黄昏叔父さんの独り言

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 星取り表の必要性

2016年10月13日 16時05分50秒 | アマチュア無線


      



 最近の大型DXペディションと成ると最短でも一週間程度の期間で難易度の高い離島等への大掛かりな物に成ると20日間以上の物も少なく無い。運用期間が長ければ長い程に交信のチャンスは広がる筈で最近の全周波数帯で全てのモードでの運用が成されると交信回数のチャンスは15回以上にも及ぶ今回のT31T(Central Kiribati)のDXペディションの場合は幾らコンディションの悪い中と言え距離的に近い事と伝播上の問題も少ないので私の様な局でも熱心に追っ掛けをすると12~13回の交信は可能な状況にある。


 通常の運用の場合は一度交信した数日後に再び呼掛けてQSOに成っても余り問題は無いと思うのだがDXペディションの場合は限られた期間内で如何に数多くの局にNewを提供出来るか?を目標に運用して居る為に同じ周波数帯で同じモードの交信は基本的にNGで有る。処がシステムに自信のある局で「飛んでるチェック」で確信犯的に重複交信をする局が有ったり沢山QSOをして居て不注意で気付かずダブりのQSOに至るケースは少なく無いし私も経験が有る。其れ以外では大パイルの中で交信出来た様だが絶対的な確信が持て無い場合には「保険QSO」と言われる重複交信も結構有ったが最近の大掛かりなDXペディションにはオンラインログ機能が有りリアルタイムでは無いが数日後にインターネットログで自局との交信が成立したか否かは?確認出来るシステムが出来上がって居るので保険QSOと言われる物は幾分か少なく成って居るのではと思う。


 確かに十数回に及ぶ交信回数と成ると完全に頭の中にデーターを記憶出来ないので私は通常時は呼掛ける前に自分のハムログで相手方のコールサインを打ち込み過去の交信履歴で重複か否かをチェックする訳だがDXクラスターの情報を利用したリアルタイムの運用をして居ると数分間の中で周波数の切換やモードの切換を何回も行って追従する中でコンピューターログの画面の切替える時間や交信履歴をチェックする短い時間が凄くタイムロスに成る感じがする。何故なら目的局の信号を見付けたりクラスター情報で知った相手局を呼掛けるまでの其の1~2秒間で交信の成否が決定する事が多々有るからだ。だからと言って重複覚悟での交信に臨む事は出来ないので自称「星取り表」と言う写真の様な簡易な表を作り机の上の透明シートに潜ませて局別の周波数帯とモード別の交信実績を黒丸で表示し呼掛け動作中でも瞬時に解り易く判断出来る様にして居る。特に今回の様に同じ南太平洋方面からの多数局の運用が有る場合には聞える時間帯も保々同じなので慌しい運用が多く成り私の場合はこの様な星取り表は必須であり交信に成功し白い部分に黒丸を入れる時が一番の至福の時間と成る。



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