今年の3月に入ってから時々夕方の日没前後に24MHz帯を聞く様になった。プチアワードの開始から海外の信号を聞く事は余り無かったが3月に入った頃からプチが進まなく成ったので空いた時間を24MHzで運用する事にした。時期的には少し早いかなと思いながらビームを北西に向け3月4日頃から「CQ DX」を叫び始めた。3月4日はヨーロッパが2局呼んできたが直ぐフェード・アウトし3月6日は5局が呼んで来て交信、6月7日は8局が呼んで来た。この日はイギリスも2局が強く入感して59~59で交信出来た。今日はバンド全体が静かな感じで如何かな?と思ったがCQを出したらRX3ZW,YO9APK,LZ1NT,US8QQの4局が呼んで来て20分間くらいを掛けて交信した。
私は24MHzは1990年のバンドが解放された当初から運用を始め現在までに5031局と交信しているが国内が736局で大半が海外との交信で有る(全体の85%)周波数が高いので国内が開けるチャンスと運用する局が少ないので この数字になるのだと思うが結構楽しい周波数帯で有る。アンテナでゲインが稼げるし何より良いのが運用する局が少なく国内がスキップ状態に成り易いので無茶苦茶な私の英語の交信を聞かれる事も無く、安心して運用できる事、加えてコンディションが急激に変化し易いのでロングQSOには向かないのでラバースタンプの会話で交信が出来る。相手が複雑な話をして来て困ればコンディションを理由にファイナルを遅れば終わり コンディションが開ければ簡単に海外と交信出来る等、長所も有るが1年間を通じてコンディションが開ける期間が短く開けても14MHzや21MHzの様な安定感が無い事である。
全体的には21Mhz帯よりも28MHz帯に近い感じで私が一番気に入っているのは雑魚のJAがCQを出しても多くの海外の方が呼んでくれる事、この確率は可也高い。今日辺りは国内のクラスターにハイバンドの運用状況が書込み始められた。早朝は北米からカリブ海方面が聞え、夕方はヨーロッパ方面のパスが開ける。国内のコンディションは5月の連休後からと思うが一度コンディションが開けると電波が良く飛ぶので面白い周波数帯で有る。