黄昏叔父さんの独り言

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 当局の無線設備の変遷 アンテナ編 第7回 214F,CL6DXX

2016年12月14日 15時22分47秒 | アマチュア無線


 サイクル22のピークが過ぎて28MHz帯のコンディションが段々と落ち始めて来ると運用の主力と成った14MHz帯での7SDXの力不足を感じる様に成って来た。28MHz帯の運用は殆ど無くなったので此の周波数帯は捨てて14MHz帯と21MHz帯で7SDXの性能を凌ぐアンテナを探し始めた。対象と成ったのはクリエート社の214F(14,21MHz帯の5エレ、2バンド八木)と同社の714X(7,14,21MHz帯のトライバンダー)で有ったが甲乙付け難く最終的にDXをガンガン遣ってるハムショップの店長に相談したら「7MHzは既にAFA40を上げて居るんだから14MHZ~21MHz帯での特性での評価判断と成るので其れなら214F方を選択する方が良いのでは」と214Fを進められた。


 クリエート社の214Fはブーム長12.2m、最長エレメントは9.5m、回転半径が7.8mで14,21MHz帯で5エレ八木として働き7SDXよりはアンテナも大きく見るからに14と21MHz帯では飛びそうな感じで最終的に此のアンテナに決定して第一タワーには214Fを取り付け第二タワーには従来のAFA40の上に同じくクリエート社の50MHz帯用の7エレヤギのCL6DXXを取付けて固定局で50MHz帯の運用が確り運用出来る様にし7,14,21,50MHz帯のアンテナがビーム化された。此の時期にはWARC用の248Aは台風で壊れ1995年から2009年くらいまではWARC Bandのアンテナが無く18MHz帯と24MHz帯は運用を休止した。


 此れ等のアンテナシステムに変更する少し前に遅まき乍50MHzに興味を持ってCL6A(5エレ八木)やCL6DX(6エレヤギ)を持って移動に出掛けたりしたがCL6DXは移動先で組立ててアンテナポール7mH位を一人で立ち上げる状態で失敗し転倒させ見るも無残な姿に変わり果て「涙がポロリ」の状態にしてしまった苦い経験が有る。今思い返すと使用した大半のアンテナがクリエート社製だが此のメーカーに対抗するメーカーと言えば国内だとナガラだが私はアンテナに使用する部材は圧倒的にナガラの方が良いと思うのだが以前のナガラのマルチバンドビームは殆どがブームが短く此の点が私の信じる「同じエレメント数のアンテナならブームが長い程ゲインが確保出来る」の思いと違い選択出来なかった。

 

 クリエートのアンテナは全体的にエレメントパイプも細く頑丈さではナガラに一歩劣る感が有るが此れも考えようで私の様に直ぐに性能的に我慢が出来なく成って短期間で(4~5年)交換する者にはナガラの様な頑丈なアンテナは必要なく価格的にも購入し易いクリエート社の選択も間違ってはいない感じで八木アンテナの基本的な各エレメント間隔に忠実なロングジョンアンテナの品種の多さや各局の使用目的に対応した品種の多さは他社に無い特徴と成っている。反面ナガラ社のアンテナは全体的に都会地などの設置する場所が狭い所やアンテナを長期に渡って使用したい方には安心して使用出来るアンテナの様に思う。



 



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