黄昏叔父さんの独り言

 アマチュア無線と何でも有りのブログ

最近の24MHzのコンディション

2013年03月09日 19時45分29秒 | 日記


 今年の3月に入ってから時々夕方の日没前後に24MHz帯を聞く様になった。プチアワードの開始から海外の信号を聞く事は余り無かったが3月に入った頃からプチが進まなく成ったので空いた時間を24MHzで運用する事にした。時期的には少し早いかなと思いながらビームを北西に向け3月4日頃から「CQ DX」を叫び始めた。3月4日はヨーロッパが2局呼んできたが直ぐフェード・アウトし3月6日は5局が呼んで来て交信、6月7日は8局が呼んで来た。この日はイギリスも2局が強く入感して59~59で交信出来た。今日はバンド全体が静かな感じで如何かな?と思ったがCQを出したらRX3ZW,YO9APK,LZ1NT,US8QQの4局が呼んで来て20分間くらいを掛けて交信した。


 私は24MHzは1990年のバンドが解放された当初から運用を始め現在までに5031局と交信しているが国内が736局で大半が海外との交信で有る(全体の85%)周波数が高いので国内が開けるチャンスと運用する局が少ないので この数字になるのだと思うが結構楽しい周波数帯で有る。アンテナでゲインが稼げるし何より良いのが運用する局が少なく国内がスキップ状態に成り易いので無茶苦茶な私の英語の交信を聞かれる事も無く、安心して運用できる事、加えてコンディションが急激に変化し易いのでロングQSOには向かないのでラバースタンプの会話で交信が出来る。相手が複雑な話をして来て困ればコンディションを理由にファイナルを遅れば終わり コンディションが開ければ簡単に海外と交信出来る等、長所も有るが1年間を通じてコンディションが開ける期間が短く開けても14MHzや21MHzの様な安定感が無い事である。

 

 全体的には21Mhz帯よりも28MHz帯に近い感じで私が一番気に入っているのは雑魚のJAがCQを出しても多くの海外の方が呼んでくれる事、この確率は可也高い。今日辺りは国内のクラスターにハイバンドの運用状況が書込み始められた。早朝は北米からカリブ海方面が聞え、夕方はヨーロッパ方面のパスが開ける。国内のコンディションは5月の連休後からと思うが一度コンディションが開けると電波が良く飛ぶので面白い周波数帯で有る。


 下北半島からの運用始まる

2013年03月09日 13時42分17秒 | 日記

 今日の午前中に待ちに待った下北半島の佐井村からQRVが有った。私は気付くのが少し遅れた07:39JSTに交信する事が出来たが信号は想像したより幾分弱めで有った。一週間前には低気圧による吹雪で大変な様子がテレビ等で報道されて居たので暫くは移動運用は無理と思っていたが?予想外の展開、今回の移動運用の情報は水面下で全国に流れて居た様だが私には其の様な伝手が無かったので全然知らなかった。午前中の運用中のアナウンスで大間町と風間浦村からも運用する事を表明していたので明日も終日在宅を覚悟し無線機の前で過ごす事に成ろう。


 昼から大間町から運用が始まったが連日の7MHz帯の正午前後の1~2時間はコンディションが低下する傾向に有り11時頃からバンド全体にノイズぽっく成りコンディションは下がり始めた。大間からの運用に気付いたのは13時頃であったと思うがJN7FZV/7の信号を見付けた時はQSBが有り時々、ノイズの中に埋もれる感じ、まさにDXで言う処のカリブ海からの信号の様であった。祈る様な気持ちで聞いていたら13時15分頃から深いQSBは有るものの相手の送信内容が確実に解る様に成り呼び始めてから3順目の最後尾にリストに入れ幸運にも順番待ちの段階で相手の信号も浮き上がって来て無事13:20JSTに交信する事が出来た。

 

 其れにしても 相変わらずゴチャゴチャ合間に割り込む第三者の声、如何にか成らないのだろうか?誤解を受けるかも知れないが珍しい所に移動運用に行けば呼び倒しや、妨害、嫌がらせは付きまとう物、多分本人も覚悟で行っていると思うし運用中の本人が頼んでもいないのに関係無い第三者が彼是と言う事は慎むべきで有ろう。しかも其の大半は50W局、其の程度ではパイルの中の問題有る局をコントロールする事は出来ない事を知るべき、自分は制御してる心算でも結果的に運用者に混信を与える結果と成る。本人は解らないと思って居ても毎日無線を聞いていると全て誰かは解るはず、言いたい気持ちは理解出来るが其の行動が更なる混信を招いている事を理解しなければ成らない。また運用者もこれ等の局にハッキリと「でしゃばるな!」と自分の意思を示すべきでないだろうか?


 今回の事は別にして最近の移動局の運用を聞いているとロングコールや呼び倒しに対して運用者が其の事態をコントロール出来ていない。呼び手側にも問題は有るが運用者が確りコントロール出来なければ泥沼状態に成る事は必至、確りそこらをアナウンスする必要が有る。そして一番大事な事は交信の早さよりも1回の送信後に必ず1局をピックアップ出来る様にする事、呼び倒しの最大の原因は呼び手側の交信出来るかどうかの?疑心暗鬼より始まる。スピードは遅くても送信毎に呼ぶ局を毎回ピックアップされると呼び手側には「待てば交信出来る」と言う安心感と成り其れが相乗効果と成って運用にリズムが出来る。其れとリスト方式でQSOを進める場合はリストの取り始めと終了を定期的に明確にする。リストアップされた最後の局の段階で次のタイミングでリストを取る旨と途中で呼ぶ局が有る場合にはリストに寄る交信中で有る事をアナウンスすべき、第三者に其の事をアナウンスされる様では本末転倒で有ろう。とにかく如何なる場合でも自分が主導権を持って運用すべきと私は考えているし其処が移動運用の醍醐味だと私は思うのだが・・・・


 条件の悪い中、困難な場所に移動運用して戴いた御陰様で下北も風間浦村を残すのみ明日交信出来れば残りは全て九州の南に有る離島に成る。