今日は朝から抜群の青空が見られ絶好の行楽日和と成った。先週辺りから家内が「紅葉を見に行こう」と頻りに言って居たので未だ一寸早過ぎるのでは?と思いながらも昨年に行った高地県馬路村の魚梁瀬(やなせ)の渓谷に出掛ける事にした。我家を10時頃に出発して海陽町から高知県の東洋町に入り野根から山道に入り四郎ケ野峠を越えて北川村へ同村の二又から奥深い山道を魚梁瀬へと向かった。
魚梁瀬の中心地の丸山公園で昼食(最初の写真)此の広場の紅葉状態を見て紅葉時期には早過ぎた事は解かったが折角来たので車で行ける一番奥まで進む事にして上段4枚目の写真のキャンプ施設の有る公園まで進んだが紅葉して居るのは極一部で紅葉本番は10日以上、後の様に思われた。此の場所は魚梁瀬の町筋から15Km程山奥に入った場所で此の間、車の対向も無く最後の2.5Kmは可也の悪路で一般行楽客が訪れる様な場所では無く行くには可也大変な場所であった。
然し其れだけ山深い場所なので人家は全く無く渓流を流れる水の透明度は3m位の深さの淵の底石が1個1個見分けられる程で素晴らしい物であった。以前に兄の環境計測の仕事の手伝いで何年間か徳島県の那賀川水系の水質検査をして居たが此処まで透明度が有る水を見た事が無く驚いて仕舞った。紅葉は期待外れで往復270Kmの道程も大変だったが此の自然界の清流を見れただけでも値打ちが有ったと言う物、出来れば10日後位の紅葉最盛期に再び訪れたいと思って居る。