西安旅行 その3で書いた謎の漢字ですが、
他の場所にもありました。
これは乾陵で昼食を取った食堂の壁に有った看板です。
ますます、謎が深まるばかりです。
そして、買い物をしに先日の夜市の場所に行ってみると
別の所にもこんな看板が吊してありました。
店の前にもあります。
中国語の面は日本語の麺のことです。麺料理だと言うことは分かります。
思い切ってメニューを指して注文してみました。
そして分かったのが、これは「ビアンビアンミエン」と発音すると言うことです。
するとやおら小さい塊の麺を棒で少し伸ばして
5 x 20 cm位にしたかと思うと、
両端をもって上下に振って伸ばしていくのです。
そう!
日本語で、こういう風にゴムひもなどを上下に振るとき「ビョンビョン」って言いますね。
まさかの擬態語だったのです。
(これは私の説です。ちなみに中国語には擬態語はほとんどありません
と教科書には説明されていますが、往復ビンタの時、「ピャーピャー」
と言ったりするので、私は辞書にも無い擬態語や擬音語が結構有るのでは?
と思っています。)
こうやって両手一杯に伸ばした麺を2本釜に入れてゆがきます。
そうして出来上がった「ビアンビアンミエン」がこれです。
麺を持ち上げると、この通り。
味は少しピリ辛ですが、日本人にも合うおいしさでした。
なんか、こんなうどんなら日本にも有ったような気がします。
ホテルに戻って、"biang biang"で検索したら一発で出てきました。
ここでは、饼饼が語源と書いてありますが、日本人がみたら擬態語で決まりです。w
先の看板のように面が付いていなくても同じものを指すようです。
そして、極めつきは「中国の陝西省で一般的な幅広の麵」とか
「具のないものは田舎に住む貧民の食事であったが、
近年ではその風変わりな名前や表記から脚光を浴び、
西安市などの都市でも提供されるようになった。」
と書いてあるではありませんか。
だったら、西安に来たら一度は食べた方が良いかも知れません。
というのも、これほど西安独特の食べ物なのに、
どのガイドブックにも触れられていなかったからです。
例によって、中国でツイッターは使えませんので、突っ込みはコメント欄にお願いします。