今日もジャンク置き場の整理をしていたら写真のアンテナ・チューナーが出て来た。私は購入した覚えがないので多分、ジャンク品を貰いに行き引き取った物の中に有った様だ。念の為に天板を取り外したら内部は決構確りした部品を使用している。
何かに使用できないか?と考えて居たら良い考えが思い付いた。現在構想中のアンプの入力同調回路に使えるのでは?との考え、通常のアンプの入力同調回路は小型のボビンに巻かれたコイルに固定コンデンサーをπ型に組んでボビンのコアの出し入れで祖調整をする形式が多く使われている。今回のアンプの構想は出力側はバリエルとバキューム・コンデンサーを使用するので入、出回路を同時に切替えるバンド・スイッチ(特に出力側のバンド切替はバリエルを可変させる為に)と成るロータリースイッチが要らない為に周波数切替は入力側だけで良い事に成る。其れなら小型のボビンのゴチャゴチャした配線寄りはスッキリ出来るしマッチングも最良点で取れるので選択肢は間違いでない様に思える。ただ此のアンテナ・チューナーは1.9Mhz,10Mhz,18Mhz,24Mhz帯のバンド対応が無いのでロータリー・スイッチを交換して1,9Mhz帯はコイルを追加してオール・バンド化に改造しようと思って居る。色々な部品の拾い出しをして行く中で色んな考えや構想が出来上がって行く段階は非常に楽しく結構充実感を感じている。