利、守られる権利、発達する権利です
10.食べ物、住む所、着る物、健康があることは、生きる権利です
11.家庭内暴力、子どもの人身売買、性的搾取、児童労働、子どもを使った肉体労働をさせない事は保護される権利が守られています
12.政府や教育局、NGOが子どもを学校に行かせる事は子どもの成長する権利です
13.村評議委員が貧困家庭と話し合いをして、子どもを学校に行かせ、勉強できるようにするのは子どもの参加する権利です
14.児童労働は6種類あります
15.児童労働は3種類あります
16.児童労働は5種類あります。①最悪の形態の児童労働、②危険な労働、③危険の少ない労働、④軽い仕事、⑤小さい仕事
17.子どもが行う他人の家の水牛の世話、建設現場での土運びは子どもの仕事で、健康を害し、学校に通えない、発達を妨げるものです
18.子どもの仕事は、掃除、皿洗い、兄弟の世話などの家の仕事で、健康を害さず、学校に通って、発達を妨げないものです
19.人がある所からある所へ売られ、売られた先で鍵を閉められ、閉じ込められる。「自分の言う事を聞かないと売り飛ばす」と脅される。強制売春させられる。これは子どもと女性の人身売買です
20.子どもを捕まえて閉じ込めて、働かせて給料を払わないことは、子どもを搾取することです
21.「仕事をあげる」と約束して、恋人になったり、仲良くなったり、麻薬の使用などをする事は、騙される手口です
22.貧困家庭の子ども、知識のない人、家庭内暴力のある家庭の子どもは騙されやすく、連れて行かれ、カラオケや飲食店で働かされ、性的搾取に遭いやすいです
23.人身売買の被害に遭ったり、性的搾取された子どもは自分を責める傾向にあります
24.ある家族で家庭内暴力が起きているのに「家庭内暴力ではなく家族内の事だ」と言っているのは正しいことです
25.親が言う事を聞かせるために毎日子どもに暴力を振るうのは、子どものしつけであり、いい子に育てるためです
26.子どもと女性の人身売買に抗議・反対できるのは、権力者だけです
27.子どもと女性の人身売買は子ども・親・コミュニティー・NGO・国際NGO・政府全てが抗議・反対するべきものです

以上27項目が質問内容です。お答え出来ましたでしょうか?

以下が、回答です。
1○.2○.3×.4○.5○.6×.7×.8○.9○.10○.11○.12○.13○.14×.15×.16○.17×.18○.19○.20×.21○.22×.23○.24×.25×.26×.27○.
正解・不正解の数にこだわらず、みなさんの中で「へぇ知らなかった」「そうだったんだ」という新たな知識が得られたら、嬉しく思います。


最後に、ネットワークメンバーから「メンバー全員が活動をする為の教材(筆記用具やノート)や教材購入資金が足りずに、啓発活動が困難だった」という声が多数挙がっています。会員になって、学校を拠点とした人身売買防止ネットワークの活動支援をして下さいませんか?
シーライツ あなたにできること: http://www.c-rights.org/join/kaiin.html
シーライツ ホームページ: http://www.c-rights.org/

写真は、SBPNのワークショップでHCCスタッフが用いる教材の一部です。このような教材を使って、HCCスタッフが「この子どもたちは何をしていますか?」「子どもの権利が守られていますか?」「守られていないとしたら、それは、なぜですか?」といった質問を子どもたちに投げかけ、一緒に考えます。