黄昏叔父さんの独り言

 アマチュア無線と何でも有りのブログ

様似郡様似町での移動運用 (2014/06/28~29)

2014年09月01日 15時27分39秒 | アマチュア無線 移動運用

 


 襟裳岬の観光をした後、西側の隣町の様似町に向かった。此の町は2009年に移動運用したが北海道内では比較的QRVの少ない所、其の後も此の地からの運用局を余り聞いた事が無かったので再び立寄って運用する事にした。襟裳国道(336号線)の冬島の港を少し過ぎた所を右折して緩やかな坂を上ると直ぐにアポイ山荘が在り其の侭、奥に進むと最初の写真の場所に到着、此の場所は2009年の8月に運用した場所で既に5年の歳月が流れていたが景色は全く変わって居なかった。昼間の写真だと何の変哲も無い場所に見えるが?夜に成ると辺りは明かり一つ見えない漆黒の闇に包まれ如何にも熊が生息してる様な雰囲気と合わせて非常に不気味な感じがする場所と成る。



 最初の予定では此の場所からの運用を予定していたが奥に続く道が整備されて居たので奥に進む事にした。写真の場所から7~8Km進んだが段々と山間に進むに従い路面の落石状態や枯れ枝の散乱状況から余り車の乗入れが無い事を知り何かトラブルが発生すると対応に困ると考え引き返した道幅の広い場所に車を停車させ運用する事にした。運用場所は北緯 42度08分56秒91 東経 143度00分15秒81辺り、とにかく寂しい所で翌日の9時頃まで滞在したが其の間に1台の車の通過も無く勿論人との出会いも無かった。

 

 運用は28日の18:35~21:50JSTと翌朝の03:27~05:37JSTに7MHz帯で運用、総交信数160局に終わっている。結構運用時間は割いて居る割に交信局数は伸びていない。此の6年間で全都道府県から運用したが北海道内からの運用時は他の場所からの運用と違い電波伝搬が一味違い別物、特に西日本(3,4,5,6エリヤ)との交信には苦労する。特に朝方のコンディションが特殊で早朝は03:30JST頃から聞え始めるが07:00JST頃からコンディションが落ち始め 通常アマチュア局が聞き始める時間帯に(07時頃から)状態が悪くなる為に朝方の交信局数が伸びない事が大きな要因に成って居ると思われる。


 最後の写真は朝方に立寄った「アポイ山荘」前回も立寄って此の施設の人々の「サービス精神」についてブログに書いたが今回も気持ちの良い挨拶と接客を受けた。山荘の温泉設備も良く運用後の疲れを取り至福の時間を過ごした。