昨日は5月に入って初めての『生き生き100歳体操』の集まりに参加した。本来なら5月2日が木曜日であったので此の日が今月の最初の集まりだったのだが此の日はゴールデン・ウィークの真っただ中、メンバーの子供達や其の家族が帰省中などで皆さん何かと忙しい事や何より此の地区は農業地帯で兼業農家が多く、然も此の阿南市は全国的に見ても『早場米の産地』で休みが続く此の時期は各農家は挙って田植えを行う事から此の日は休む事に成って居た。
此の集まりが始まって3年目にも成ると参加者(13人程)は定着して居て2週間振りに皆さんと御会いすると色んな話が弾む・・・・・・最初は世間の義理での御付き合いの心算で参加したが現在の私の中では一つの楽しみと成って居る。
私は元々、此の在所の生まれでは無く、川向の隣町の生まれで所謂『来たり人』農家の三男坊で何時かは新宅(分家)する身で有った事と独身時代からの『アマチュア無線狂い』が高じて無線を思い切り楽しめる場所としての条件や環境が整って居たので最終的に此の所縁の無い場所で居住する事に成った。私が此の地で生活を始めても現役時代は仕事で忙しく地域との『お付き合い』は家内任せで有ったので地域住民の皆さんとは御会いすると朝夕の挨拶をする程度でゆっくりと話をする機会も無かったが、退職後に社会とのふれあいが極端に少なく成って来た事が影響したのか?最近は此の集まりに参加する事が楽しみに成って来て其れが休みで2週間振りと成ると尚更と成る。参加人の中で男性は2人だけ、此の様な集まりには男性で無ければ難しい力仕事が必要な時も有り重宝されるので居心地が良いのか、良く解らないが?世間との接点が段々と薄れて行く身には有りがたがられるのは嫌な事では無く最近は此の日を楽しみに待つ様に成って来た。
此れは地域行政が始めた『生き生き100歳体操の集まり』の目的である現在、段々と薄れつつ有る地域での人との関わりを良くする為に地域単位で高齢者のグループを作り毎週の体操を行い乍ら出来るだけ体力の衰えを押さえて要介護に至る年齢を押し上げたり地域単位での御年寄の連帯や見守り、昔で云う処の『隣組』的な運動の様に思え、其処に喜んで参加する人が13人もいる事は良い事の様に思われる。
今回は『お世話センター』から2名の女性が医療測定器を持ち込んで来られて参加者各人の『血管と骨に関する年齢度チェック』を行って頂き其々の結果で可成り盛り上がって居た。因みに私の測定結果は標準値内(年齢相応値)には収まっては居た物の私が事前予想していた状態(特に骨に関する数値)とは相違が有ったので今後は此れを補う為の食生活を心掛けようと思った。