今回の北海道旅行は当初の計画より急遽変更した1泊多い9泊10日の旅と成り昨日に徳島に帰って来ました。家内の実姉が80歳を迎え(家内とは14歳違い)元気な内にもう一回、「北海道に行きたい!」の思いが在って其れを実現する為に今回の北海道旅行と成りました。義兄夫婦は会社を経営して居り取引先の招待で北海道は2度程、訪れた様だが其れは札幌近郊の観光スポットを廻った程度で道央や道東の観光旅行は出来て居なかった様であった。
前記の如く一番年上の姉と一番下の家内との年齢差は姉妹としては大きく、然も家内の両親がh天国に旅立った後には義兄夫婦は親代わりとして私達家族を色んな面でサポート戴き、特に私達の子供達を孫の様に可愛がってくれて子供の頃は姉夫婦の家に入り浸って居ました。後に長女が大学を卒業した後に健康を害し1年間に渡り進路に迷った段階では「此れからの世の中は女性が仕事を持ち、自活出来る事が一番重要、其の為には世間に通用する資格を取る事が一番で経済的な問題は心配するな、私達が全面的にバックアップする。思い切って地方で無く取得確率の高い東京の有名学校に進学させろ!」と経済的理由で尻込みして居た私達夫婦に東京の学校への4年間の進学を強く勧めてくれて私達も漸く思い切る事が出来た。最終的に学費は私が再就職して賄ったが此の時の強い助言が無かったら多分、長女の今の人生は無かった筈で私達親子共々今でも感謝して居る。又、私が仕事をリタイアして全国行脚をした2009年~2014年間は仕事を持って居た家内が同行出来ないのは可哀想と1~2ヶ月に1回程度、一泊の温泉旅行に連れ出してくれて居た。(多分此の事が無かったら私の勝って気侭な一人旅も出来なかったに違い無い)
残念な事に数年前に義兄が先に天国に旅立ち、姉一人の身と成ってからは、旅行に出辛く成った姉に恩返しをするなら此の時と3人の旅グループを結成し、最初は近隣の一泊旅行から始まり、其の後に四国、中国、近畿、北陸、信州方面への旅行と進展、其れに伴い宿泊数も徐々に増えて行った。私が過去に国内を旅して良かったと思えるベスト3は、「北海道、長野県、沖縄県」で義姉は昨年に次男の招待で沖縄旅行を既に満喫して居たので今年の五月に私達と信州を旅行し、今回は残りの北海道旅行の運びと成った。当初は2週間の道内滞在の予定で在ったが義姉の体力的な心配から船中泊2日を含む8泊9日の予定で在ったが最終的に今回は9泊10日の旅と成った。
北海道の旅行中は幸いに大きい雨が降る事なく、順調な旅行と成ったが標高のある美幌峠、摩周湖、知床峠(日を変えて其々2度チャレンジ)は濃霧に寄り全く視界が無い状態で非常に残念な結果と成った。半面、美瑛や富良野方面の花々は今回は態々訪問日程を遅らせた結果、保々、最盛期の花々の状態で見事な咲きっぷりを堪能する事が出来たが、ただ残念ながら小清水原生花園だけは殆どの花の最盛期は終了して居り非常に寂しい状態で在った。
昨日、我家に帰り着き、玄関扉を開けたら部屋が少しカビ臭い状態で北海道の、あの快適な空気間とは違い梅雨最終段階の四国に戻った事を実感、夢の様な日々から漸く現実の世界に戻った事を実感した。